1MORE Open Earbuds S70 レビュー:低音に特化したオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン IPX5対応でランニングなどにも

1MORE様からオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「1MORE Open Earbuds S70」をレビュー用に提供していただきました。

1MORE Open Earbuds S70は外の音を遮断せずに使えるイヤホンです。耳の穴を塞がない構造のため、ランニング中に蒸れる心配もありません。IPX5の防水性能に対応するため汗をかいても平気です。

人間工学に基づいて設計され、航空宇宙グレードのチタンフレームは7000回の屈曲に耐えられるため、本体を落下・破損する心配はありません。

通常価格は17,800円ですが、2024年11月20日時点ではAmazonの商品ページに10%オフクーポンがあります。

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1MORE Open Earbuds S70

1MORE Open Earbuds S70はオープン型の完全ワイヤレスイヤホンです。耳にかけて使います。

耳にかけると違和感や痛みがあるんじゃないの?と思われがちですが、1MORE Open Earbuds S70は人間工学に基づいて設計されているため3〜4時間の着用でも快適です。

オープンイヤー型は耳を塞がない特徴があります。電車やバスの中でも周囲の音を聞き逃すことなく、音楽を楽しめます。

ケースはスケルトン仕様。ガジェットらしいデザインですね。充電はType-Cで行います。

付属品は冊子類のみ。

バスや電車の中でも音漏れせず快適

1MORE Open Earbuds S70はバスや電車の中でも走行音に負けず、しっかりと音が聞こえます。

オープンイヤー型イヤホンは、電車やバスの走行中にイヤホンの音が聞き取れなくなってしまう製品が多い印象ですが、1MORE Open Earbuds S70は電車やバスの中でも普通に使えてしまいます。もちろん、周囲の環境音に応じて、音量を調節する必要はあるのですが。

もちろん最大音量にすればガッツリ音漏れします。大体のイヤホンは最大音量にすると音漏れするので1MORE Open Earbuds S70が特別というわけではなく、適切な音量であれば問題ないので、シビアになる必要はないと思います。

IPX5の防水性能で運動時や雨でも快適に

1MORE Open Earbuds S70はIPX5防水に対応します。IPX5は噴水を防ぐ程度の防水とされ、つまり雨やシャワー(冷水)程度なら大丈夫です。とはいえ目安なので、なるべく水には濡らさない使い方をするといいでしょう。

約40時間持続するバッテリー

1MORE Open Earbuds S70のバッテリーは単体で約12時間、ケース込みで約40時間の持続を謳います。製品が届いてから約1週間ほど、1日1〜3時間ほど使用しましたが、バッテリーの残量低下警告も表示されていません。まだまだ使えそうです。

音質 – アコースティック系の楽曲が特に合う

視聴環境:Xperia 1 II Amazon Music HD 最高音質

音質をチェックしていきましょう。1MORE Open Earbuds S70で初めて音楽を聴いた時の率直な感想としては、オープンイヤー型なのにドッシリとした低音が出る……といったところで、低音がスカスカにならないのは凄いと思います。オープンイヤー型のイヤホンは、耳の中に入れないため密閉されず、低音が弱くなりがちです。また、音場も広く、開放感のある場所で音楽を聴いているような印象を持ちました。

以下では、3つの異なるジャンルの楽曲を聴き、詳しく述べていきます。

右手には愛の薔薇、左手には絶望の赤い糸 – 矢島舞依

『右手には愛の薔薇、左手には絶望の赤い糸』はゴシック系のメタル楽曲で、エレキやベースのソリッド感や、バスのキック感が強い曲です。1MORE Open Earbuds S70は低域に注力されているため、この楽曲と非常にマッチします。エレキやベースの鋭さが損なわれることなく、バスのキック感も強すぎず良好です。ドンシャリ、ドンズバとまではいかず、オープンイヤー型なこともあり、聴いていて疲れません。

暁の車 – YUUKA

哀愁ただようメロウなテンポの曲です。アコースティックやハープのような音に深みがあり、1MORE Open Earbuds S70と特に合います。1MORE Open Earbuds S70で他の楽曲も色々と聴いたところ、アコースティック系の楽曲で真価を発揮する印象がああり、その感覚は誤っていませんでした。また、ボーカルも明瞭で恍惚としてしまいます。決して雰囲気系のイヤホンではなく、リスニング系のモニターサウンドといった印象です。

La Latte – Cecile Corbel

借りぐらしのアリエッティでおなじみ、セシル・コルベルの曲です。ハープを主体としており、1MORE Open Earbuds S70の良さが最大限活きてきます。ハープの音色と深く沈み込むような低音の質感が良く、またボーカルも損ないません。それだけでなく、オープンイヤー型な点が窮屈さを感じさせず、心地よさを醸し出します。

電車の中でも使える、外音を確実に取り込める点ではアリ

オープンイヤー型イヤホンは音質が微妙で、音漏れするイメージを拭えない人もいると思います。1MORE Open Earbuds S70はオープンイヤー型イヤホンのメリットを残しながら、デメリットを極力抑えたイヤホンに感じました。

筆者はこれまで耳を塞がないタイプのイヤホンを避けていた節がありましたが、1MORE Open Earbuds S70ならアリです。メインとして使用しなくても、特定のシチュエーションでのみ使うサブとして1台あると便利かもしれません。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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