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Xiaomi 14 Ultra + Photography Kit ファーストインプレッション:なるほど、Photography Kitはよくできてる

Xiaomi 14 Ultra+Phography Kitを入手しました。Xiaomi 14 Ultraは老舗カメラメーカーLeicaと提携して作られたスマートフォンで、1インチセンサー、テレマクロ、LEICA VARIO-SUMMILUXレンズを搭載します。また、SoCにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載します。

まさにXiaomiの最新技術を持て余すことなく投入したフラグシップ端末です。ファーストインプレッションをお届けします。

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レザーを基調としたデザイン

Xiaomi 14 Ultraの背面はヴィーガンレザー仕様です。入手したのは白ですが黒も同じくヴィーガンレザーを採用しています。Xiaomi 12S UltraぶりにXiaomi端末を触れた筆者からすると、シボ感が弱くて平面的なレザーに感じました。感触の好みは人によるものの、個人的にはXiaomi 12S Ultraのレザー感が好みです。

ディスプレイはフラットに近いエッジディスプレイです。

20万円くらいで高級レンズが4本も購入できるロマン

カメラはクアッド構成です。円形のカメラユニットには「LEICA VARIO-SUMMILUX 1.1.63-2.5/12-120 ASPH.」とあり、LeicaのSummiluxレンズを搭載していることがわかります。Leica Mシステム用のSummilux 50mmは新品で76万円もしますから、だいたい20万円くらいのグローバル版Xiaomi 14 Ultraは「20万円でSummiluxが4本も買える」と考えると、とんでもなく安いと思います。

実際にはレンズの大きさやコーティング、硝材、エレメントの構成などなど…、Leica Mシステム用のSummiluxレンズとは大きく異なるのかもしれません。あくまでも物は捉えようで、いってしまえばロマンです(笑)

個人的にはカメラユニット部の金枠が好み。かっこいいです。

取り急ぎ撮影した作例を何枚か載せます。大きな画面で見ない限りはスマホ撮影だと思えません。誰が使ってもキレイに撮れます。

Photography Kit

Photography Kitを装着するとコンデジ化します。本当はXiaomi 14 Ultra単体で入手しようとしたものの、どうせならということでPhotography Kitも同時入手しました。

Photography Kitを装着・使用して気がついたのは、Xiaomi 14 Ultraで「ちゃんと写真を撮るのなら必須」だということ。なんなら、Xiaomi 14 UltraのカメラアプリはPhotography Kitありきで設計されているように感じます。

Xiaomi 14 UltraのカメラアプリにはEV調整機能(露出補正)があり、端的に説明すると「明るさを調整する機能」です。これ、EVの部分をタップ→画面を回すようにスライドして初めてEV調整ができます。

Xperia 1 III PhotoProのUI

XperiaのPhotoProだとEV調整のバーが常設されていて、それをスライドすればEV調整ができました。Xiaomi 14 UltraではEVをタップ、指を必要以上に動かさないといけないダイヤル風のスライド式仕様となっており、かなり使いにくいです。なんというか、デザインを重視しすぎな印象。

ところが、Photography Kitがあれば、シャッターボタン右隣のダイヤルからEVを調整できます。画面からEVを調整していた時のストレスが嘘のようです。先述の通り、Photography Kitの使用を前提でUI設計しているのではないか?とすら思ってしまいます。

カメラアプリ内の設定からPhotography KitのダイヤルにEV以外、ISOやSS(シャッタースピード)等の割り当ても可能です。個人的には初期配置のEVから変える必要は今のところ無いかな?と思います。

ストラップホールもあるため、カメラストラップを装着できます。うまくやればネックストラップも装着できるはずです。筆者はとりあえずPhotography Kitに付属するストラップを装着して運用しています。

MIUIからHyperOSに


これまで、Xiaomiのスマートフォンには独自カスタムOS「MIUI」が搭載されていました。しかし、2023年後半に「Xiaomi HyperOS」がリリースされ、Xiaomi 14 Ultraもこれを搭載します。とはいえ、MIUIから見た目や使い勝手が大幅に変更はされているわけではないので、MIUIに慣れていれば違和感なく使えます。

友人から「HyperOSは通知欄を左にスワイプすると通知が削除できず、コントロールセンター(クイック設定パネル)に飛ばされる」と事前に聞いていましたが、確かにその通りで、気になる方は気になると思います。

友人は「慣れだけど不便」と不満をこぼしていました。筆者は右スワイプ派で、そもそも通知は一括削除するため気になりません。言われてみると通知を左にスワイプする人からすると慣れが必要です。

技適も確認できました。はたして日本版は出るのでしょうか……?


以上、ファーストインプレッションでした。今月中にはレビュー記事を掲載できると思います。筆者はM型ライカも愛用しているため、本家ライカとライカ提携スマホのXiaomi 14 Ultraを比較する観点からもレビュー予定です。乞うご期待ください。

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