「Innergie Qi2 45W」レビュー:Qi2と45W入出力に対応した10,200mAhのモバイルバッテリー!

デルタ電子株式会社より、Qi2ワイヤレス充電対応の10,200mAhモバイルバッテリー「Innergie Qi2 45W」をご提供いただきました。

本製品は最新のワイヤレス充電規格「Qi2」に対応し、iPhone・Androidの対応デバイスを最大15Wで充電できます。また、USB Type-Cポートから最大45Wの入出力にも対応しており、ワイヤレス充電+有線による最大3台同時充電も可能です。

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「Innergie Qi2 45W」 の特徴・スペック

Innergie Qi2 45Wの特徴をまとめると下記の通り。

  • 10,200mAhのバッテリー容量
  • Qi2で最大15Wのワイヤレス充電
  • 有線で最大45Wの入出力可能
  • 小型軽量で持ち運びしやすい
  • パススルー充電に対応

10,200mAhのバッテリー容量で、Qi2のワイヤレス充電と合計45Wの有線充電に対応します。バッテリー本体の充電も45Wで行えるので、素早く充電が完了するのもポイント。

さらに、パススルー充電にも対応しているため、バッテリーと接続デバイスをまとめて充電できます。

スペック詳細は下記の通り。

製品名 Innergie Qi2 45W
バッテリ容量 10,200mAh
入力 USB-C1: 5.0V–3.0A、9.0V–3.0A、12.0V–3.0A、15.0V–3.0A、20.0V–2.25A(最大45W)
出力 USB-C1: 5.0V–3.0A、9.0V–3.0A、12.0V–3.0A、15.0V–3.0A、20.0V–2.25A(最大45W)
USB-C2: 5.0V–3.0A、9.0V–2.22A、12.0V–1.6A、15.0V–1.3A、20.0V–1.0A(最大20W)
Qi2: 15W
同時出力 USB‑C1:30W、USB‑C2:10W、ワイヤレス:5W(最大45W)
充電プロトコル Qi2、PD3.0(PPS)、QC4+、QC3、Samsung SFC1.0、Apple Mode
本体サイズ / 重量 102 × 68 × 17.2mm / 約220g
保護機能 InnerShield
OCP(過電流保護)
OVP(過電圧保護)
OTP(過負荷保護)
OPP(過電力保護)
SCP(短絡保護)
市場想定価格 11,990円(税込)

「Innergie Qi2 45W」のデザイン


段ボールの箱にシールで製品写真や特徴が貼られていました。

箱の中身は本体のみで、ケーブルは付属してません。取扱説明書は、箱の裏面にあるQRコードからWebサイトで確認するようです。

Innergie Qi2 45Wの本体がこちら。背面はサラッとしたマットな質感で「Innergie」のロゴが入っています。白いガジェット好きに刺さりそうなミニマルなデザインです。


本体サイズは102×68×17.2mm、重量は約220gです。5,000mAhクラスの製品と比べるとやや嵩張りますが、バッテリー容量を考えると妥当なサイズ感です。


内側にはワイヤレス充電のコイルがあり、下部には製品仕様がびっしり書かれています。


コイル部分には1,100gの強力な磁力が備わっていて、軽く振った程度では落ちません。ロゴのある背面にも900gの磁力があり、スマホスタンドやカードホルダーと組み合わせて使用可能です。

右側面にはUSB Type-Cポートを備えており、USB-C1が入出力対応(最大45W)、USB-C2が出力専用(最大20W)になっています。


左側面には「10200」の容量、上部には「A brand of AELTA」の印字があります。

下部にはLEDインジゲーターと点灯ボタンが備わっており、バッテリー残量を4段階で表示できます。

単ポート最大45W出力、3台の機器を同時に充電可能

単ポートでの出力はUSB-C1が最大45W、USB-C2は最大20Wになり、ワイヤレス充電が最大15Wに対応しています。

iPhone 12でワイヤレス充電を試してみると、MagSafeやQi2に対応する目印となる充電開始のアニメーションが表示されました。

有線でM2 MacBook Airの充電を試してみると、公称値通り45W程度で充電できていました。出力的には問題ないですが、10,200mAhの容量だと先にモバイルバッテリーの残量が空になります。

iPad mini(A17 Pro)と2台同時に充電すると、M2 MacBook Airが30W、iPad mini(A17 Pro)が15Wの合計45Wになりました。

しばらく充電を続けていると、本体が熱を持ってきて出力が合計30W程度に低下しました。本体サイズがコンパクトなこともあり、長時間フルパワーを発揮するのは厳しいかもしれません。

iPhone 12を追加して3台同時に充電した場合は、C1が30W、C2が10W、ワイヤレス充電が5Wに分散されます。充電スピードが落ちてしまうので、急いでいるときは1台ずつ充電したほうがいいでしょう。


最後に、USBテスター「TC66」を使って対応充電規格を見てみました。

USB-C1はQC2.0(12Vまで)、QC3.0、Samsung AFC、USB PD、HUAWEI独自の急速充電に対応していますが、USB-C2についてはQC2.0、QC3.0、Samsung AFCに非対応でした。

バッテリー本体へ最大45Wで給電

本製品はバッテリー本体の充電も最大45Wで行えます。10,000mAhクラスの製品は20~30Wが多いため、より素早くバッテリー本体を充電できます。

実際のところは常に45Wで充電され続けるのではなく、バッテリー残量や温度によって変化するようです。バッテリーが空の状態から満充電まで約1時間弱でした。

「Innergie Qi2 45W」レビューまとめ

Qi2ワイヤレス充電対応の10,200mAhモバイルバッテリー「Innergie Qi2 45W」をレビューしました。

良いところ
  • 最大15WのQi2に対応
  • 最大45Wの入出力に対応
  • パススルー充電が使える
イマイチなところ
  • 本体表面に汚れが付きやすい
  • 本体が熱を持ちやすい
  • スタンド機能が付いていない

Qi2対応のiPhone・Androidを最大15Wで充電可能で、USB-Cポートから最大45W出力に対応しています。バッテリー本体の充電も素早く行えて便利でした。

スマホを1.5回〜2回充電できる10,200mAhの容量もちょうど良く、日常的に持ち運べるサイズや重さなのも気に入りました。

ノートPCの充電にも使えて、Qi2対応スマホも急速充電できる高性能なモバイルバッテリーです。今なら割引価格で応援できるので、気になる方はMakuakeのページをチェックしてみてください!

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とくめい
沖縄在住の(自称)かわいい鹿。スマートフォンや格安SIMなどのガジェット、生活を豊かにする便利なモノ、LCCや高速バスを活用した激安旅行などに興味があります。メディアへの寄稿や個人ブログ「Creator Clip」にて好き勝手発信しています。
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