趣味ランナー視点でスマートウォッチのトレーニング向け画面を比較【Fitbit編】

2025年は年間1000km走ることを目標にし、月替りで様々なスマートウォッチを試しています。スマートウォッチのメーカーごとに違うアプリを試して比較し、自分に合うスマートウォッチ(の管理アプリ・メーカー)はどれなのか、見極めたいという企画です。

2025年11月はGoogleの「Pixel Watch 3」を身に着けて走りました。管理アプリは『Fitbit』です。


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走る人の経歴

この記事を書いてる人について (ここをタップで開閉します)

この記事を書いてるorefolderは46歳のおっさん。若い頃はオリエンテーリングを主戦場にそれなりにトレーニングしていたものの、ここ5年以上はサボりがちで趣味ランナーとも言えないくらいに衰えています。

自己ベストはトレイルランニングではハセツネCUPが13時間15分くらい、フルマラソンは4時間15分くらいです。

サボらずにトレーニングするための理由付けとして、今回の企画を考えました。2025年の年間目標は走行距離1000kmです。目標としてはかなり低いのですが、2024年はほぼトレーニングしてなかったので、いきなり100km走れるわけもなく。怪我に気をつけながら少しずつ増やしていこうと思っています。…思ってました。

自身の走る動機づけのためにもこの企画をやっていたのですが、夏頃に足を故障してしまい、その後もなかなか回復しきらず、11月になってまた走り始めました。が、ようやく走り慣れてきた頃に右足をひどく捻ってしまい…。そこから1週間後に走ってみたところ「走れるけど微妙に違和感残る」状態だったのでまた休むことに。結局11月もまともに走れたとは言い難いですね…。

Fitbit

2025年11月は「Pixel Watch 3」を身に着けて走りました。管理アプリは『Fitbit』です。

Google playFitbit
Fitbit
制作: Google LLC
価格: 無料

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ホーム画面

ホーム画面は最上部に主な項目4つが表示され、その下にリスト型でデータが並びます。最上部の4項目については別のものに変えたり自分で選ぶことも可能です。

下に表示される項目は取捨選択や並び替えが可能ですが、基本的に「回復」「アクティビティ」「健康」など大きな項目での並び替えになります。表示できる項目は睡眠時間や走行距離、心拍数やマインドフルネス、食事など、かなり多くあります。

全体的な色調が統一されているためスッキリとした印象を受けます。もちろん、ダークモードにも対応します。

歩数や睡眠等のヘルス項目

歩数などは1日の詳細のほか、週、月、年でグラフ表示できます。週は日曜始まりか月曜始まりかを設定で選択できます。睡眠はしばらく使っていると動物で「型」を表示してくれます。これは「Pixel Watchが」なのかもですが、ほかのスマートウォッチに比べると睡眠中の覚醒状態を頻繁に撮っている気がします。そんなに何度も起きたつもりはないのですが…。

ランニングの記録(概要)

ランニングの記録はホームから「走行距離」のカードをタップすると確認できます。1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年で表示でき、1週間と1ヶ月は積み上げ式のグラフになります。3ヶ月、1年は期間ごとの棒グラフです。

1ヶ月で走る頻度よりも距離を積み重ねていくことに魅力を感じる人には積み上げグラフは良いですね。個人的には棒グラフのほうが好きなのですが…。

ランニングの記録(個別詳細)

個別の詳細ではルートのほか距離やペースの概要、心拍数グラフなどが縦に長く表示されます。

フォーム分析として歩幅や設置時間も表示されます。10回以上のランニングを記録すれば、普段の自分と比較して異常がなかったかどうかも確認できるようです。

トレーニング記録をSNSに投稿

共有ボタンから、走った距離やルートを画像化してSNSなどに共有できます。

データをTCXファイルでエクスポート

ランニングのデータはエクスポートできます。対応する形式はTCXのみ。エクスポートしておけば、それをインポートできるほかのトレーニングアプリなどでも利用できます。

逆に、GPXファイルなどのランニング記録をFitbitにインポートすることはできません。

データの手動追加や編集も可能

何らかの事情によりアプリで記録が取れなかった場合に、あとから手動で記録をつけたり、編集(修正)することも可能です。さすがにルートは追加できません。

Fitbit Premiumでコーチ機能

有料のFitbit Premiumに入るとコーチ機能も利用できます。一応Pixel Watch 3の購入特典か何かで数ヶ月利用できたのですが、私はその日の気分で好き勝手に走りたいタイプなのでまったく利用しませんでした。

Fitbitの良かったところ・イマイチなところ

Fitbitを使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。

良いところ
  • 表示は見やすくキレイ
  • 健康面の項目もたくさんある
  • TCXファイルでエクスポートも可能
イマイチなところ
  • 可もなく不可もなく?
  • 表示はスマホアプリのみ

PC(Web)での表示がないのは残念ですが、スポーツウォッチから派生したスマートウォッチでもなければこのあたりはないのが普通です。まぁ以前はFitbitもPC表示があったらしいのですが、2024年7月に終了しました。残念。

全体的にキレイで、項目的にも機能的にも悪くないのですが、「可もなく不可もなく」というか…。悪くはないんだけど…小綺麗にまとまりすぎててデータが並んでるだけ…のような。スッキリさわやかだけどテンションは上がらないかな…?という印象でした。

まとめ

アプリとして全体的に悪くはないのですが、うーん、いまいち決め手に欠ける感じでした。好きな人は好きなんだろうけど、特別勧めるほどでもないかな、といった感じ。個人的な好みからは微妙に外れていたようです。

また、この企画はあくまでアプリの画面が主軸なのでデバイスは評価外なのですが、Pixel Watch 3はやっぱりバッテリー持ちが良くないな、と。私の使い方で大体1日30%オフのほど減るので、2日に1回は充電してました。せえて5日くらいは持ってほしいところ。そういう意味ではPixel WatchよりもFitbit Charge 6にしたほうが良かったかな、と思います。

2025年11月の走行距離と時間

少しずつ走り始めたものの、中盤で捻挫してしまい、けっきょく距離も回数も伸びませんでした。

ランニング回数…7回
走行距離…33.93km
タイム…3:22:49

年間1000kmまで あと519.37km

年間1,000kmを目標にしていましたが、夏の故障でストップしてしまい、さすがにここから巻き返しは無理です。残念。来年こそ達成できるように、12月はランニングするための準備期間、ランニングするための体作りを目指していきたいです。

次回予告

2025年12月はCOROSの「COROS PACE 3」で記録を取っていきます。実は捻挫した足がまだ違和感あるので1回も走ってないのですが、もう少し待ってからまた走り始めたいと思います。

COROSはここ数年でよく聞くようになったスポーツウォッチのメーカーです。GARMINとよく比べられています。(GARMINに比べて安いので。)これを1ヶ月使ってみて、その後2026年に使いたいスマートウォッチを決めようと思っています。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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