Twitterの3時間300postレート制限、Androidの主要Twitterアプリの対応状況
Twitterの、POSTエンドポイントに対する新たなレート制限の実施時期(2018年10月22日)が迫ってきました。このレート制限はアプリごとにツイートの投稿やフォローなどが可能な回数を制限するもので、Twitterアプリとしては致命的なものです。
これを解除するためには開発者申請および制限解除申請が必要となります。Androidで人気のTwitterアプリについて、その対応状況を調べてみました。
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3時間300postのレート制限
この新たなレート制限はアプリごとにツイートの投稿やフォローなどが可能な回数を制限するもので、スパム行為などを防ぐために実施されます。ユーザーごとにではなくアプリごとの実施となるため、制限回数は同じアプリを使っているユーザーで共有となります。具体的な回数は以下のとおりです。
- ツイートおよびリツイート(合算値):3時間で300件
- いいね:24時間で1000件
- フォロー:24時間で1000件
- ダイレクトメッセージ:24時間で15,000件
この制限がそのまま実施されれば、公式以外の一般的なTwitterアプリはほぼ壊滅となります。単純計算で300人が使っているアプリは3時間あたり1人1回ツイートしたら終わりなのですから。
この制限を解除するには、Twitterにそれを申請して承認される必要があります。制限は当初9月10日からと案内されていましたが9月頭に延期され10月22日となりました。その後、解除申請が通ったという話も聞きますので、これ以上の延期はないと見られます。
人気のTwitterアプリの対応状況
Androidの人気Twitterアプリについて、いくつか対応状況を調べてみました。
Tweecha
開発者申請がなかなか通らなかったようですが、10月13日に解除申請。現在はその結果待ち。
I would like to apply for elevated POST limits 申請してきた!あとは結果まちだ!ちゃんと通ってくれることを願う!
— sinYa IWASAKI (スィン) (@iam_o_sin) 2018年10月13日
10月16日に解除申請が通りました。
Confirmed: Your app has been granted elevated POST access!
Tweecha および Txiicha の API拡張利用申請やっと通りました!
10月22日以降もご利用いただけるはずです!ちなみに、API利用が少ないアプリを申請すると「そんな使ってないないやん」っていう返答(3枚目)が来ます。 pic.twitter.com/zCC6QfrvVD
— sinYa IWASAKI (スィン) (@iam_o_sin) 2018年10月16日
ついっとぺーん
解除申請が通り、問題なし。
新レートリミット(POST)制限の解除申請が通りました!新レートリミットが開始される10/22以降も安心してTwitPaneをご利用いただけます!! pic.twitter.com/KY1KCpqjxl
— 竹内裕昭 (@takke) 2018年9月12日
twitcle plus
解除申請が通り、問題なし。
【お知らせ】Twitter社が導入を予定している新しいレート制限の解除申請が承認されました。10月22日以降もこれまで通り当アプリを使用する事が出来ます。
— twitcle (@twitcle_app) 2018年9月13日
SobaCha/MateCha
解除申請が通り、問題なし。
この度、10/22から施行されるTwitter社の「1アプリ利用者全員が共有する300post制限」の「例外申請」にSobaCha/MateChaが通りました。今後もこれまで通りSobaCha/MateChaをお使いいただけます。 pic.twitter.com/rK0kTpOtyr
— わかめそば (@wakamesoba98) 2018年9月12日
twicca
特に案内なし。
ツイタマ
申請するとのこと。その後の状況は特に案内なし。
申請はしますが、コレばかりはTwitterの意向次第なので、こちらは待つだけですね。
— ソフタマ (@softama) 2018年8月16日
びよーんったー/Absolutter
解除申請が通り、問題なし。
【お知らせ・拡散希望】びよんおよびAbsolutterのPOST制限解除申請が通りましたのでお知らせ致します.これにより10/22以降も今まで通りご利用頂けます.
一点注意ですが,アプリのバックアップにより昔のViaを利用しており,統合前のキーを利用されている場合はお手数ですが再認証をお願い致します pic.twitter.com/TpvC5o86x5— ヾ(๑╹◡╹)ノoO(みや㌠) (@ABS104a) 2018年9月14日
Janetter
特に案内なし。
ただし、新しいダイレクトメッセージAPIに対応などアップデートは続けられているので、おそらく今後も使い続けられるかと。
Talon for Twitter
特に案内なし。
10月22日、どうなるのか
UserStream停止を乗り越え、現在も開発が続けられているアプリはだいたい申請してそれが通っているようです。(どれも9月11日あたりに申請が通っているので、おそらくまとめて審査もしくは通知が行われているのだと思います。)
ただ、もう何年もアプリの更新が行われておらず、今回の制限についても特に案内のないアプリについては心配が残ります。とくにtwiccaのように未だにユーザー数がかなり多いアプリについては、制限が開始される10月22日に何かしら混乱が起きるのではと不安です。
さて、どうなるんでしょうね。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。