最近、気温と湿度が高く、非常に汗ばむように。特に、カナル型イヤホンは、汗と相性が悪く、音質だったり装着感が悪くなることがしばしば。そうした問題に対処するために、耳掛け式で装着感の安定したオープンイヤー型のイヤホンが気になっていたところでした。
そんな中、1MOREよりオープンイヤー型でIPX5の防水に対応した「1MORE Open Earbuds S31」を提供していただいたので、レビューします。
- 安定した装着感
- 14.2mmのダイナミックドライバーで迫力あるサウンド
- IPX5の防水対応
- ケースが少し大きめ
通常価格は8,980円ですが、2,024年7月11-17日のAmazonプライムデー・先行セールでは20%オフの7,180円で購入できます。
目次(見たいところからチェック!)
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1MORE Open Earbuds S31のスペック
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
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Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
対応プロトコル | HFP / A2DP / AVRCP |
最大動作範囲 | 10m |
イヤホンサイズ | 44.52 × 46.84 × 13.61mm |
充電ケースサイズ | 84.52 X 62.3X 27.81mm |
イヤホン重量 | 8.2g |
ケース重量 | 63.6g |
バッテリー容量 | 60mAh(イヤホン)/600mAh(ケース) |
最大再生時間 | 8時間 |
充電時間 | イヤホン:90分、充電ケース:120分 |
1MORE Open Earbuds S31の内容物
1MORE Open Earbuds S31のパッケージは、1MOREのロゴと製品イメージがプリントされたデザイン。届いた時点では、ビニールのシュリンクが巻かれており汚れないようになっていました。
内容物は至ってシンプルで、イヤホンと充電ケース、説明書だけ。充電器や充電ケーブルは付属していません。
説明書には、日本語表記や技適マークもありました。
デザイン
ケースは、ブラックを基調としたシンプルなデザイン。1MOREのロゴも目立ちにくく、さりげない感じ。
1MORE Open Earbuds S31のケース本体は、AirPods Proのケースと比較しても、少し大きめ。ポケットに忍ばせておくよりは、カバンなどに入れて持ち運ぶのが良いと思います。
イヤホン本体は、光沢感のあるハウジング部がタッチセンサーで、耳かけ部分はサラサラとしたマットブラックのシリコンの素材。オープンイヤー型だけあって、イヤーピースなどはなく、スピーカー部分が見えるようになっています。
ケースに収めると、上記の写真のような状態に。耳かけ部分が交差しており、なるべくコンパクトなスペースに収めようという努力を感じます(どちらが下でもOK)。収納位置は左右がちゃんと決められていますし、十分スペースもあるので、さっとしまうことができます。
背面にはUSB Type-C端子があり、ケースやイヤホン本体を充電することができます。
装着感:耳かけ式でズレにくい
耳にちゃんとフックさせていることもあり、装着感はかなりしっかりしています。少々走ったくらいでは、落ちる気配もありません。耳に引っ掛けて、イヤホンをスライドさせれば、装着も簡単でした。
音質:14.2mmドライバーの迫力あるサウンド
1MORE Open Earbuds S31に搭載の14.2mmダイナミックドライバーから繰り出されるサウンドは迫力満点です。J-POPからクラシックまで様々な音楽を聴いてみましたが、音にチープさやバランスの悪さを感じることなく音楽を楽しむことができます。
オープンイヤー型で周りの音が聞こえやすいため、屋外など騒々しい環境では、音が掻き消えてしまいます。クラシックなどよりも低音域がしっかりしている曲の方が、使用シーンなどにはマッチしており、このイヤホンの特性をうまく活かせると思います。
(Nothing Phone (2)の場合ですが、)そこそこ騒がしいフードコートでも、5割くらいのボリュームで、十分音は聞こえてきました。
操作性や防水について
イヤホンのハウジング部分をダブルタップで、音楽の再生停止が可能。長押しで音声アシスタントを呼び出すこともできます。反応が敏感すぎることもなく、通常の使用において、ストレスを感じる部分はありませんでした。なお、タップした時の動作はアプリで変更可能です。
また、今回はテストできていませんが、IPX5の防水に対応しています。浸水ではなく噴流に対する保護等級なので、水に付けたりはダメですが、ランニング等で汗を程度であれば耐えられるレベルで、スポーツなどにも安心して利用できます。
1MOREアプリ:以前とは別のアプリに
1MORE-
制作: 1MORE Shen Zhen Acoustic Technology Co., Ltd.価格: 無料
イヤホンの設定アプリが、これまで1MOREのイヤホンで使われていた『1MORE MUSIC』から『1MORE』に変更されています。まだGoogle PlayでもApp Storeでも、検索したら両方出てくる状態で、間違えやすいので注意してください。「1MORE」アプリでは、複数製品の登録をできるようになったのが大きな特徴のようです。
アプリでは、イヤホン本体や充電ケースのバッテリー残量の確認、イコライザーの変更が可能です。ただし、イコライザは、プリセットの3つのみの間で変更可能なようです。
また、イヤホンをタップした時の操作も、割り当て可能です。
ちなみに、イヤホン本体のバッテリー残量は、Bluetooth設定からもチェックできます。
まとめ
1MORE Open Earbuds S31は、オープンイヤー型であることを理解して買うなら、クオリティが高く快適に使える製品だと思いました。イヤホン本体も耳に接する部分にはシリコン素材が使用され、サウンドも安定していて綺麗、IPX5対応でスポーツなどでも安心して利用できます。
価格も通常価格8,980円、Amazonセール価格だと7,180円と比較的手を出しやすくなっています。音楽やポッドキャストを聴きながら、作業したりランニングしたりするなど、ながら作業にはもってこいのイヤホンに感じました。