
Galaxy S25用のケースを3つ購入(ELECOM/Pitaka/KOOLRIVER)一番満足度が高かったのは…
先月Galaxy S25を購入しました。基本的にはケースは着けたくない派なのですが、机の上において操作するとガタガタしてしまうのが嫌で、それを解消するためにこの1ヶ月ほどで3つのケースを購入しました。
なんで3つも買ったんだ…と思いつつ、せっかくなのでそれぞれに対する印象・感想を書き残しておきます。レビューと言うほどのものではありません。
目次(見たいところからチェック!)
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私のケースを選ぶ基準
ケースを購入する目的が「机の上において操作してもガタガタしないようにする」です。なので、防御力などは求めてませんし、その他の機能も無用です。なので、カメラ周りの部分がほかよりも高くなっているものはケースを付ける意味がなくなってしまうので論外です。
その中でもできれば薄いものであるといいな、といった感じで探し始めました。
エレコム ハイブリッドクリアケース マグネット搭載

まず最初に購入したのはエレコムのケースです。これは家電量販店で実物を見て、背面のカメラ周り部分が縁取られていない(出っ張ってない)ものを選びました。別にマグネット対応してなくてもいいのですが、置いてあったケース数種類のうち、カメラ部分が飛び出てないのがこれしかなかったのです。
価格は大体3,000円くらいです。ケースなんて安ければ1,000~2,000円でもあるので3,000円はちょっと高いかな、と思いましたが、要望を満たせそうなのがこれしか無いから仕方ないのです。
背面はクリアで端末本体の色も見え、その上にマグネットの白い輪がドデンとあります。

ボタン類はすべてカバーされるタイプ。サイドにストラップ用の穴もあります。よく見るとドット柄もありますね。

底面はUSBポートとスピーカー部分が穴でくり抜かれたタイプです。画面側の縁はUSBポートの上もあります。

カメラ周りについては希望通り完全フラットです。ケースの厚みがカメラ部分の厚み+α…といってもほぼ同じくらいです。

画面側も四辺すべて縁が立っておりディスプレイを微妙に保護します。
実際に使ってみて
背面がハードなポリカーボネートで側面がソフトなTPU素材です。わかっていたことですが、持ったときの感触が安っぽいなぁ、という感触。また、厚みもそれなりにあるので横幅が増え(実測73.3mm)どうにも端末自体が厚ぼったい印象になりました。Galaxy S25のスペック上の横幅は70.5mmなので2.8mmほど増えたことになります。
また、縁が画面よりも高くなっているので、画面端からスワイプする動作があなりやりにくいのが気になりました。ジェスチャーナビゲーションにしているので、特にホームに戻る動作は毎回引っかかっていました。
マグネットについては、せっかく機能としてあっても、やはり私は使わないようです。
カメラ部分が出っ張らず、机の上で操作してもガタガタしない、という要望は満たしているものの、そのほかで不満が出てきたケースでした。まぁ、これで自分がケースに求めるものがより明確になった気がします。
PITAKA 極薄ケース

次に評判の良いPITAKAの極薄ケースを購入しました。2月末時点では在庫がなく3月中旬の配送となっていたので最初は候補から外れていたのですが、エレコムのケースを試しているうちに3月中旬になっていました。
価格は8,000円くらいです。高級ケースです。なので、まずは他の人のレビュー記事をよく見てから購入しました。まぁレビューを見る限りカメラ周りが少し出ているように見えたのですが、そこまで高さはないだろう…と淡い期待も…。
軽くて丈夫なアラミド繊維のケースで、これは「黒/グレーツイル柄」です。ほかのオレンジや青の浮織ケースであれば在庫はあったのですが、やはり黒がいいな、とこの色の在庫復活を待ったのでした。

