SOUNDPEATS Air5 Pro+ レビュー:MEMSドライバー搭載、LDAC/aptX Adaptive Lossless対応のプレミアムイヤホン

SOUNDPEATSより、MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載したAIアダプティブANC対応の完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air5 Pro+」をレビュー用に提供していただきました。

SOUNDPEATS Air5 Pro+はMEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載し、aptX AdaptiveやaptX Lossless、LDAC、LC3と高音質コーデック対応のプレミアムモデルです。ノイズキャンセリングは最大-55dBで周囲の環境に合わせて調整されるAI適応型ノイズキャンセリングも対応します。

見た目も若干高級感あり、実際の音に関しても確かな良い音があります。

通常価格は15,380円ですが、2025年10月27日時点でAmazonスマイルSALEの対象となり12,304円で購入できます。それに加えてさらに10%オフになるクーポンをいただいています。(最終価格:11,074円)どうぞご利用ください。

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SOUNDPEATS Air5 Pro+の概要

SOUNDPEATS Air5 Pro+は2025年10月に発売されたSOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホンです。2024年7月の「Capsule3 Pro+」に採用されたMEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバー技術が改良され、さらなる音質向上がなされています。また、aptX AdaptiveやaptX Lossless、LDAC、LC3といった高音質コーデックに対応しています。

マルチポイントや低遅延ゲームモードに対応し、ノイズキャンセリングは最大-55dB、周囲の環境に合わせて調整するAI適応型ノイズキャンセリング機能もあります。

■主な機能

ノイズキャンセリング
外音取り込みモード
ワイヤレス充電
着脱検知
低遅延モード
管理アプリ
操作方法カスタム
防水 IPX5
Bluetoothコーデック SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX Lossless, LDAC, LC3
■主な仕様
ドライバー xMEMS Labs製「Cowell」MEMSドライバー + 10mmダイナミックドライバー
(デュアル銅線 PU+PEEK素材複合振動板)
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.4
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX Lossless, LDAC, LC3
重量 イヤホン:片耳5g、充電ケース+イヤホン:約51.1g
最大再生時間 ANC無効時:約6時間(イヤホンのみ)約30時間(充電ケース併用)
充電時間 約1時間(イヤホン)、約2時間(充電ケース)
10分の充電で2時間再生可能
防水規格 IPX5

■その他の特徴

  • MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーを採用
  • 中高音域を担うMEMSドライバーはxMEMS Labs社製「Cowell」
  • ダイナミックドライバーにはデュアル銅線使用のPU+PEEK素材φ10mm複合振動板
  • Cowell専用パワーアンプICとして「XAA-2000 Aptos」を採用
  • 日本オーディオ協会のハイレゾオーディオワイヤレス規格認証済
  • 最大55dB低減、状況に応じてノイキャン効果を自動調整する「AIアダプティブANC」
  • ANCと音声通話用に左右各3基・計6基のマイクを内蔵
  • 音声通話時の環境ノイズを低減する通話用ノイズキャンセリング
  • 購入から1年間のメーカー保証

SOUNDPEATS Air5 Pro+の外観と付属品

箱は中央からパカッと上下に開けるタイプで、どことなく高級感があります。

内容物は本体の他に替えのイヤーピース(大・小)とUSBケーブル、ユーザーガイドとステッカーです。

ケースはつや消しで落ち着いた黒。高級感とまではいかないかもしれませんが、安っぽさはまったくありません。背面側にSOUNDPEARTSロゴのプレートが配置されています。

底面にUSBポートとペアリング用のリセットボタン。USBのところが金で縁取られていて良いですね。

パカッと開けてイヤホン本体とご対面。台座に座る王様のような佇まいです。写真では細かくて見えないと思いますが、ケース前面に「Hear the difference」と書かれています。

イヤホン本体。全体的な黒に金がアクセントになっておりカッコいいです。ただCapsule3 Pro+では黒部分がつや消しだったのに対しAir5 Pro+はこの部分がテカテカ反射しており少々安っぽくなっています。ここは残念。

側面上部にあるSOUNDPEARTSのロゴマークをタッチして操作します。

MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーの確かな音質

Amazonの商品ページより

SOUNDPEATS Air5 Pro+はxMEMS Labs社製MEMSドライバー「Cowell」を採用しています。これに10mmダイナミックドライバーを加えたハイブリッド構造とすることによりプレミアムサウンドを実現しています。

実際、装着して最初に音楽を聴いてみると豊かな音を楽しめます。全体的にクリアで細かい音もよく聞こえてきて、低音が若干強めかな?というくらいによく響きます。物足りなければアプリでイコライザを調整できます。自分に合わせて適応型EQというのも使えるので、基本的にはそれをオンにして聴いていました。

コーデックはSBCとAACのほかaptX, aptX Adaptive(aptX Lossless)に対応します。アプリでLDACをオンにするとaptXは消えます。

