週間スマホ業界ピックアップ – Leica M9の再現モード搭載!?Xiaomi 17 Ultra発表!ほか

日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。

今週は2025年第52週(12月21日〜12月27日)のニュースをピックアップします。

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Xiaomi 17 Ultraが中国で発表!Leicaモデルも!

Xiaomi 17 Ultraが12月25日、中国で発表されました。米麦(Xiaomiのファンを指す言葉)には最高のクリスマスプレゼントですね。

SoCはSnapdragon Elite Gen5を搭載、Leicaと共同開発のカメラも健在です。

カメラ構成は5000万画素の広角、2億画素の望遠、5000万画素の超広角から成る3眼構成です。このうち、望遠レンズはLeicaからAPO認証を取得しています。

APO:「アポクロマート補正」の略。一般的なレンズの設計では、青と緑の光線は1つの合焦面に収束しますが、赤色光の(より長い)波長はわずかに異なる合焦面に屈折します。「色収差」と呼ばれるこの効果は、焦点距離が長くなるほど顕著に現れ、焦点距離が長い望遠レンズでは特に問題になります。しかし、アポクロマートレンズでは独自のレンズ構成と低分散ガラスを採用することで、すべての色が同じ焦点に収束し、色にじみのないシャープな像が得られます。

ライカレンズについて | Leica Camera JP

ディスプレイは6.9インチAMOLEDで解像度は2608×1200。最大リフレッシュレートは120Hzです。本体サイズは162.9×77.6×82.9mm。バッテリー容量は6800mAh。

カラーはブラック、ホワイト、パープル、星空をあしらったグリーンの4展開。価格は6,999元(約15.6万円)から。

Xiaomi 17 Ultraに物理シャッターボタンやズームリングを追加する専用ケース「Photography Kit」も同時発売されます。

Leicaエディションも

特別モデルのXiaomi 17 Ultra by Leicaも登場。通常版とスペックは共通していますが、回転式のカメラリングでズーム等を調整できたり、過去にLeicaから発売されていた名機「Leica M9」や「Leica M3+MONOPAN 50」を再現したモードが搭載されています。

カラーはブラックとベージュの2展開。価格は7999元(約17.8万円)から。

M9モードで撮影された作例

筆者も過去にLeica M9系統を合計3台所有していましたが、色褪せない名機だと思います。ネガフィルムを彷彿とさせる濃厚な発色に加え、クラシカルな佇まいは唯一無二です。

Leica M9は過去にレビューしています。よろしければ一読ください。

楽天モバイル、回線契約数が1000万を突破

楽天モバイルは12月25日、契約数が1,000万回線を突破したと発表しました。2020年4月のサービス本格提供開始から5年8ヶ月で1,000万回線です。

なお、これはBCP(Business Continuity Plan用途に販売しているプラン)回線を含む、「Rakuten最強プラン」、「Rakuten最強U-NEXT」、「Rakuten最強プラン ビジネス」、「Rakuten Turbo」、MVNOおよびMVNEを合わせた契約数です。BCP回線を除くMNO、MVNOおよびMVNEを合わせた契約回線数は991万回線。MNO契約回線数(BCP、MVNOおよびMVNE除く)は914万回線です。

Google Oneの年間プランが半額になるキャンペーン開催中

Googleは有料メンバーシップサービス「Google One」の年間プランが50%オフになるキャンペーンを開催しています。新規登録者が対象で、ベーシック (100GB)、プレミアム (2TB)、Google AI Pro (2TB)がそれぞれ通常の半額となっています。

今週のまとめ

今週のニュースをまとめると……。

  • Xiaomi 17 Ultra登場!
  • 楽天モバイルの回線契約数が1000万を突破!
  • Google Oneの料金が半額に!セール開催中!

でした!

Xiaomi 17 Ultraが登場しましたね。Xiaomi 17 Pro Maxを買おうとしていた矢先に登場したので、ちょっとだけ揺らいでいます。理由は単純で、Leica M9を再現したモードがあるからです。筆者も実際にM9ユーザーだったので、思い入れがありましてね……。

M9は発売から10年以上の時日が経過しています。公式の修理サポートは部品が枯渇しない限り継続するとのことですが、メイン基板などの「重要な部品」は既に払底。

他にも在庫の無い部品が複数あるようで、それらを修理するためには民間の修理業者に依頼する必須があります。この民間業者は「センサーのカバーガラス交換」を中心とするため、他の箇所は修理できるか不明です。もし国内の業者から拒否された場合は、中国の業者に依頼する形になると思われます。

そう考えると、Xiaomi 17 Ultraは買い得ではないでしょうか。スマホとカメラは別の機材だから代えが効かないという意見は最もですが……。

なんだか今年最後の締め括りが長文になってしまいました。釈然としない状態で年を越すのは嫌なので、両方買えばいいということで!

それではまた来週の週間スマホ業界ピックアップでお会いしましょう。1年お疲れ様でした。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

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