最近話題の分散型SNS「Bluesky」では、かつてのTwitterのようにいくつものサードパーティー製クライアントがあります。ウェブで動作するもの、アプリとして提供されているもの、様々あり、機能や使い心地もまた変わってきます。
サードパーティー製クライアントはすでにかなりの数が存在しており、その中からいくつかを試してみたので紹介します。
目次(見たいところからチェック!)
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サードパーティー製クライアントを使うときは「アプリパスワード」を使う
サードパーティー製クライアントを利用する際には、「アプリパスワード」を使うと便利です。これはBluesky公式で発行できる「もう一つのパスワード」です。
Bluesky本体のパスワードとは別にアプリごとに発行して利用すれば、万一そのアプリでパスワード漏洩など起きても、そのアプリパスワードを削除(無効化)してしまえばアクセスできなくなります。
Blueskyの設定→高度な設定にアプリパスワードがあるので、そこから発行したり削除したりできます。アプリを使わなくなったらここから削除すればOKです。
TOKIMEKI
TOKIMEKIはWeb版とアプリ版があります。アプリ版では基本的に1列表示ですが、WEB版ではX Pro(Tweetdeck)のように複数のカラムを並べて同時表示できます。
アプリ版も、最上段のアイコンタップでカラムを切り替えるのですが、複数アカウントを同時に並べられるので、アカウントAのホームからアカウントBのホームにワンタップで移動できます。Twitterのtwitcleのような感覚です。
ほかにもハッシュタグに対応していたり、表示のカスタマイズができるなど機能も充実しています。
TOKIMEKI for Android-
制作: Spuit価格: 無料
ぞーぺん (ZonePane)
ぞーぺんは『ついっとぺーん』の作者が開発しているクライアントです。もともとMastodonやMisskey向けのクライアントとして開発されていましたが、そこにBlueskyも加わりました。見た目や機能はついっとぺーんとかなり似ているので、Twitterで同アプリを使っていた人は慣れるのもすぐでしょう。
ぞーぺん Mastodon,Misskey&Bluesky-
制作: Panecraft, Inc.価格: 無料
Graysky
Grayskyは純粋にアプリとして開発されているクライアントです。アプリならではの動作のスムーズさが特徴です。海外製のアプリですが日本語訳もされており、英語が苦手でも問題なく利用できると思います。
使い始めた当初は、アプリを起動するとフィード一覧の画面になるのが使いにくいな、と思ったのですが、設定からホームとして表示するフィードを選択できるのに気づいてからは使いやすくなりました。検索の所にトレンドなんてものもあります。
Graysky, a Bluesky client-
制作: Graysky価格: 無料
deck.blue
deck.blueはX Pro(Tweetdeck)のように複数のカラムを並べて同時表示できるクライアントです。WEBもしくはPWAで動作します。ハッシュタグにも対応します。
スマホだとちょっと見にくいですし、タブレットでも(表示サイズ次第では)ツラいかもしれません。基本的にPC用ですね。
Klearsky
KlearskyはWEBもしくはPWAで動作するクライアントです。deck型ではなくカラム型で、本家Blueskyに近い形です。それを軽快にしたイメージ。スマホでもブラウザから簡単にアクセスできますし、PWAでアプリのように扱うこともできます。
ただ、スマホのブラウザをFirefoxにしてアクセスすると、ホームタイムラインの表示がはみ出てしまいます。FirefoxでPWAしたものは大丈夫なのですが…。
ほかにもたくさんあるサードパーティー製クライアント
Blueskyのサードパーティー製クライアントは現時点でもかなりたくさんあります。公式でも以下のページにまとまっています。
それぞれのクライアントの機能を比較しながら選びたいときは以下のページが詳しいのでオススメです。
ちなみに私は今Blueskyで2つのアカウントを利用しており、スマホではGrayskyを、PCではTOKIMEKIを主に使っています。どちらでも公式を使うこともありますが…。
使い方は人ぞれぞれなので、合うクライアントも人それぞれです。Blueskyにもこの機能があったらいいのにーというものが実装されてるクライアントもあります。ぜひ自分にあったクライアントを探してみてくださいね。