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Android版Firefoxで使えるオススメのアドオン22選!広告ブロッカーやジェスチャーに翻訳、Xを快適にする等々

ウェブブラウザアプリ『Firefox』のAndroid版において、2023年末より一般開発者のアドオン(拡張機能)が利用可能になりました。

開始当初は約450個のアドオンが利用可能だったのが、それから1ヶ月が経った2024年1月15日時点ではすでに650を超えるアドオンが利用可能となっています。

この記事では、現在利用可能なアドオンの中から、オススメのアドオンを紹介します。機能が被るものもありますが、自分の利用スタイルに合わせて選んでみてください。

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通常のブラウジングを快適にするアドオン

Simple Gesture for Android

「進む」や「戻る」といった操作を一本指のジェスチャーで実行できるようにするアドオンです。

進む ↓ ←
戻る ↓ →
更新 ↓ → ↑
一番上までスクロール → ↓
一番下までスクロール → ↑
タブを閉じる ← ↓ →
設定ページを開く ← ↓ → ↑ →

これ以外にも自分でカスタムジェスチャーを設定できます。

Android new tabs in foreground

Android版Firefoxでは、リンクを長押しして「リンクを新しいタブで開く」したときに、新しいページはバックグラウンドで開かれます。このアドオンをインストールすると、「リンクを新しいタブで開く」したときに、自動的に新しいタブに切り替わります。

テキストリンク&Google翻訳

このアドオンには2つの機能があります。1つは、リンクになっていない(タップしてもリンク先に移動しない)URL文字列をダブルタップすると開く機能。もう1つはアドオンメニューから起動すると今見てるページをGoole翻訳にかけられます。

新しいタブでリンクを開く Open Link with New Tab

リンクを新しいタブで開くかどうかを自分で設定できます。アドオンメニューからこのアドオンの設定を開き、以下の3つから選択します。

この設定画面はスマホに最適化されていないので、ピンチアウト(拡大)して見たほうが良いです。

Offline QR Code Generator

アドオンメニューから起動すると、今開いてるページURLのQRコードを作成します。QRコード表示後に下部の入力欄から内容を変更可能で、1文字入力するごとにQRコードが変化していくのは面白いです。

Empty Cache Button

アドオンメニューから選択するとキャッシュを削除してくれます。(通知は設定で出さないようにできます。)

通常はメニューから設定閲覧データを削除画像とファイルのキャッシュにチェック→閲覧データを削除という手順が、メニュー→アドオンEmpty Cache Buttonになるので若干簡略化されます。

Show me the passsword!

パスワード入力欄で入力済みのものをマスクしないようにできます。設定で4つのパターンから選択できます。

Redirect AMP to HTML

AMPページ(モバイル用の簡略・高速化されたページ)から通常のページに自動でリダイレクトしてくれるアドオンです。AMPだとコンテンツが簡略化されてることがあるので、常に通常のページにアクセスしたい場合に便利です。

Furiganaize

アドオンメニューから選択すると、漢字部分にふりがなを振ってくれます。

Text Fragment

Android版Firefoxでテキストフラグメントの機能を有効化できます。テキストフラグメントが付与されたリンクをタップすると、ウェブページ中の指定された文字列の位置に自動的に移動します。また、指定された文字列は背景着色されて目立った状態になります。これはChrome等では対応されてる機能ですが、2024年1月時点ではFirefoxは対応していない機能です。

テキストフラグメントのリンク例:https://orefolder.jp/welcom-to-bourbonhouse/#:~:text=%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%AE-,QR%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89,-%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D

また、ウェブページの文字列を選択した状態でアドオンメニューからText Fragmentを選択すると、その部分へのテキストフラグメントを含むリンクURLをクリップボードにコピーできます。

uBlock Origin

広告ブロッカーです。広告以外にページ上の大きな画像を非表示などもできます。広告ブロッカーのアドオンは他にもありますが、uBlockは入れておくだけで簡単に利用できます。アドオンメニューから起動して、大きな電源ボタンをタップするとブロック解除できます。うちのサイトでは解除してもらえると嬉しいです…。

