XPPen Artist 15.6 Pro V2 レビュー:スタンダードで「趣味絵描き」にピッタリな液タブ

XPPen様から「Artist 15.6 Pro V2」をレビュー用に提供してもらいました。15.4インチフルHDのフルラミネーションディスプレイに加えて、機能的なリングホイールを搭載する液晶ペンタブレットです。

スタイラスペンには業界をリードする「X3 Pro」チップセットを搭載し、最小筆圧3gから16,384段階の筆圧検知と60°の傾き検知に対応します。

通常価格は55,980円ですが、2026年4月1日時点では公式サイトなら新生活応援キャンペーンで15%オフの47,580円、Amazonなら新生活セールで32%オフの37,999円で購入できます。

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本体

本体サイズは442.91×279.91×12.9mmと、それなりに大きいためデスク上のスペースを取ります。

本機は15.4インチのディスプレイが搭載されています。これに加えて液タブはベゼルが広く、ショートカット用のボタンを(本機の場合は左端に)配置しています。なので画面のインチ数だけを見ていると「想像よりもデカい」と驚くかもしれません。

15インチのノートPCと比較しても大きい

したがって、15.4インチは大体これくらい……でサイズを計測するのではなく、メジャーなどの測定機を用いて「ちゃんと収まるか」を事前に確認するといいでしょう。

液タブの角度を調整するためのスタンドは内蔵されていません。付属品のスタンドを設置して、その上に液タブ本体を置く形になります。

本体の左側面には電源ボタン・明るさのアップダウン・USB Type-C端子が2つ搭載。液タブは専用の端子で複数のUSBやHDMIを接続するイメージでしたが、今はUSB Type-Cに集約されているのですね。ケーブル類のゴチャゴチャを抑えられるのは嬉しいポイントです。

他の側面や背面には何もなく、極めてシンプルな構造です。混乱せずにセットアップできます。

付属品

当サイトのメインコンテンツでもあるスマートフォンと比べると、付属品類はフルパッケージ級に豪華です。

  • X3 Proスタイラスペン
  • ペンホルダー
  • 替芯×8
  • USB-C to USB-Cケーブル
  • USB-C to USB-Aケーブル
  • USB-A延長ケーブル
  • 3-in-1ケーブル
  • グローブ
  • クリーニングクロス
  • 電源アダプター
  • マニュアル類

ケーブル1本でPCとラクラク接続

XPPen Artist 15.6 Pro V2はUSB Type-Cケーブル1本でPCと接続できます。古い液タブだと電源アダプター、HDMI、USB-Aの配線処理が必要でしたが、本機はケーブル1本で完結します。

ただし、接続先の端末から供給される電流が不足している場合はもう1つのUSB Type-Cポートを用いて給電する必要があります。

その場合、1つのUSB Type-CポートからHDMI、USB Type-A×2(通信用と給電用)に分岐させる3-in-1ケーブルを使うと配線作業が楽になります。

実際に書いてみた

実際に絵や文字を書いてみました。16,384段階の筆圧検知に加えて、60°の傾き検知に対応するため、なんというか全体的に違和感がありません。絵や文字を日常的に書く習慣が無いので、本機と紙の具体的な差異は説明できませんが筆者が使用したことのある液タブに比べると、書き心地は明確によく感じました。

液タブ系のレビューを読むと「遅延」に関する言及を一定数みかけます。おそらく日常的に絵を描く人が気にするポイントなのでしょうけど、筆者が使った限りだと遅延は気になりませんでした。違和感なくスラスラと書けてしまいます。

筆者の感想だけでなく、普段から絵を描く同居人にも使ってもらい感想を教えてもらいました。

絵描きに聞く!本機の感想!

書き心地はスルスルとした感じで、遅延やカクつきも気にならないようです。ペンも太さがありグリップ感も良好な一方で、ペンの側面にあるボタンを「誤って押しそうになる」とのこと。

また、液タブの左側にある赤丸のダイヤルで「絵の拡大縮小」ができ、作業を効率的に進められるようになったと喜んでいました。

画面のサイズは「これが丁度いい、このサイズを超えると置き場の問題が出てくる」とのことでした。

以下からは、筆者のレビューに戻ります。

ペンも使いやすい

液タブのペンはメーカーやモデルによって異なり、ペンの側面に大きなボタンが複数あるもの、サイズ感が大きい・小さいもの、とにかく色々とあります。

こればっかりは「好み」になってしまうのですが、「XPPen Artist 15.6 Pro V2」に付属する「X3 Proスマートチップスタイラス」はペンの太さが絶妙で長時間の作業でも疲れない、いわば「魔法のペン」に感じました。

ただ、あくまでも「持ち心地」の感想であって、デジタルデバイスとして見た時の「書き心地」については経験が浅いため違いはわかりませんでした。

正直、紙と比べても違和感は全く無いので、ネガティブな感想は出てこないのですが、16,384段階の筆圧検知を体感できたり、本格的な画材と比較して云々といったことは「普段から書いている人」にしかわかりません。そういった点が気になる人は実機を試してみるといいでしょう。規模のデカい家電量販店なら置いてあると思います。

専用ドライバのインストールは必須

PCで使用する場合、動作の安定のためにも専用ドライバのインストールは必須です。本体ボタンのショートカット割り当てもドライバソフトから設定できます。

このほか、筆圧や感度調整、ディスプレイの色温度やコントラストの設定も調整可能です。

趣味の絵描きにはベスト!

XPPen Artist 15.6 Pro V2は趣味で絵を描く人にとってベストな液タブでした。まず、15.4インチのフルHD仕様はサイズ感と解像度が両立されており、一般的なサイズのPCデスクなら問題なく設置できるところがポイントです。

液タブは設置スペースが最大のネックですが、本機は実用的なサイズ感かつ比較的購入しやすい価格がポイント。これ1台あれば本格的なデジタルお絵描きを楽しめますよ。

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。

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