2023年も終わりますね。さて、今年も浪費の尽きない1年で自分でも呆れるほど買い物してしまいました。その中でも自分(CloNis)が買ってよかったものを5つ+買って後悔したもの1つを紹介します。
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Leica M10
1つ目はLeica M10です。レンジファインダー式のデジタルカメラでオートフォーカスが使えません。いわゆるEVF(電子ファインダー)も搭載されておらず、ファインダーは「ただのガラス」です。
ファインダー内にはブライトフレームと呼ばれる白枠が表示され、写っている範囲(画角)がわかるようになっています。ブライトフレーム中心にあるグレーの四角は二重の像になっていて、レンズのフォーカスリングを回すと像が動きます。二重像が重なり1つの像になればピントがあっている証拠です。
要はマニュアル専用カメラです。国産のミラーレスみたいに便利な機能もありません。せいぜいSS(シャッタースピード)とISO(明かりに対する感度)WB(ホワイトバランス)のオートがあるくらい。え?フィルターやSS優先モード?絞り優先オート?そんな便利なものは搭載されているわけないじゃないですか。M型ライカは不便なカメラです。
でもね、その不便さが楽しいんですよ。マニュアル車を選ぶ理由に似てます。物としての質も最高で、持ち運びたくなるカメラです。1月で購入から1年が経ちますし、そろそろレビュー記事を書くかもしれません。作例は以下。
Galaxy Z Fold5
自分のことを知っている読者さんからすると「あー、やっぱりね」といったところでしょうか。Galaxy Z Fold5も購入してよかったものです。
Galaxy Z Fold5はタブレットスタイルの折りたたみスマホです。閉じるとスマホ、開くとタブレットになります。フリックとローマ字入力が共存できるのがポイントです。コンテンツ消化も大画面で快適。今もGalaxy Z Fold5で執筆しています。
タブレットとスマホが1台に集約されるのは快適そのものです。もう2年間も折りたたみスマホをメインで使っているくらいには快適。普通のスマホには戻れません。
M型ライカのCCD機たち
既に売却してしまいましたが、Leica M8とM9-Pもよかったです。詳しい説明は省きますが、これらのモデルにはCCDセンサーが搭載されており、特徴的な画が撮れます。
Leica M8は2006年発売、Leica M9-Pは2011年発売、M9-PのベースモデルM9は2009年発売です。M8に至ってはもう少しで発売から20年が経つデジタルカメラ。おじいちゃんです。
両機種ともに、一部の修理対応は既に終了済み。故障しても治せません。それでもM型ライカのCCD機にはM型ライカを使い続ける源泉ともいえる魔性の魅力があります。
正直、M10を売却してCCD機の2台体制も悪くないのでは?と思わせるほど。実にM8は1年間で3台も購入しています。
資金に余裕があればM8とM9-Pは手元に残しておきたい、M10,M9,M9の3台が理想形ですね。(といいつつ浮気するから沼をグルグルするという…)
正直なところ、モノクロ専用機も1台は欲しいのが本音です。設定からモノクロを有効にすればいい話?それはそれ、これはこれ!カラーバリエーション違いのスマホが欲しくなるでしょ?それと一緒です。
CIO NovaPort DUO 30W
Galaxy Z Fold5の超急速充電用に購入した「CIO NovaPort DUO 30W」は小型で30Wの出力に対応しています。充電を忘れてしまった時でも、超急速充電のおかけでまだマシに過ごせるようになりました。
Type-C×2を搭載しており、取り回しもよく、2台同時に急速充電ができる点もいいです。ただ、2台同時充電した場合は30Wが分配されます。(15W×2のように)
色々と買ってきましたが、日常的に使うものは長いスパンで見た時に満足できるものが多いです。
魔よけ
秋葉原にいくと謎の声をかけてくる人たちが居ます。その是非は抜きにして、毎回のように声をかけられるのもウンザリとしてきました。
1人や2人ならまだしも、複数人から連続で声をかけられると尚更…。極端な例ではあるものの、追いかけてくるヤベーのまでいます。声をかける理由と気持ちもわかりますよ。ただ、週の半分くらいは秋葉原にいる筆者からすると、ねぇ……。
筆者は思いつきました。──ならば、魔除けを用意すればいいのでは?この用意した魔除けを首に貼っていると話しかけられる率が激減しました。
この魔よけ、なんなのかはよくわかりません。体に彫るものではありませんから、社会的信用に対する心配も(知人に合わなければ)ないでしょう。
とかいいつつ、ファッション魔よけとしても気にいってます。最近はアシンメトリーデザインの黒い服と魔除けで歩きがち。Amazonで買えます。AliExpressだと更に格安で販売中。
ワーストバイ:SUMMILUX-M 50/1.4 ASPH. 11892
ライカレンズの王様「SUMMILUX-M 50/1.4 ASPH. 11892」がワーストバイです。常用レンズの中では最上位グレードにあたります。
開放時は文句の1つもない立体的な写り。これには驚かされます。ただ……。
F5.6からは解像感の低いボヤッとした写りになる印象を持ちました。購入価格は42万円。高いだけにモヤモヤが残ります。せめてもう少しパキッとしてくれたら最高だったのに。
無限遠は使わず、1m〜4mの距離で撮るレンズだと思いました。解像感のある50mmレンズを別に用意して、開放撮影はSUMMILUXに任せるのがよさそうです。50mmレンズを何本も持ってどうするんだよ…って話ではありますが(筆者は多い時で5本持っていました)。ライカの沼要素は同じ距離のレンズを使い分けるところだと思います。最上位を買って終わり!ではないのですよ。
来年はスマホをぼちぼち買いたい
今年はカメラ沼、というよりもライカ沼に沈みスマホを購入する余裕がありませんでした。かなりのペースで沼を深めてきたので、自分が「何を求めているか」もわかるように。
やっぱりこう、自分の軸じゃないけど、好みをハッキリさせると余計な出費を抑えられて楽になります。これはカメラに限った話ではなく、人間関係にも似たようなことが適応されるのかな?と思っていたり。自分と合わない人とは適度な距離感で接するのが1番です。カメラ沼と似ていると思います。
それはそうと、来年はスマホを何台か買いたいですねえ……。なんせ、今年はGalaxy Z Fold5とXiaomi 12S Ultraの2台しか購入していませんから。数年前までは狂ったように購入していたのに、今年は2台だけ、というのが自分でも驚きです。
来年はレンズ沼を抜け出したい…。