Androidアプリを自由にインストールできて、タッチも操作できるスマートテレビが欲しい……。ガジェット好きなら一度は考えたことのあるロマンです。
今回はそのロマンを実現した「KTC MEGAPAD A32Q7MAX」をレビューします。ジャンル上はスマートモニターに分類され、なんとGoogle TV(Android TV OS)ではなく、スマートフォンやタブレットと同じ通常のAndroid OSがプリインストールされており、Google Playのアプリがそのまま使えてしまいます。
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目次
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32インチのビッグサイズで部屋中を移動できる!
KTC MEGAPAD A32Q7MAXは32インチの大画面を誇るスマートモニターです。大画面なだけではなく、4K解像度、10点の同時タッチに対応、Android 13搭載とロマン満載。
32インチにもなると、もはやモニターよりもテレビの印象です。YouTube動画を見るだけでも迫力があります。
本機の魅力は大画面だけではありません。スタンドにキャスターが内蔵されており、部屋中どこでも自由に移動できるのが最大の魅力です。キャスターがスムーズに動くため、32インチという大きさの割には移動しやすいです。
朝起きてキッチンで朝食を作りながらニュースをチェック、その後は自室に運びPCのサブモニターに、友人が来たのでSwitch 2のモニターにして一緒に遊ぶ、寝る前はベッドサイドで動画を見たり……と、家の中を自由に移動できる巨大なタブレットと言うべきでしょうか。
筆者もPCデスクでサブモニターとしてWebサイトやSlackやLINE、Amazon Music等の各種ソフトを常駐させており、4Kの解像度もあって表示領域が増えるので便利です。
ベッドサイドの動画視聴も、本機はスタンドで自立しているため「スマホのように手で持つ必要」がなく快適です。寝る前に重たいスマホを支えながら動画を見る必要はもう無く、片手でラクラクと移動できるため、距離や角度を自由に調整できます。
Geminiなどの音声アシスタントによる音声操作はもちろん、Switchbot等のIoTデバイスをコントロールするためのハブステーションとしても使えます。
多少オタク的な使い方をするならば、二次元イラストを表示して電子タペストリーのように使用するのもアリです。
バッテリー容量は9,500mAhで、就寝中に充電しておけばヘビーな使い方をしない限り1日中使えます。
本体を回転可能
最大±90°のピボット回転に対応し、タテ・ヨコそれぞれの向きで使用可能です。YouTube Shortsを大画面で見たり、ウマ娘プリティーダービーのような縦画面で設計されたゲームも遊べます。
角度も上下±20°の範囲で調整可能。立ちながら使う時は上に角度をつけたり、寝転びながら使うときは下に角度をつけて、あらゆるシーンに応じた使い方ができます。
高さも約133cm〜113cmの間なら自由に調整できます。使う人の身長、立ち、座り、ベッド脇に置くなど、フレキシブルな調整ができるのは強みでしょう。
8W×2スピーカー搭載のスタンド
ディスプレイ本体の背面に加えてスタンド部にも8W×2のスピーカーを搭載しており、低音が強調された厚みのあるサウンドを楽しめます。
ポート類
HDMI 2.0とUSB Type-Cポートを備え、PCやNintendo Switch 2などの家庭用ゲーム機も接続できます。大画面のテレビが無くても大丈夫。これ1台あれば家族や友人と大画面で桃太郎電鉄などを遊べます。
付属品
付属品は丸型ベース(台座)、リフトレバー、充電器、ベースカバープレート、リモコン、ラウンドトリム、カバー、冊子類、工具類。
リモコン操作
リモコンはテレビやChromecastのようなストリーミングデバイスとも違う独特な操作感です。上ボタンを押すと通知シェードやクイック設定パネルが呼べ、下ボタンを押すとアプリドロワーが開いたりと、直感的に操作はできるものの、あまり類を見ない仕様となっています。
また、カーソル操作を有効にするボタンも内蔵されており、リモコンを画面に向けると、その位置に合わせて画面のカーソルを動かせます。
イメージとしては、Wiiリモコンに近い操作感です。Wiiで育った世代なら直感的に使えます。それより上の世代だと慣れが必要かもしれません。とはいっても、複雑な操作を要求されるわけでもないので、しばらく使えば操作には慣れると思います。
しばらく使ってみて、よかった点・イマイチな点
しばらく使ってみて、よかった点・イマイチな点をまとめてみました。
- 大画面で遊ぶ音ゲーが楽しい
- 室内をスムーズに移動できるキャスター
- スピーカーの低音がよい
- 文字入力は工夫が必要
- 組み立て・設置は1人だとキツい
ライフスタイルに溶け込む
先述の通り、本機は家の中を自由に移動できるのが最大の魅力。朝食を作りながらニュースを流したり、PCのサブモニターとして接続、別の日はフィットネス、子供と祖父母のビデオ通話に使ったりと、とにかくライフスタイルに溶け込みます。
