スマートホーム化して最も便利さを感じるものの一つがスマートロックです。私も今の家に住み始めてからSwitchBotのスマートロックを利用しており、鍵を持ち歩かない生活をしています。
そしてこの冬、更に進化した「SwitchBot ロックPro」が登場しました。従来のスマートロックと同じくスマホから鍵の開閉を遠隔操作できるのはもちろん、指紋認証パッドと組み合わせた施解錠方法は指紋認証やNFCカードなど15種類に増えました。また、取り付け方法やバッテリーなどもパワーアップしています。
そんな「SwitchBot ロックPro」と「指紋認証パッド」のセットをSwitchBotよりレビュー用に提供していただきました。実際に使ってみると、細かく様々なポイントが良くなってるのがわかります。今から導入するのであれば、間違いなくProをオススメします。
SwitchBot スマートロック Pro 指紋認証パッドセットは通常価格22,980円ですが、Amazon初売りセールにおいて19,533円のセール価格になっています。また、以下のコードを入力するとさらに500円OFFになります。どうぞご利用ください。
クーポンコード:SB02LOCK
有効期限:2024年1月7日23時59分まで
対象商品:
①SwitchBot ロックPro 指紋認証パッドセット
②SwitchBot ロックPro
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SwitchBot ロック Proの概要
SwitchBot ロック Proはドアの鍵部分に取り付けて、スマホの操作で鍵(サムターン)を操作できるスマートロックです。別売りのハブや今回セットになってる指紋認証パッドと組み合わせることで、遠隔操作や指紋認証など15種類の解錠方法が利用できます。
従来のSwitchBot ロックからは以下のような変更点があります。
- サムターンを掴むアタッチメントが無段階可変構造になり、約99%のドアロックに対応
- 解錠スタイルが8種類→15種類に拡大
- バッテリーがCR123A→単3電池4本で入手しやすく
- 「微電流解錠機能」で電池切れの場合でも緊急で30秒間だけ解錠可能
- サムターン型から丸いノブ型になり、ワンタッチで施解錠が可能に
- 自動施錠の一時停止が可能に
ロックProと指紋認証パッドを設置すれば鍵を使わずに施錠解錠できるようになります。これで私は鍵を持ち歩く生活から解放されました。外出する際に鍵を持ち出す(探す)必要もありませんし、外出先で紛失する心配もありません。キーレスな生活は思う以上に快適ですよ。
なお、このスマートロックを設置しても、従来の鍵で施錠解錠は引き続き利用可能です。私は万一の場合に備え、別途キーボックスを購入し、従来の鍵を別の場所に隠して保管してあります。こうすることで完全にキーレス生活を実現しています。
設置手順が細かいところで改良されてる
SwitchBot ロック Proの設置は、簡単に言えば「位置を合わせて両面テープで貼り付け」というだけです。ただこの位置合わせがなかなか難しく苦労しました。それでも従来品よりもしっかり設置できる工夫がなされていました。
アタッチメントが無段階可変構造に
サムターンを掴むアタッチメントが無段階可変になりました。従来品は3種類のサイズから合うものを選択しましたがProは無段階なので1種類だけしです。ドライバーでネジを閉めるとアタッチメントの幅が狭まる方式で、これにより約99%のドアロックに対応します。
また、アタッチメントの中央に凸型の目印があるので、これをサムターンの回転軸中央に合わせれば位置合わせが簡単です。
粘着効果が倍に
設置する際の3M両面テープは粘着面積が73.9%向上しました。
また、貼る前に接着促進剤を塗り、設置直後は固定補強テープで補強することで、粘着力を最大限発揮します。これにより従来品に比べ粘着効果は倍になったと言います。
ネジ留めではなく両面テープでの設置なので従来品では「ちゃんと貼れたかな?落ちてしまわないかな?」という不安もあったのですが、ここまでサポートしてくれると安心感があります。
解錠速度が早くなった!
