SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン:7千円程度の安価なのに音も良いイヤーカフ型オープンイヤーイヤホン
SOUNDPEATSより、イヤーカフ型のオープンイヤーイヤホン「SOUNDPEATS CC イヤーカフ」をレビュー用に提供していただきました。
耳穴を塞がず外の音も聞こえる「オープンイヤー」の中で、耳たぶに挟むようにして装着する「イヤーカフ」型のイヤホンです。類似製品のHUAWEI FreeClipやambieよりも遥かに安価ながら、SOUNDPEATSらしい音の良さも備えており、初めてのイヤーカフ型としておすすめしたいイヤホンです。
Amazonでの通常価格は7,280円ですが、2025年1月31日時点ではスマイルSALEで6,188円、さらに商品ページに5%オフクーポンと、メーカー提供のクーポンコードを併用すると5,570円で購入できます。
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SOUNDPEATS CC イヤーカフ
SOUNDPEATS CC イヤーカフは耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。耳たぶを挟むクリップのような形で装着します。カラーはブラックのみ。主な特徴は以下の通り。
- オープンイヤー型で外の音が聞こえる
- 左右の区別なく自動で切り替え
- 12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバー搭載
- マルチポイント対応
- 約7千円の安価
スペック (ここをタップで開閉します)
重量 | イヤホン単体:6.2g、ケース:35.2g 合計:47.5g |
---|---|
サイズ | 充電ケース:約72 × 46 × 24.7 mm |
バッテリー容量 | イヤホン単体:35mAh 充電ケース:350mAh |
駆動時間 | イヤホンのみ:6時間、ケース込み:24時間 |
充電 | USB Type-C |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC |
防滴、防水、防塵 | イヤホン本体:IPX5 |
外観
SOUNDPEATS CC イヤーカフは、よくある完全ワイヤレスイヤホンのように光沢のある楕円形の充電ケースに入っており、パカッと開けるとイヤホン本体が入っています。
前側に接続端子のようなものがありますが単なる飾りのようです。背面側のヒンジ部分にSOUNDPEATSのロゴ、そして充電用のUSB-Cポートがあります。
慣れないと前後がわかりにくいかもしれません。スピーカーのような穴あるほうが前です。
そして充電端子のある方が後ろです。
実際は、ケースから取り出してそのまま耳に持っていくと方向が合うので間違えることはほぼありません。これがすごく感覚的に合ってるのが気に入りました。
実際に装着してみると、耳になにか付けているというのはわりと分かります。耳穴は塞いでないのですが、外から見ると普通に耳の中に入ってるように見えますね。
耳たぶのあたりに装着することになるので、メガネやマスクとも干渉しません。(マスクは外すときに気をつけないと巻き込まれることがあります)
装着感も特に違和感ありません。装着して数分すればもう付けていることは忘れてしまいます。また(それぞれの耳の形によるかもしれませんが)歩いたり走ったりしてもフラフラしたりせずに外れる心配もありません。普通にランニングで使っても全く問題ありませんでした。(IPX5の防水もあるので汗かいても大丈夫)
左右はケースに入れたときに決定される
SOUNDPEATS CC イヤーカフはイヤホン2つに形の違いはありません。ケースの左右どちらの穴にも入ります。充電ケースの蓋を閉じて10秒ほどすると、イヤホンの左右チャンネルの自動切り替えが行われます。そして次にケースの左側から出したイヤホンは左イヤホンに、右側から出したイヤホンは右イヤホンになります。
イヤホンをケースに入れずに外しておくと左右どちらかわからなくなってしまいそうですが、とりあえずケースに入れれば自動的に切り替わるので便利です。
音質
オープンイヤー型なので、耳穴を塞ぐカナル型イヤホンに比べるとどうしても音質的には見劣りします。ですが、SOUNDPEATS CC イヤーカフは予想していたよりもかなり良い音を出してくれました。個人的に普段はHUAWEI FreeClip(約2.5万円)を使っていたのですが、それとそんなに変わらないような音の良さがあると感じました。
「オープンイヤー」「安価」という音の良さを諦める要素があるのに、この音質で聴けるのには驚きました。もちろん、集中して音を聴きたい場合に使えるとは言いませんが、「ながら聴き」するには十分以上の音を聴かせてくれます。
アプリでイコライザーを使うこともできますし、それぞれの耳に合わせた「適応型EQ」を設定することもできます。
アプリで操作のカスタマイズも可能
SOUNDPEATS CC イヤーカフはSOUNDPEATSの管理アプリ『PeatsAudio』で各種設定やファームウェア更新ができます。あいかわらずユーザー登録が必須なのはマイナスポイントです。
なお、PearlClip Proと書かれているのは、海外では最初にこの名前で販売されていたからのようです。現在の正式名称は「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」です。
SOUNDPEATS CC イヤーカフはタッチで音量や音楽コントロールの操作が可能です。そしてアプリでその操作方法をカスタマイズできます。私が使っていたHUAWEI FreeClipはできる操作がかなり少なかったので、これはかなり嬉しいポイントです。
ただ、実際に操作するのは少し慣れが必要でした。カナル型のワイヤレスイヤホンに比べるとボタンを押す位置など、どうしても(慣れないうちは)難しいです。
SOUNDPEATS CC イヤーカフの良かったところ・イマイチなところ
SOUNDPEATS CC イヤーカフの良かったところ、イマイチなところをまとめます。
- 意外と音が良い
- 周りの音が違和感なくちゃんと聞こえる
- バッテリーもよくもつ
- イヤホンで操作できる事が多い
- 安価
- デザイン・質感は価格なり
- 操作は慣れが必要
オープンイヤーのイヤーカフ型で、7千円くらいという価格ながらしっかり聴ける音になっているのは驚きました。オープンイヤー型はリアルの世界にBGMを加えるような感覚ですが、SOUNDPEATS CC イヤーカフはイヤホンからの音も外の音も自然に聞こえます。
イマイチなところとしては、やはり2.5万円のHuawei FreeClipに比べると質感などが劣るということです。まぁ価格なりといえばそうですし、装着中に自分から見えるわけでもないので気にしない人は気にしないでしょう。ただ、先日家電量販店でスマホを見ていたら店員に「え?そのイヤホンカッコいいですね、どこのメーカーですか?」と聞かれたので、パッと見はカッコよく見えるのかもしれません。
まとめ
SOUNDPEATS CC イヤーカフを実際に2週間ほど使ってみました。実際に使う前は「まぁ7千円だしな、たぶん価格相応なんだろう」と思っていたのですが良い意味で期待を裏切られました。
この価格で音もちゃんとしているし外の音も聞こえるしバッテリー持ちも良い。装着したままランニングしても外れる気配もない。正直「え、これでいいじゃん、2万円以上出すことなかったじゃん」なんて思ってしまいました。コストパフォーマンスとしてはかなり良いです。
最近はほかにも安価なイヤーカフ型が出ているようですが、今回試した限りではSOUNDPEATS CC イヤーカフは「ちゃんと使える」イヤーカフ型イヤホンです。イヤーカフ型に興味があるけど使ったことがない人に最初におすすめできるイヤホンです。
Amazonでの通常価格は7,280円ですが、2025年1月31日時点ではスマイルSALEで6,188円、さらに商品ページに5%オフクーポンと、メーカー提供のクーポンコードを併用すると5,570円で購入できます。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。