このケースもマグネット対応で、内側にリングがあるので目立ちません。

側面はボタン部分が大きくくり抜かれたタイプです。操作しやすい反面、防御力はありません。また、手に持つ部分はケースで覆われています。

底面はUSBポートの部分がくり抜かれています。画面側もこの部分は縁がありません。これにより、エレコムのケースで不満だった画面下からのスワイプが快適になりました。

カメラ周りはそこだけ別パーツで盛り上がっています。実測で1.5mmほどの厚みです。

画面側の縁はディスプレイからわずかに高くなっています。四隅の門が他よりも少し高くなっているのは面白いですね。側面の高さはそれほどでもないので、橋からのスワイプ時はそれほど気になりません。
実際に使ってみて
触った感触などは、これまで使ったことのあるアラミド繊維のものと同じで良きです。サラサラなのが良いです。安っぽさもありません。また、極薄というだけあって、増える厚みはほとんどありません。横幅は実測で71.9mmでした。わずか1.4mm増ですね。
机の上において操作するときのガタガタは、少しあります。画面の右下を触る時にガタガタするのですが、うーん、まぁ、許容範囲…かな…ギリギリ…といった具合です。
困った点の一つとしては、あまりにサイズがぴったりなせいか、ケースを外すのに苦労するということです。あとは価格ですね…。
KOOLRIVERのケース

エレコムのケースを使っていた時に、縁が操作を邪魔するのが気になったので「いっそ四隅だけ保護してカメラ部分の高さを吸収するようなケースないかな?」と思いながら探して見つけたのがこのケースです。KOOLRIVERというブランドのようですが、外箱などはありません。
価格は1,500円くらいです。これまでに比べると安い!ただまぁ、そのぶん品質は期待してませんでした。楽天で購入したら海外からの発送となって、けっこう時間もかかりました。
背面はクリアで側面とカメラ周りがシルバーです。この部分はクリアも含めいくつかのカラーバリエーションがあります。

側面は全体が大きくくり抜かれています。防御力ありません。ただ、持った時に端末本来の横幅になります。

上下部分はそれなりに覆われていて、USBポート部分がくり抜かれています。PITAKAのものと同様に、ジェスチャー操作で干渉することはほとんどありません。

カメラ周りについては若干出っ張っています。1mm程でしょうか。

背面の左下にストラップホールがあります。ここも若干盛り上がっています。最初はこれ邪魔だなぁ、と思っていたのですが、実際に使ってみるとカメラ周りの盛り上がりと上手くバランスを取ってくれて、机の上において操作するときのガタガタを軽減してくれました。そんな効果があるとは、驚きでした。

画面側の縁は、左右は空いていて上側と下側のUSBポート部分以外が高くなっています。実際の操作で干渉することはほとんどありません。
実際に使ってみて
あまり期待せずに購入したのですが、思ったよりも気に入りました。側面がまるっきり空いているので、持った感触はケースなしとほとんど変わりません。PITAKAのケースも「まるで裸のよう」と評されることがありますが、このケースを使った後だとやはり「ケース感」があります。
また、上述したようにストラップホールのお陰で机の上において操作するときもほとんどガタガタしません。画面左上を押すと若干ガタガタしますが、そこを触る頻度はそう多くないでしょう。
ダメな点としては、やはり作りが甘いのか覆う部分が少ないからか、ほんの僅かな隙間があるような感じがします。ぴったり吸着していない、という程度なので、自然に外れてしまうというわけではないのですが。後は、全体的な高級感はやはり「エセ感」はあります。まぁ1,500円ですしね。
3つのケースを使ってみて
3つのケースを使ってみて、なんというか、複雑な気分になりました。エレコムのものは、まぁそんなものかと思うのですが、8,000円のPITAKAと1,500円のKOOLRIVERを比較するとなんとも言えない気分になります。
もちろん、高級感やケースとしての強さなどはPITAKAのものが良いのですが、KOOLRIVERのケースも側面が空いてることで端末本来の横幅や感触が感じられて満足度が高いです。そういった差は認めつつも、価格差を考えるとコストパフォーマンス(もしくはコストに対する満足度)という点ではKOOLRIVERのほうが上になってしまうかもしれない…と。
よりによって一番安い、あまり知らないメーカーのものが一番(自分にとって)良いかもしれないというのが、なんとも複雑な気分にしてくれます。実際、ここ最近はKOOLRIVERのケースを装着して使っているんですよね…。
人によってケースに求める性能や特徴は異なるので、ケースの優劣を簡単に言い切ることはできません。自分に合ったケースを見つけられたら、良いですね。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。