
趣味ランナー視点でスマートウォッチのトレーニング向け画面を比較【Garmin Connect編】
2025年は年間1000km走ることを目標にしました。しっかり走ってる人から見れば高い目標でもありませんが、油断するとすぐサボりがちな私にはちょうどいい目標なのでは?と思っています。
ただ漫然と1000kmとしても面白くないので、月替りで様々なスマートウォッチを試してみようと思います。そして、スマートウォッチのメーカーごとに違うアプリを1つ1つ使ってみて比較し、自分に合うスマートウォッチ(の管理アプリ・メーカー)はどれなのか、見極めたいと思います。
2025年2月は以前から使っているGarminの「Forerunnner 255」を身に着けて走りました。管理アプリは『Garmin Connect』です。
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走る人の経歴

この記事を書いてるorefolderは現在46歳のおっさん。若い頃はオリエンテーリングを主戦場としてそれなりにトレーニングしていたものの、ここ5年以上はサボりがちで趣味ランナーとも言えないくらいに衰えています。
自己ベストはトレイルランニングではハセツネCUPが13時間15分くらい、フルマラソンは4時間15分くらいです。
サボらずにトレーニングするための理由付けとして、今回の企画を考えました。2025年の年間目標として走行距離1000kmを目指します。月あたり100kmにも届かないので目標としてはかなり低いのですが、2024年はほぼトレーニングしてなかったので、いきなり100km走れるわけもなく。怪我に気をつけながら少しずつ増やしていこうと思っています。
できれば年末辺りにフルマラソンを完走できるようにしたいですね。
Garmin Connect
2025年2月はGarminの「Forerunnner 255」を身に着けて走りました。管理アプリは『Garmin Connect』です。
Garmin Connect™
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制作: Garmin価格: 無料
ホーム画面
ホーム画面は複数のカードが並んだレイアウトです。もちろん並び替えや表示項目の取捨選択が可能です。ダークテーマにも対応しており、システム側の状態に合わせて切り替えできます。
上の画像の一番上に表示されている「Body Battery」というのは、自身の体力をバッテリー残量のように数値化したものです。活動すれば減り、寝て休めば回復します。私の場合は8時間寝ても75くらいまでしか回復しません…。
カードの各項目をタップすれば詳細が表示されます。1日ごとのほかに7日間、4週間、1年間の記録を表示します。それぞれ「今日」を最後とした週・月・年の記録になるので、「2025年2月の記録」というような表示はできません。
ランニングの記録
ランニングの記録も同じように7日間・4週間・1年間の棒グラフで表示でき、個々の記録がリスト表示されます。
画面下部のボトムメニューにある「ニュースフィード」でもルート付きの概要がタイムライン表示されます。カレンダーというメニューもあるのですが、こちらはその日にアクティビティや睡眠データなどがあるかないか表示されるだけです。このカレンダー表示で距離と時間が表示されているのが欲しかったのですが、そういう表示は(スマホ版では)ないようです。
個々のランニングの記録画面では、タイムや距離の詳細が表示されます。走ったルートは速度によって色が変化するので、どこでペースが落ちたのか等がわかりやすいです。
ペースや心拍数、ピッチに歩幅などが細かくグラフ表示できます。データを重視して改善に役立てるランナーなら、このあたりも重要なのでしょうが、正直私の場合は見て楽しむだけです。
トレーニング記録をSNSに投稿
共有ボタンから、走った距離やルートを画像化してSNSなどに共有できます。ルートそのものを背景画像にもできますが、スタート/フィニッシュ位置を隠すような機能はないので注意が必要です。
トレーニングプランの作成
目標に向けたトレーニングプランを作成できます。目標とするレースを設定したり、単純にフィットネスの向上を目的としても大丈夫です。すべて自主的にやるよりも人に決められたプランに従ったほうがやりやすい人もいるでしょうね。
私の場合は、そこまでシリアスなランナーでもないので、こういった機能はほぼ使っていません。その日の気分や体調で走るペースや距離を変えています。
