Narwalから全自動ロボット掃除機の「Narwal Freo X Ultra」を提供していただきました。Narwal Freo X Ultraはゴミ吸引と水拭き清掃に加え、専用の洗浄液を使用したモップ清掃にも対応するロボット掃除機です。
2024年にはCES AWARDと呼ばれるラスベガスで年に1回開催されている家電用電気製品のコンペディションにて、6つのメディアでカテゴリ大賞を受賞しています。
- AI清掃モードが快適すぎる
- ステーションから直接タッチ操作できる
- 連続使用2〜3ヶ月のダストボックス
- テールスイング機能で壁ぎわの拭き残しを抑える
- Amazon販売価格が15万9,800円
Narwal Freo X Ultraは2024年5月17日時点でAmazonでの価格が159,800円です。これが期間限定の早割キャンペーンにより3万円オフの129,800円で購入できます。
期間:2024年5月17日~5月31日
対象商品:Narwal Freo X Ultra
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Narwal Freo X Ultra
本体はモダンな白物家電デザインです。少し変わった点として、充電ステーションの上部にロボット掃除機に操作指示を出せるタッチパネルがあります。
上部のタッチパネルは、先代機種の「Narwal Freo」だと「タッチディスプレイ」でした。タッチディスプレイ、見た目は近未来的ではあるものの、他の部分にコストを割いたほうが「ロボット掃除機」としての満足度は高そうです。今回からは他の部分にコストをかけたのだと思います。
本体の背面には2つのモップがあります。このモップは「おにぎり型」と呼ばれ、中央部分の隙間を無くすことでムラのない水拭きを実現。また、12N(約1.2kg)のモップ圧力、1分間に180回転の速度を実現し床の汚れを拭き残しません。
上の写真は2回モップ掛けをしたあとの状態です。これだけ汚れを落とします。筆者のフローリングが汚いだけの可能性も……。あまり考えないようにしておきましょう。
同じく背面にあるフローティングブラシは、4枚のラバー、清掃力を高める細かなブラシ、片端が固定されていない設計により、毛髪などの絡まりゼロを実現。
ブラシ部分は1穴あたり150本のナイロンブラシが使われており、50°の傾斜により髪の毛などが絡まる前に吸引してくれます。
ダストボックスはロボット掃除機本体に内蔵されています。吸い込んだゴミを空気の力で圧縮し、限界容量までゴミを溜め込むと、約7週間の連続利用が可能です。使い捨てのダストバッグも使えるので、ダストボックスの清掃が面倒ならこれが便利です。
また、清掃後にベースステーションからゴミに送風し、吸引したゴミの湿気を飛ばして除菌&消臭を行います。
筆者のようにズボラだと「マメなメンテナンス」が面倒に感じるので、かなりラクに感じます。
付属品は(使い切りではない)ダストボックス、使い切りダストバッグ、電源コード、LRブラシ、専用洗剤、冊子類です。
AI清掃モードが超快適
Narwal Freo X UltraにはAI清掃モードの「Freoガイド」機能が搭載されています。これが非常に優秀です。汚れ状況、部屋の間取りなどから最適な掃除プランを自動で実行するからです。
筆者の家はワンルームです。ワンルームなのに20分もかけて掃除してくれました。広い家だと1時間以上はかかりそうです。
モップの汚れ度合いを自動で検知し、モップが汚れすぎることを防ぐ機能も搭載されています。清掃中に1回ベースステーションに戻り、モップを洗浄していました。ロボット掃除機のモップは汚れすぎると自分で洗う必要があり、それも面倒だったりします。
汚れすぎを防いでくれる機能は「少しでも人の作業を減らすための徹底した自動化」なのかな?と思ったりも。
「掃除(吸引)のみ」といった各モードごとの使用時に、AI清掃モードをON/OFFにするかを選択可能です。AI清掃モードをOFFにした状態でサクッと清掃もできます。
「テールスイング機能」と呼ばれる機能も搭載されており、ロボット掃除機がモップを壁ぎわに捻りながら回転走行します。壁ぎわの拭き残しを最大限におさえる機能です。
給水タンクと排水タンク搭載でハンズフリーな全自動モップ清掃
ベースステーションには給水タンクと汚水タンクがあります。清掃前に給水タンクからモップに水分をあたえ、清掃後にモップが汚れたら汚水タンクに吸い上げる仕組みです。
これにより、ハンズフリーな全自動モップ清掃を実現します。
洗剤をつかった床拭きも
レモン&バジルの香りがする専用洗剤もあり、水拭きでは除去しきれない雑菌の繁殖も防いでくれます。筆者が使用した限りでは、香りはほとんど感じなかったので、それほど強い香りではありません。
ベースステーションやロボット掃除機に洗剤を注ぐ必要はなく、ベースステーション内に設置しておけば適切な洗剤量をモップに染み込ませてくれます。
自宅内をマッピング!爆速で完了
Narwal Freo X Ultraは自宅内のマッピングに対応します。マッピングの速度はかなり速く、筆者が使用してきたロボット掃除機の中でも最速で完了しました。
というのも、ロボット掃除機は基本的に走行しながら3Dセンサーでマッピングしていきます。今までのロボット掃除機だと家全体を走行して、ようやくマッピングが完了していたのに対し、Narwal Freo X Ultraはグルっと回転して周囲を見渡したら完了しました。(筆者の家がワンルームということもありますが。)
マッピングが完了した部屋は専用アプリ『Narwal Freo』上から確認でき、ロボット掃除機の現在地をリアルタイムでチェックできます。
専用アプリ『Narwal Freo』
専用アプリの『Narwal Freo』では、マッピング以外にも、吸引力の強さ、水量の強さ、部品の消耗状況、清掃時間などを設定・確認できます。
清掃範囲を指定することもできます。ピンポイントで汚い場所だけを掃除してほしい時に便利です。
マップの3D表示にも対応します。
スケジュールタスクと呼ばれる機能では◯日の◯時に清掃予約ができます。部屋にある机の下だけ、水拭きはなし、などの細かい指定も可能です。
- Narwal Freo
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制作:Narwal Intelligence Technology価格: 無料
しばらく使ってみて AIモードはやっぱり便利だと感じる
Narwal Freo X Ultraをしばらく使ってみました。
以前レビューした先代モデルのNarwal Freoは3〜4週間しかゴミを溜められず、使い捨てのダストバッグにも対応していませんでしたが、Narwal Freo X Ultraは使い捨てのダストバッグに対応しています。そして、なんといっても「本体ごみ圧縮技術により7週間ゴミ捨てなし」は、ズボラな筆者にとっては嬉しいポイントです。
AI清掃の「Freoモード」も便利で、自動で最適なプランを構築してくれます。普通のロボット掃除機は吸引力の強さ、モップの水分量などを自分で設定しなければいけません。肉眼では見えない汚れにも柔軟に対応してくれるので、めちゃくちゃありがたいです。
市場想定価格は15万9,800円。個人的には値段相応の価値があると思います。AI自動清掃が超便利ですよ。気軽におすすめできる価格ではありませんが、もしロボット掃除機の導入を検討しているのであればNarwal Freo X Ultraを購入すれば不満は出ないでしょう。
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。