日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。
今週は2024年第20週(5月12日〜5月18日)のニュースをピックアップします。
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Xperia 1 VI発表!
ソニーは5月15日、「Xperia 1 VI」を発表しました。85mmから170mmの広い焦点距離をカバーする望遠光学ズームレンズを搭載します。
豊かなぼけ表現で本格的なポートレート撮影が可能なほか、ソニーのさまざまな最先端技術により撮影や視聴体験を高めます。
SoCにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、キャリアモデルのストレージは256GBで実装メモリーは12GBです。SIMフリーモデルは12GB/256GB, 12GB/512GB, 16+512GBのバリエーションがあります。ディスプレイは約6.5インチで、画面比率が前モデルまでの21:9から19.5:9に変更、最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。
SIMフリーモデルの市場想定販売価格は19万円から22万円。RAMとストレージの構成によって販売価格が異なります。キャリアモデルは2024年6月上旬より、SIMフリーモデルは5月22日10時予約開始で、12GB/512GBと12GB/256GBが6月21日、16GB/512GBが8月23日発売です。
筆者が好きだった21:9の4Kディスプレイはどこへ……。
arrows We2/We2 Plus発表!Plusには脳波測定センサーつき
FCNTは5月16日、arrows Weの後継機「arrows We2」および「arrows We2 Plus」を発表しました。arrows We2シリーズはPlusの方がSoCやRAMなどの性能で上位機となります。どちらも「防水・防塵」「耐久性」「環境配慮」を中心としたスマートフォンです。両機種ともに「まる洗いやアルコール除菌」に対応します。
arrows We2はドコモ、au、UQ mobileから、arrows We2 Plusはドコモからそれぞれ今夏に発売されます。価格は公開されていません。
arrows We2 Plusには背面カメラ下に脳波センサーがあり、自身の自律神経の活性度を測定し、“自律神経パワー値”と、それが何歳平均相当であるかを表示できます。
電源キー部分には指紋と指の動きを読み取る「Exlider」機能を搭載。これにより画面に触れることなくズームやスクロールができ、拡大操作ができないサイトもアプリもExliderなら自由にズームできます。
Apple、iPhoneをお店の決済用端末に!追加ハードウェアが不要に
Appleは「iPhoneのタッチ決済」を5月16日から提供開始しました。iPhoneを対面での非接触型決済として利用できるようになります。
クレジットカードやデビットカード、Apple Pay、その他デジタルウォレットの支払時に、従来であればAirPayなどの決済専用端末を必要としましたが、iPhoneを決済用端末として利用できるようになるため、決済専用端末を追加で用意する必要はもうありません。
5月16日から、GMOフィナンシャルゲートのstera tapアプリ、リクルートのAirペイタッチアプリ、そしてSquareのSquare POSレジアプリが対応開始。
そういえば、iPhoneのイヤホンジャックをクレジットカードリーダーにする発想を思い出しました。iPhoneを決済用端末にできれば、導入にハードルも下がりそうですよね。
KDDI、GoogleメッセージをAndroid端末標準のメッセージアプリに採用
KDDIは5月16日、Googleが提供するメッセージアプリ『Google メッセージ』をAndroid端末の標準アプリとして追加採用すると発表しました。採用時期は改めて発表するとのことです。
Googleが表明しているグローバル標準のRCS(Rich Communication Services)の普及・拡大や魅力化の取り組みに賛同したとのこと。+メッセージが消えるわけではありません。
今週のまとめ
今週のニュースをまとめると…
- Xperia 1 VI発表!
- arrows we2/we2 plus発表!
- iPhoneがレジの決済端末になる「iPhoneのタッチ決済」がサービス開始
- KDDI、GoogleメッセージをAndroid端末の標準アプリに
でした!今年のスマホ業界は色々と大きな変化があるように感じます。Xperia 1シリーズのアイデンティティともいえる21:9 4KディスプレイをXperia 1 VIが採用しなかったり、arrowsが良い意味で変化したり、iPhoneがレジの決済端末になったり、Xiaomiの正統フラグシップモデル(Xiaomi 14 Ultra)が日本で発売したりと……。他にも色々と変化の多い1年になりそうです。
それはそうと、Xperia 1 VIIでは21:9の4Kディスプレイが復活してほしい……と思ったり。スマホに4Kが必要か?と言われたら、実用的ではないけれども、それでも4Kの繊細なディスプレイで見るXのTLは最高です。
それではまた来週、よい1週間を!
あ、iPhoneのタッチ決済って名前がわかりにくいと思いません?カードのタッチ決済でさえ通じない場合もあるのに、流石にその名前は悪手じゃないか?と思います。ではでは〜!