REDMAGICより最新ゲーミングスマホの「REDMAGIC 9S Pro」をレビュー用に提供していただきました。
REDMAGIC 9S ProはSoCにSnapdragon 8 Gen 3リーディングバージョンを搭載、長時間のゲームプレイでも発熱を抑える冷却システムを搭載します。また、背面カメラの突起がないフルフラットな本体に加えて、ノッチやパンチホールがないフルディスプレイで没入感の高いゲーミング体験が可能です。
実際に1週間ほど使用してみました。レビューをお届けします。
- 実質インカメラレスのフルディスプレイ
- 出っ張りのないアウトカメラでフルフラットな本体を実現
- 1日以上もバッテリーが持続
- 物理ファンで放熱もバッチリ
- LRトリガーボタンでコントローラーのようなゲーム体験
公式サイトにてREDMAGIC 9S Proの購入に使える3,000円オフのクーポンがあります。どうぞご利用ください。
クーポンコード:RMoref
クーポン有効期間:2024年8月6日 00:00 ~ 2024年10月5日 23:59
目次(見たいところからチェック!)
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本体をチェック – フルフラット・フルディスプレイ!ほぼ「板」
REDMAGIC 9S Proはフルフラット・フルディスプレイで「余計なもの」がありません。
昨今のスマートフォンは本体を横にしてゲームをすると、背面カメラの出っ張りが手に当たってグリップ感を損ないます。REDMAGIC 9S Proは背面カメラが出っ張っていないため、グリップ感がしっかりとあります。
フルフラットなだけでなく、フルディスプレイな点も特徴です。なんとインカメラが画面内に埋め込まれています。
画面内に埋め込まれているインカメラは注視しない限り気になりません。ほぼインカメラレスのディスプレイでゲームに没頭できます。
ディスプレイにはBOE製のQ9+が搭載されています。最大輝度は1,600ニトです。輝度を上げると目が疲れてしまいがちですが、REDMAGIC 9S Proのディスプレイは目への負担を軽減するようにできています。長時間ゲームをプレイしても安心です。
本体の右側面にはタッチ式のLRボタンがあります。たとえば、FPSでは「Lボタンにエイム、Rボタンに発射」を割り当てることができ、コントローラーのような操作できるようななるといったものです。このように、本体の中身だけではなくガワまでしっかりと実用的なゲーミング要素が組み込まれています。
ちなみに、LRボタンがあるだけで超ストレスフリー!なにせ、画面上のタッチ操作は誤反応にイラッとしがち。それだけでなく、ちゃんとゲームで遊んでいる「気分」にもさせてくれます。
右側面には、LRトリガー以外にもゲーミングモード「REDMAGIC スペース」を有効にするスイッチ(詳細は後述)があります。
左側面には何もありません。
本体上部にはゲーミングスマホらしく3.5mmジャックが搭載されています。スピーカーもあり、後述する本体下部のスピーカーと合わせてデュアル構成です。
本体下部にはType-Cポート、SIMトレー、スピーカーがあります。
ちなみに、REDMAGIC 9S Proは発熱対策もしっかりとされています。空冷ファンが内蔵されているため、高負荷のゲームを長時間プレイしても発熱によるパフォーマンスの低下を防いでくれるのです。
ゲームプレイだけでなく、夏場の通常使用でも発熱を抑えてくれるため、普通のスマートフォンとしても優秀です。なんせ、空冷ファン・フルフラット・フルディスプレイの3連コンボですから、好みはあるかもしれませんが一定数の需要はあると思います。
付属品はハードケース、ACアダプター、A to Cケーブル、冊子類です。
ゲームに特化した機能がもりだくさん「REDMAGIC スペース」
「REDMAGIC スペース」では、ゲームシーンに応じた画面表示の設定が可能です。たとえば、FPSでは暗部を引き上げることで視認性を高めたり、MOBAでは色調を高めることで敵を強調したりできます。
画面の反応速度(タッチサンプリングレート)を上げる設定も可能。CPUとGPUのパフォーマンスも調整できます。
タッチサンプリングレートを上げると、画面をタップしてからゲームに反応されるまでの応答速度が上がります。一瞬の判断が勝敗に影響するFPSでは有利に働く機能です。
REDMAGIC スペースに自動で登録されないゲームも手動で登録可能。これをすることでLRボタンの割り当て設定ができるようになります。
オリジナルキャラクターのモーラちゃんが画面内に!