Force Copy

通常はページ内のテキスト部分を長押しすると選択・コピーできたりしますが、それを禁止してるサイトもあります。(歌詞サイトなど)
そういうサイトでも適すtろを選択・コピーできるようになるアドオンです。そのサイトにおいてずっと機能をオンにする「Start」と今回だけオンにする「Once」が選べます。

uBlacklist

指定したサイトをGoogleの検索結果ページに表示しないようにするアドオンです。検索結果によく出てくるけど嫌いだから見たくないサイトなどを指定できます。Google以外にもいくつかの検索エンジンに対応しています。ブロックするリストはクラウド経由で同期したり、一部公開されているリストもあります。

Twitter(X)向けのアドオン

FirefoxでTwitterを開いて、メニューからインストールを選ぶと、ホーム画面にPWA化してアイコンを配置できます。これでウェブ版をほぼアプリ化できるので、下記アドオンを有効化した上で設定すると便利です。

Control Panel for Twitter

Twitter(現:X)のウェブ版において常にタイムラインを「フォロー中」(時系列順)にしたり、XロゴをTwitterロゴ(青い鳥)にしたり、使用しないUI項目を非表示にしたりなど、様々な調整ができるアドオンです。デスクトップ版でも有名ですがAndroid版Firefoxでも利用可能です。詳しい機能はアドオンページをご覧ください。

Old Twitter Layout

2015年頃の旧Twitterレイアウトで表示するアドオンです。詳しい機能はアドオンページをご覧ください。

Lightweight X (旧Twitter) 軽量化

X (旧Twitter) を軽量化します。具体的には、x.comとtwitter.comでbackdrop-filterを無効化します。

翻訳系のアドオン

TWP – Translate Web Pages

外国語のページを開くと画面下部に「原文を表示」「翻訳済み」のボタンが表示され、原文と翻訳文を切り替えできます。この切り替えボタンは「普段は非表示で画面を3本指でタップすると表示非表示を切り替え」ということもできます。

また、テキストを選択するとそばにアイコンが表示され、それをタップするとその部分だけの翻訳文がポップアップ表示されます。ほかの翻訳アドオンでも「ダブルタップで翻訳をポップアップ表示」という機能はあるのですが、Android版だとほとんどが単語のみになってしまい、選択範囲を広げて訳せるのはTWPの強みです。

Immersive Translate – 沉浸式翻译

画面上にオーバーレイ表示されたボタンをタップすると翻訳を出してくれるアドオンです。翻訳エンジンや、原文と翻訳文の表示の仕方などをカスタマイズできます。

元は中国語の翻訳アドオンのようで、最初に中国語っぽいものが出てきます。アドオンの設定などは日本語化もされているので使用に問題はないと思います。

Mate Translate – translator, dictionary

右上にアイコンが表示され、それをタップすると日本語に翻訳できます。翻訳された文を選択するとその原文が表示されます。

開発者向けのアドオン

MobiDevTools

アドオンメニューから起動するとFirefoxのデベロッパーツールを呼び出すアドオンです。画面のほとんどを覆ってしまいますが、右下にオーバーレイ表示されている歯車アイコンをタップすると開閉できます。

View Source

アドオンメニューから起動すると、見ているページのソースを表示してくれるアドオンです。

Chameleon

ユーザーエージェントを変更したりプライバシーを強化するオプションがあります。

まとめ

とりあえず2024年1月時点で有用な、Android版Firefoxで動作するアドオンを20個紹介しました。Firefoxのアドオンはまだまだあるので、もっと便利なアドオン、自分にあったアドオンがあるかもしれません。いろいろ探してみてください。有用なアドオンがあったら、ぜひ教えてくださいね。

Android版に対応したアドオンは今後も増えていくと思われます。どんどん便利になるFirefox、もっとたくさんの人に使ってほしいですね。

ちなみに、私は今のところ「Simple Gesture for Android」」「Redirect AMP to HTML」「Text Fragment」「TWP – Translate Web Pages」を入れています。

参考情報

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