画像形式の1つ「gif」にはパラパラ漫画のように画像が切り替わって動くアニメGIFというものがあります。通常KLWPではこの形式を扱う事はできないのですが、特定の条件下で表示することができるようになります。いわゆる隠し機能であり、正式な機能ではないのですが、使ってみると案外面白いものです。
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アニメGIFの使い方
基本的には下記ブログに書いてあるので、こちらも参照してください。
1. コードをコピーする
まずは以下のコードをコピーします。
##KUSTOMCLIP## { "clip_version": 1, "clip_cut": [], "clip_modules": [ { "internal_type": "MovieModule" } ] } ##KUSTOMCLIP##
普通にテキストをコピーするのと同じです。
2. Root階層に貼り付ける
コピーした状態でKLWPのレイヤー画面を開くと、右上に貼り付けボタンが表示されています。それをタップすると「動く画像」というアイテムが追加されます。(これは一番上のRoot階層でのみ貼り付けられます。「グループ化(並べる)」などの中には置けません。)
「動く画像」が基本的には「画像」と同じように扱えます。ただしアニメGIF画像を扱うことができます。設定項目に「モード」が加わっていますが、これは現状では設定画面内でアニメGIFのアニメーションを動かすかどうかでしかありません。「停止」にするとプレビューで停まります。実際の壁紙では普通に動きます。
たったこれだけです。この方法を使うとアニメGIF画像をKLWPでも動かすことができます。
注意点
アニメGIFについては、いくつかの注意点があります。
- あくまで隠し機能、テスト段階
- Root(一番上の階層)にしか設定できない
- アニメGIF画像は重いものがあるので、ものによってはスマホの動作が不安定になったりする可能性も
制約はありますが、これまでにない表現もできると思うので、面白いですね。
KLWPでアニメGIFを扱えるというのは、実はかなり前からできています。とは言ってもベータ版での話ですが、2016年5月6日のv3.16b612713betaから扱えるようになっているようです。
今では通常版でも最初のコードを貼り付ければ使えるようになっています。ベータ版のときは紹介するつもりはなかったのですが、通常版でも(隠し機能ですが)できると知って紹介することにしました。
しかし、最初のベータ版への実装から2年近くが経っていますが、未だに隠し機能のままです。確かにいろいろ問題はありそうですが、正式に使えるようになる日は来るんでしょうかね?