Garmin Connectの良かったところ・イマイチなところ
Garmin Connect使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。
- 2つの機器を自動で切り替えしてくれる
- PC(web)版がある
- StravaやRunkeeperに自動投稿
- スマートウォッチだけどスポーツウォッチ寄り
- カレンダーで距離等を確認できない
- デバイスはちょっと高め
2つの機器を自動で切り替え
Garminのスマートウォッチは複数同時にスマホ接続して「普段はスマートバンドを付けて、走るときはスマートウォッチ」のように自動で切り替えられます。アプリで特に操作せずとも、単に装着するデバイスを変えるだけで、アプリ側で記録を統合してくれます。(優先デバイスを設定して、記録がかぶるときはそちらを優先)
ほかのスマートバンド/ウォッチではアプリで接続先を切り替えたりしなくてはならず、Garminのこれがかなり便利です。大きなスマートウォッチを寝るときも付けていられる人はいいのですが、私は走るとき以外はなるべくシンプルなスマートバンドのほうがいいのです。走ってる時にスマートバンド側を充電しておけますしね。
PC(web)版がある
Garmin Connectは、PCの大きな画面で見られるWeb版があります。こちらならカレンダー表示に距離と時間を表示した画面もあります。
やはり、1ヶ月などの単位で振り返りたい場合は大きな画面で一覧できる方が(私には)良いのですよね。
StravaやRunkeeperに自動投稿
Garmin ConnectはStravaやRunkeeperとデータを共有できます。なのでGarminで取った記録をStravaに投稿したり、Stravaに投稿した記録をGarmin Connectに登録したりできます。(両方でも、片道だけでも)
こうした別アプリにデータを流しておけば、ほかのメーカーの時計に変えたときでも記録をバラけさせずに済みます。また、個人的にはSNSに投稿するときはStravaから投稿した形式のほうが好きだったりします。
スマートウォッチだけどスポーツウォッチ寄り
スマートウォッチは、おおまかに「スポーツウォッチにスマホ連携が加わった」と「スマホ連携できる時計に運動記録もある」という種類があります。Garminは元々スポーツウォッチなので、デバイスもアプリもスポーツ向けの機能やUIです。自分の生活習慣や求めるものを、これと一致させたほうがおそらく幸せになれると思います。
デバイスはちょっと高め
Xiaomiなどのスマートバンド/ウォッチの値段に慣れているとGarminのデバイスは高く感じてしまいます。
前述の通りスマートバンドとスマートウォッチを同時接続できるので、私は普段はvívosmart 5で走る時にForerunnner 255を付けています。スマートバンドのvívosmart 5は約2万円で、それでいて機能等はXiaomiのSmartBandに大きく劣るので、普段使いとしてのコストパフォーマンスは低いです。
まとめ
うーん…Garmin Connect自体はけっこう前から使っているのですが、どうにも「もう一歩」感があります。PC(web)版があるのはめちゃくちゃいいのですが、スマホで私の見たい情報がうまく見られないのが痛いです。
私は古い人間なのでカレンダー表示でマスを埋めるように「いつ何キロ何分走った」というのが見たいんですよね。スマホだとタイムライン(リスト)表示だったりして、なんというか長いスパンで振り返るのがしにくいように感じてます。
まぁwebu版を使っていれば大体は解決するんですけどね。
2025年2月の走行距離と時間
ランニング回数…6回
走行距離…33.95 km
タイム…3:28:17
年間1000kmまで あと950.75km
(2025年1月は距離:15.3km、タイム:2:01:47でした)
次回予告
2025年3月はXiaomiのスマートバンド「Xiaomi Smart Band 9」で記録を取っていきます。スマートバンドなのであまり細かい記録は取れませんが、私の求めるものとしては十分なはずです。
4月以降はサムスンやHuaweiのスマートバンド/ウォッチで試したいと考えています。ほかにオススメのメーカー・ブランドがあれば教えてください。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。