主文の繰り返しにはなりますが、PCのサブモニターとしてデスク横でニュースや資料を表示すると、大画面32インチ、4Kの解像度も相まって多くの情報を表示できます。とにかく使いやすいです。
Nintendo Switch 2などのゲーム機を接続して大画面のプレイもこの通り。家族や友人が来た時にサクッと遊べるモニターが手元にあるのは魅力です。
Nintendo Switch 2のドックは付属の小物置きにギリギリ設置できるサイズです。やや歪な形にはなってしまいますが……。
ベッドサイドで動画を観るのにもピッタリ。1台でマルチに幅広く活用できるのが本機最大の魅力です。
スマートスピーカーの代替としても
マイクが内蔵されているので、音声アシスタントを使った操作もできます。「明日の12時にランチの予定を入れて」と話しかけて、Googleカレンダーに予定を追加するといった使い方もできます。
また、音声アシスタントでアプリを起動できるので、必ずしもタッチ操作の必要はありません。
スピーカーの低音が効いて良い
「KTC MEGAPAD A32Q7MAX」は背面だけでなく、スタンド部分にもスピーカー(2x8W/6Ω)が内蔵されており、一般的なテレビやモニターよりもクリアで深みのある低音を鳴らします。アニメを1話観るだけでも迫力があり、物語に引き込まれるレベルが全く違うのです。
「KTC MEGAPAD A32Q7MAX」のスタンドからスピーカーを排除した「KTC MEGAPAD A32Q7」も存在するのですが、私なら迷わずスピーカーが内蔵されているMAXを選びます。コンテンツを見る時の没入感は高い方がいいです。
大画面で遊ぶ音楽ゲームが楽しい
かなりニッチな用途として、大画面で音楽ゲームを遊ぶ……といった使い方もできます。音楽ゲームをゲームセンターで遊ぶ人(遊んでた人)には伝わると思うのですが、32インチの大画面で最大10点の同時タッチ対応・Android 13を搭載する時点で、一気にアーケードの感覚へ近づきます。
実際にCytus2やバンドリをプレイしてもスムーズで、スマホやタブレットで遊ぶのとは別の楽しさがあります。
文字入力の方法は要検討
これはデメリットでもないのですが、文字入力の方法は工夫が必要だと思います。32インチの大画面だと表示面積が広すぎて文字入力が大変なので、Gboardのフローティング機能でキーボードのサイズを小型化。これにより、ローマ字入力を片手で実現しました。
組み立てと設置が大変
32インチパネルにスピーカーが同梱されたパッケージは非常に重く、Amazonの説明欄を読む限りでは23kgもあるようです。たしか佐川急便で届いたのですが、「重量超過」のシールが貼られていました。今まで見たこともないシールでビックリです。
設置場所が2階の場合、運ぶのが相当キツいので覚悟してください。正直、机や椅子よりも遥かに重かったです。腕と肩が破壊されるかと思いました。
組み立ても1人だとキツく、2人以上で作業を進めたほうがいいと思います。もはや推奨レベルです。
とはいえ、組み立て後はキャスターでスムーズに移動できてしまうので、大変なのは最初だけです。
マルチシーンで活躍する1台
「KTC MEGAPAD A32Q7MAX」はマルチシーンで活躍する1台でした。モニターは設置場所と用途が固定される欠点を抱えていますが、超大画面タブレット×モニター=スマートモニターの形で払拭してきたのは高評価。
台座部分にキャスターが内蔵されたモニターは存在するかもしれませんが、Androidが搭載された製品は珍しいと思います。アプリをインストールできるだけで用途が拡大するので、それだけでも十分な価値はあるでしょう。
そんな「KTC MEGAPAD A32Q7MAX」はAmazonで12万5,800円で販売中。決して気軽に買える価格帯ではありませんが、テレビ・スマートハブ・モニターが統合された製品だと思えば買いやすいかもしれません。
| 製品名 | KTC MEGAPAD A32Q7 Max |
|---|---|
| 画面サイズ | 32インチ |
| パネル方式 / 表面処理 | VA / 非光沢 |
| 解像度 | 4K UHD(3840×2160) |
| アスペクト比 | 16:9 |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 応答速度 | 1ms |
| 輝度 | 250cd/m² |
| コントラスト比 | 3000:1 |
| 視野角 | 178° |
| タッチ操作 | 10点マルチタッチ対応 |
| OS | Android 13 |
| バッテリー容量 | 9,500mAh |
| ポート類 | HDMI ×2、USB Type-C、DisplayPort |
| 寸法(D × W × H) | 42.6 × 73.4 × 113〜133.1cm |
| 重量 | 約23kg |
| カラー | ホワイト |
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参考情報
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