実際に使用してみると、施錠したり解錠したりする時間が早くなっているのに驚きました。
アプリから解錠・施錠
指紋認証パッドで解錠
瞬時に解錠とまではいきませんが、従来品よりも明らかに早くなっています。公式の説明によると、1/4回転するのに1.35秒→0.65秒と倍のスピードになっているそうです。たった0.65秒の短縮ではあるのですが、動作を待つ一瞬の間が確実に短くなっています。これはかなり嬉しい改良ポイントです。
ワンタッチで開け締め可能
SwitchBot ロック Proでは、丸いクイックキーを押すだけで解錠・施錠できます。回す必要はありません。
手動で鍵の操作をするつまみ部分が従来の-型から◯型へと変更されており、私も最初は「これは回しにくいのでは?」と思っていました。実際に回して手動解錠・施錠してみると微妙に力が必要で、これは改悪なのでは?と感じたほどです。
しかし、これをワンプッシュするだけで解錠・施錠できると気づいて考えを改めました。ワンプッシュでOKなのは簡単で便利です。回せるのはむしろおまけだったんですね。
自動施錠とその一時停止が便利
SwitchBot ロック Proは、ドアの開閉状態を検知できます。そして、ドアを閉めてからの指定秒数で自動施錠できます。つまり「鍵をかける」という作業も必要なくなります。オートロックです。
この自動施錠は従来のスマートロックにもあったのですが、自動施錠されると面倒な場合もありました。例えば、ちょっと外の郵便受けに行くとき、ちょっとゴミ出しに行くとき、自動で施錠されるとまた解錠しなくてはなりません。これが面倒で私は今までこの機能を使ってませんでした。
SwitchBot ロック Proでは「自動施錠の一時停止」があります。クイックキーを2秒長押しすると「一時停止」となり、1回だけドアが閉まっても施錠されません。
この機能のお陰で、私も自動施錠を使うようになりました。普段は自動施錠にして、ちょっとだけ出る時はクイックキーを2秒長押ししてから出る運用が便利です。
電池が単3電池に変更され入手しやすく
SwitchBot ロック Proは単3電池4本で動作します。従来品はCR123Aというカメラなどに使われる電池だったので、入手性も良くなりコストも3分の1程度に抑えられるようになりました。
バッテリーの持ちは、1日当たり10回解施錠を行なったと想定したとき、付属の単3電池4本を使用した場合は9ヶ月、専用充電バッテリーを使用した場合は12ヶ月とのこと。なお、バッテリー残量が20%以下になると通知が来ます。
また、電池交換をしないまま電池切れになってしまった場合には、最終手段として「微電流解錠機能」により緊急で30秒間だけ鍵を開けることが可能です。お世話になることがないように電池交換しておきたいところですが、万一を考えると安心感があります。
スマートロックだからこその便利な使い方も
SwitchBot ロック Proではシーンやニーズ似合わせて15タイプの施解錠方法が利用可能です。私は一人暮らしなので単純に自動施錠で鍵を締めて、指紋認証で解錠するくらいですが、もっといろいろな使い方ができます。
例えば、子供がいる家庭では家族全員分の鍵(指紋認証設定)を簡単に用意できますし、指紋認証なら鍵をなくすこともありません。なにかしらの事情で、自分がいないときに友人に鍵を開けて入ってもらう場合に、一時的なパスワードを発行することもできます。
通常の物理鍵ではできないような便利な使い方ができるのも魅力ですね。
SwitchBot ロック Proの良かったところイマイチなところ
実際にSwitchBot ロック Proをしばらく使ってみての良かったところイマイチなところをまとめます。
- 施錠も解錠も従来の鍵を使わずに可能
- 設置方法や貼り付けの改良
- 施解錠のスピードアップ
- 内側からもワンタッチで施解錠可能
- 自動施錠の一時停止が可能に
- バッテリーが単3電池4本で入手しやすい
- 設置の位置合わせは少し難しい
- フルに活用するにはロックPro単体だけでなくハブや指紋認証パッドも必要
- イチから全部購入するとそれなりの金額に
- 従来のロックとロックProを併用しての2ロック解錠は不可
主な「できること」としては従来のスマートロックとそう変わりません。それでも施解錠のスピードアップやワンタッチでの施解錠など、地味にでも確実に使い勝手がよくなっています。
細かいところが着実に進化して完成度が高まっている。これがProということなんですね。
まとめ
私も最初は「Proって言ったって、私が使うような基本的な範囲ではそう変わらないでしょ」と思っていました。でも実際に使ってみると断然Proの方がいいです。
まぁ正直、すでにSwitchBotスマートロックを使っている人が慌てて購入する必要はないと思います。とはいえ、初めて導入するのであれば、私はProをオススメします。価格差はありますが、長い間使うことを考えれば少しでも使い勝手の良いものを選んだほうが良いですからね。
鍵なしの生活は、一度味わったらもう、これ無しは考えられません。スマートホーム化するなら、ぜひ導入してほしいアイテムです。
SwitchBot スマートロック Pro 指紋認証パッドセットは通常価格22,980円ですが、Amazon初売りセールにおいて19,533円のセール価格になっています。また、以下のコードを入力するとさらに500円OFFになります。どうぞご利用ください。
クーポンコード:SB02LOCK
有効期限:2024年1月7日23時59分まで
対象商品:
①SwitchBot ロックPro 指紋認証パッドセット
②SwitchBot ロックPro
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。