REDMAGICのオリジナルキャラクター「モーラ」ちゃんをホーム画面上に表示できます。
それだけでなく、着せ替えやモーラちゃんを使用したLive 2D配信も可能です。アイトラッキングにも対応し、自分の視線と連動します。いわゆる「VTuber」にスマホ1台で誰でも気軽になれます。
Live 2D機能を使用して録画してみたものです。最近のゲーム界隈ではストリーミング配信が盛況で、そのトレンドをしっかりと汲んでいます。
グリーンバックの表示にも対応。PCにミラーリングもでき、OBSなどで配信する時にモーラちゃんを表示できます。
6,500mAhの大容量バッテリーで長時間のゲームプレイもバッチリ
REDMAGIC 9S Proは6,500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。長時間のゲームプレイはもちろんのこと、通常利用でも1日〜2日程度は持ちます。ハイエンドスマホなのに1日以上余裕で使えてしまうというのは、感動そのもの。
フルフラット・フルディスプレイ・冷却ファンの3連コンボに加えて、1日以上も持続するバッテリーというのはゲーミング用途だけでなく、普段遣いのスマホとしても超優秀です。
背面LEDの色も変えられる!自分の好きなカラーにしよう
REDMAGIC 9S Proはゲーミングスマホらしく本体の右側面と背面が光ります。ただ光るだけではなく、その色も変更可能です。
通常時以外にも、ゲームごとに背面LEDの色を変更できます。たとえば、原神は黄色、Call of duty Mobileは緑といったように。もちろんゲーム以外も追加でき、Blueskyの起動中は青にすることも。
カメラ
REDMAGIC 9S Proは広角+超広角のデュアルカメラを搭載しています。いずれも5,000万画素です。作例は以下。
もちろんディスプレイによって写真の見え方は変わってきますが、全体的にバランスのいい発色に感じました。ビビットすぎず、ニュートラルすぎず、ほどよく味わいのある印象です。
ベンチマーク
ベンチマークアプリで本体の性能を測定してみました。『3D Mark』のWild Life Extremeでは5411点、GeekBench 6ではSingleが2281点、Multiが7107点でした。
ゲーミングスマホだけじゃない!普段遣いのスマホとしてもよい!
REDMAGIC 9S Proをお借りして、しばらくメイン機として使いました。とくに気に入ったポイントは……。
- フルフラット・フルディスプレイの高い没入感
- バッテリーが1日以上は持つ
- LRボタンでゲームが楽しくなる
の3点です。とくに、フルフラット・フルディスプレイはREDMAGIC 9S Proのアイデンティティです。2019年〜2020年はインカメラレスのフルディスプレイの端末がトレンドで、色々な端末がありました。しかし、ブームが終わると消滅寸前に。今でもフルディスプレイ端末を求めている人はいると思います。
そんな人にこそREDMAGIC 9S Proをおすすめしたいです。画面内埋め込みのインカメラだと真のフルディスプレイではない!と思う原理主義者もいるかもしれませんが、REDMAGIC 9S Proの画面内埋め込みインカメラは、少なくとも全く気になりません。おなじくインカメラを埋め込んでいるGalaxy Z Fold5と比べても、完成度が全然ちがいます。
友人にも「あれ?これインカメラがない?」と言われたほどです。正直、筆者が友人の立場だったら同じ反応をします。実質インカメラレスのフルディスプレイだけでなく、1日以上も持つバッテリーも特徴です。
さらにLRボタン、タッチ操作だと誤反応にイラッとしますがLRボタンを使うとストレスフリーで快適。ゲーミング用途だけでなく、実質インカメラレス+バッテリー持ちがいい普通のスマホとしても優秀ですよ。価格も122,800円〜と凄まじく高いわけではありません。今、機種変更を検討しているのなら、ぜひともおすすめしたい1台です。
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。