Narwalから全自動ロボット掃除機の「Narwal Freo」を提供していただきました。Narwal Freoはゴミ吸引と水拭き清掃に加え、専用の洗浄液を使用したモップ清掃にも対応するロボット掃除機です。
Narwal FreoにはAIおまかせ清掃の「Freoモード」が搭載されており、AIが床の汚さに応じて適切な清掃をしてくれます。また、モップ掃除や排給水も自動のためメンテナンスの時間もかかりません。
- AIのおまかせモードがラク
- 壁ぎわの拭き残しがすくない
- ステーションのタッチディスプレイからも操作できる
- Wi-Fi環境がなくても使える
- ゴミの自動収集機能がない
- Amazonの販売価格が約14万円と高い(2024年1月28日時点)
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Narwal Freo
ロボット掃除機とステーションは丸みをおびたモダンなデザインで、家電にありがちな「メカメカしさ」を感じさせません。
ステーションには本体上部にタッチディスプレイが搭載されており、スマホなしで清掃指示を出せます。タッチディスプレイは大きめで、誰でも操作がしやすいです。本体から操作可能なため、Wi-Fi環境がなくても使えます。
ロボット掃除機の背面には「おにぎり型」のモップが2つあり、中央部は両方のモップで拭かれるので、丸形モップにありがちな吹き残しがありません。
モップは1分に180回転し、ぞうきんで床を拭くよりも効果的な床掃除を行えます。さらに、床材に応じて加圧を変えるため、床が水でビショビショになる…といった心配とはおさらば。
ベースステーションには給水用タンク、排水用タンクがそれぞれあります。タンク内に給水すればロボット掃除機が水拭き掃除をしてくれ、掃除後は自動でモップを洗浄してくれます。
付属品はロボット掃除機本体、ステーション、洗浄液、電源ケーブルです。
自動清掃がラク
Narwal Freoはおまかせモードの「Freoモード」が優秀です。汚れ状況、部屋の間取りなどから最適な掃除プランを自動で実行してくれます。
筆者の家はワンルームで広くありません。5分以内に掃除が終わるのかな?と思っていたところ、26分もかけて入念に掃除してくれました。それなりに広い家だと、1時間以上かかりそうです。
清掃途中で何回かモップステーションに戻り、モップを掃除していました。これは、モップの汚れ度合いを自動で検知し、モップが汚れすぎることを防ぐ「業界初の機能」です。
モップをステーションで自動清掃している時はそれなりに音がします。とはいえ、数値で表すと63.1db前後で、爆音というわけではありません。
モップ清掃、汚水の排出、なによりもAIが自動で清掃をしてくれるのはズボラな筆者にとってラクラク。Narwal Freoはステーションがゴミを自動で収集する機能が搭載されていませんが、それよりも「ワンタップで最適な清掃をしてくれる」点は大きなメリットに感じます。
部屋の広さや汚さにもよりますが、自動化が徹底されているように感じます。ステーションがゴミを自動収集してくれても最後は自分で廃棄しなければいけません。それよりも、部屋の汚れ度合いをAIが判断して清掃してくれる方が自動化が徹底されていると思いました。
洗剤をつかった床拭きも
レモン&バジルの香りがする専用洗剤もあり、水拭きでは除去しきれない雑菌の繁殖も防いでくれます。筆者が使用した限りでは、香りは感じませんでした。水拭き、洗剤使用を選べます。
ダストステーションやロボット掃除機に洗剤を注ぐ必要はなく、その都度適切な洗剤量を自動で投入してくれます。洗剤が手に付着したり、こぼす心配はありません。
専用洗剤はAmazonから3,180円で購入できます。その他、モップパッドや専用のブラシなどの消耗品も販売されています。
テールスイング機能で壁庭の吹き残しを最大限に抑える!
またもや業界初の「テールスイング機能」が搭載されています。これは、ロボット掃除機がモップ壁ぎわに捻りながら回転走行するというもの。壁との隙間を減らし最大限に拭き残しを抑えます。
専用アプリ『Narwal Freo』のUIが使いやすい
Narwal Freo-
制作:Narwal Intelligence Technology価格: 無料
先に申し上げると、筆者はUIにうるさい方です。それでも専用アプリ『Narwal Freo』のUIは直感的で扱いやすく、視認性も良好で使いやすいと感じました。
アプリからは吸引力の強さ、水量の強さ、今どこを掃除しているのか?部品の消耗状況、清掃時間などを設定・確認できます。
清掃範囲を指定することもできます。ピンポイントで汚い場所だけを掃除してほしい時に便利です。
個人的におもしろいと感じたのはマッピングした部屋が3D表示に対応しているところ。これは部屋の間取りを把握し、ロボットが掃除している場所をスマホから確認できる機能です。いうのも、ロボット掃除機のアプリは画像1枚目のように2D表示が基本で、3D表示対応の製品は少なかったりもします。これはおもしろいと思いました。
2D表示よりも3D表示のほうが空間を直感的に把握できるため、平面図が苦手な方でも「いまどこにいるのか」をイメージしやすいと思います。
しばらく使って思ったこと
Narwal Freoを数日間つかって思ったのは、かなりおもしろいということ。少々変わった視点からの感想ではあるものの、全体を通して近未来的なのにはワクワクします。
特に印象的だったのはマッピング機能です。ロボット掃除機は走ったところを3Dセンサーで感知し、部屋の間取りをマップ化していきます。Narwal Freoは少し部屋を走っただけでマッピングが完了。「え?」と思いましたが、あらかじめ物を置いて進入禁止したエリア以外は完璧にマッピングしていました。これには驚きです。
ステーションにタッチディスプレイがあるのもポイントです。スマホからの操作は地味に面倒だったりもします。ステーションから色々と操作できるのは画期的で、コンセプトとしてもおもしろいです。正直、細かいところよりも、こういった配慮や使いやすさのほうが個人的には重要だと思っています。
ただ、ゴミの自動収集機能がないのはネック。数回に一度は本体のダストボックスを開けて捨てる必要があります。
「Freoモード」が自動で最適な清掃プランを立ててくれるのもよかったです。ロボット掃除機は吸引力の強さ、モップの水分量などを自分で設定しなければいけません。床の汚れ度合いを肉眼で把握するのは難しく、ロボット掃除機が「清掃開始ボタン」を押すだけで判断してくれるのはラクに感じました。
AIのおまかせモードでストレスフリー、誰でも使いやすい
Narwal Freoをしばらく使用してみて、自動で掃除プランを決めてくれるのはラクに感じました。床の汚さ目視だとわからないものです。それをロボット掃除機が自動で判断し、清掃してくれるのは助かります。なによりも、アプリを起動してワンタップで清掃してくれるのはズボラな筆者にとって便利そのものです。
アプリのUIや、本体にタッチディスプレイが搭載されているのも、スマホ操作になれていない方でも使いやすいよう配慮されています。Narwal Freoのように「使いやすい製品」はストレスなく使い続けられるでしょう。使いやすいロボット掃除機を探している方にはピッタリです。