ノイズキャンセリング

SOUNDPEATS Air5 Pro+のノイズキャンセリングは最大55dBのノイズ低減効果があります。1万円あたりのイヤホンはだいたい40-45dBくらいなので、少し強いと言ったところ。実際に使ってみるとエアコンの動作音など、ちゃんとカットしてくれます。あまり大きな音はカットできませんが、どこか遠くの音のように聞こえて気にならなくなります。

ノイズキャンセリングは「室内」「屋外」「屋外交通」のほか「適応型」が選べます。これは周囲の雑音や装着状態、耳の形状に応じてノイズキャンセリング効果を自動調整するというものです。

また、外音取込についても「標準的」のほかに「人の声を強調」が選べます。自分の使い方に合わせて選べますね。

アプリで操作方法のカスタマイズなど

Google playPeatsAudio
PeatsAudio
制作: Shenzhen Ginto E-Commerce Co.,Limited
価格: 無料

ダウンロード

SOUNDPEATS Air5 Pro+は管理アプリ『PeatsAudio』で操作のカスタマイズ等が可能です。

ノイキャンの切り替えやゲームモードはアプリで切り替えられます。(イヤホン本体でも可能)また、イヤホンのタッチコントロールを一時的に無効化できます。

ファームウェアのアップデートもあるので、スマホで使う予定のない場合でもアプリをインストールして一度確認してみたほうが良いです。

イコライザーで音を調整

イコライザーで音を調整できます。12種類のプリセットのほか、自分でカスタマイズも可能です。また「適応型EQ」という、聴力テストを行って調整するモードもあります。

操作のカスタマイズ

SOUNDPEATS Air5 Pro+の操作は側面のタッチです。左右それぞれの1回・2回・3回・長押しに機能を割り振れます。「未定義」もあるので、1回タッチを未定義にしておけば誤動作を防げます。

マルチポイント、低遅延モードにも対応

このほか、マルチポイントとゲーム(低遅延)モードにも対応します。どちらもこの価格帯であればだいたいのイヤホンが対応していますね。

マルチポイント

マルチポイントはPCとスマホでイヤホンを共有できるので、私のように普段の家ではPCの前に座っていて外ではスマホという人には便利です。PCでなくても動画用のタブレットと音楽用のスマホでも良いですね。

ただマルチポイント機能をオンにするとLDACはオフになってしまうのでその点はお気をつけください。

ゲーム(低遅延)モード

低遅延モードについては『ワイヤレスヘッドフォンディレイテスト』アプリで確認してみました。あくまで主観ですが、通常では+250msくらいで、ゲームモードをオンにすると+75msくらいでした。

SOUNDPEATS Air5 Pro+の良かったところ・イマイチだったところ

SOUNDPEATS Air5 Pro+を実際に使ってみて良かったところ・イマイチだったところをまとめます。

良いところ
  • MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバー
  • 周囲の環境で調整してくれるノイキャン
  • aptX AdaptiveやLDACに対応
イマイチなところ
  • ワイヤレス充電には非対応
  • 着脱検知なし
  • ケースに収納するときにひと手間

やはりいちばん良かったのは音質です。個人的には最近はオープンイヤー型のイヤホンで音楽を聴いてばかりだったので(オープンイヤー型はそれほど音質重視ではないということもあり)その差でやられました。あぁ、こんな音も鳴っていたんだな、と聞こえてなかった音がちゃんと聞こえます。BGMではなくちゃんとその音に集中して音楽を楽しむということを思い出せた気がします。

一方、イマイチだと感じたのはワイヤレス充電に非対応だということ。SOUNDPEATSではいつものことですが、ワイヤレス充電に慣れた身だとなかなか億劫です。

ケースに収納するときのひと手間というのは、こう…イヤホンを耳から外してケースに持っていくとイヤホンの向きが180°回転させなきゃならないんですね。イヤーピースが内側の向きだったらイヤホンを外してそのままの向きで収納できたのですが…。小さな手間ですが一度気になると気になってしまいます。

まとめ

MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーを採用したSOUNDPEATSのプレミアムモデル「SOUNDPEATS Air5 Pro+」を実際に使ってみました。

以前、Capsule3 Pro+をレビューしたときもMEMSドライバー搭載機で音の良さに驚きました。今回はその時ほどではありませんが、やはり音の良さを感じさせてくれました。

対応コーデックが豊富なので、それらをうまく活用したい人、そして-55dBのノイズキャンセリングに惹かれる人にもおすすめできるイヤホンです。

通常価格は15,380円ですが、2025年10月27日時点でAmazonスマイルSALEの対象となり12,304円で購入できます。それに加えてさらに10%オフになるクーポンをいただいています。(最終価格:11,074円)どうぞご利用ください。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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