Googleは2月8日、対話型AIのBardをGeminiと名称変更しました。GeminiはGoogleの最も高性能なAIモデルとして2023年12月に発表されたもので、Bardがこの核となる高度なテクノロジーが反映された製品であることを明確に
するための変更となります。
また、これに合わせ、最大のAIモデルであるUltra 1.0を登載したGemini Advancedと、それを利用できるGoogle Oneの新しいプラン、そしてスマートフォンからGeminiを利用できるアプリが提供開始となりました。
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「Bard」が「Gemini」に
名称がBardからGeminiに変更となりましたが、これまでの機能はそのまま利用できます。
Gemini Advanced
Gemini Advancedは、高性能かつ最大のAIモデルであるUltra 1.0を搭載します。Gemini Advancedは複雑なタスクの能力が大幅に向上しました。また、より長く、より詳細な会話が可能になるだけでなく、以前に質問したコンテキストに基づいた質問への理解能力も向上します。
Gemini AdvancedはGoogle Oneの新しいプラン「Google One AI プレミアム プラン」として利用可能です。料金は月額2,900円です。もちろん既存のGoogle Oneプレミアムプランのすべての特典(ストレージは2TB)が利用可能です。プレミアムプランは月額1,300円なので、実質Gemini Advancedは月額1,600円となります。
また、AI プレミアム プランは2ヶ月のトライアル期間があり、その間は月額0円で試用できます。3ヶ月目から2,900円になります。まずはトライアルで試してみてはどうでしょうか。
Geminiのアプリも登場(ただし日本はまだ)
Google Gemini-
制作: Google LLC価格: 無料
スマートフォンでGeminiを使えるように、アプリ版も提供開始されました。Android版だけでなくiOS版もあります。ただしこれはまだ米国の英語のみで、日本では利用できません。日本でも近日中(来週より)にサポートされる予定となっています。