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メイン利用のスマホ、Android利用者が50.1%で端末はAQUOSとXperiaが多い【MMD研究所調査】

MMD研究所は10月17日、「2024年9月スマートフォンOS端末シェア調査」の結果を公開しました。この調査はスマートフォンを所有する18歳~69歳の男女40,000人を対象に2024年9月13日~9月24日の期間で行われました。

アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

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メイン利用のスマホはAndroid 50.1%、iPhone 49.6%

メインで使用してるスマートフォンを尋ねた質問では、Androidが50.1%、iPhoneは49.6%となりました。2023年9月の調査と比較すると「Android」は0.4ポイント増、「iPhone」は0.4ポイント減となりました。

性・年代別で見ると、男女ともに10代20代でiPhoneの使用率が高く、女性は年齢が上がるごとにAndroidの利用率が増え、男性は40台以降はほぼ変わらずです。

過去の調査でAndroidのシェアをまとめてみると以下の通り。

2019年11月 2021年11月 2022年4月 2023年9月 2024年9月
全体 57.2 47.0 51.5 49.7 50.1
10代男性 49.9 27.0 28.0 21.3 34.7
20代男性 52.8 32.9 41.4 26.1 30.1
30代男性 63.9 49.4 56.3 51.5 50.2
40代男性 67.1 55.6 58.0 60.3 61.7
50代男性 57.2 54.4 57.0 60.7 59.6
60代男性 55.1 58.9 60.3 62.4 62.3
10代女性 38.1 13.2 15.3 15.1 19.5
20代女性 47.3 19.8 28.5 18.0 19.0
30代女性 61.4 41.6 49.1 41.4 38.0
40代女性 64.0 50.6 54.2 53.4 52.8
50代女性 50.6 51.1 53.7 56.1 56.0
60代女性 58.2 55.0 64.1 60.9 61.8

30代を境に分断化してきているような印象がありますね。とくに30代女性はAndroidのシェアがどんどん下がっています。おそらく10代20代のころからiPhoneを使ってきた世代、ということでしょう。

キャリア別に見ると、大手4キャリアでは違いはほぼ見られませんが、オンライン専用プランはiPhoneが多くてMVNOはAndroidが多いというのも見えてきます。

もう少し細かく、MNOのブランド別に見るとLINEMOが一番iPhone比率が高く、楽天モバイルがAndroid比率が高くなっています。

メーカーシリーズ別ではAQUOSがAndroid内で1位

それぞれ利用してる端末のメーカーシリーズを聞くと、AndroidではAQUOSシリーズが今回もトップで26.4%でした。2位はXperiaの19.8%です。そのあとはGalaxy、Pixel、OPPOと続きます。前回と順番は変わりませんが、Pixelは4.0%→7.7%→11.8%と、ここ数年で急で気に伸びており、来年にはGalaxyに追いつこうかという勢いです。

ちなみに、当サイトにアクセスした端末の直近7日間でのメーカー別・機種別の割合は以下のとおりです。(機種別ではiPhone・iPadは除外した値となります)

1 Apple 26.65%
2 Google 25.43%
3 Sony 9.39%
4 Samsung 8.38%
5 OPPO 5.86%
6 Xiaomi 4.78%
7 Sharp 4.64%
8 Motorola 1.86%
9 Asus 0.88%
10 Huawei 0.88%
1 Pixel 7a 3.20%
2 Pixel 8 2.32%
3 Pixel 6a 2.27%
4 Pixel 8a 1.79%
5 Pixel 7 1.57%
6 Pixel 8 Pro 0.77%
7 OPPO Reno5A 0.76%
8 Pixel 7 Pro 0.73%
9 Xiaomi 11T Pro 0.71%
10 OPPO Reno7 A 0.65%

MMD研究所の調査ではここに掲載した以外の結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。また、過去の調査結果と合わせて読むことで、変化も感じ取れるでしょう。

参考情報

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