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1MORE PistonBuds Pro Q30:80msの低遅延モードと調整できるANC機能が嬉しい1MOREのエントリーモデル

1MOREのノイズキャンセリング搭載ワイヤレスイヤホン「1MORE PistonBuds Pro Q30」をレビュー用に提供していただきました。

2023年11月に発売されたイヤホンで、1MOREとしては1万円を切る価格のエントリーモデルという位置づけ。効果を選べるノイズキャンセリングモードや80msまで抑えられる低遅延ゲーミングモードを搭載し、DLC製振動板を採用します。

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1MORE PistonBuds Proの概要

■主な機能

ノイズキャンセリング (42dB)
アンビエントモード
ワイヤレス充電
着脱検知
低遅延モード
管理アプリ
操作方法カスタム
防水 IPX5
Bluetoothコーデック SBC
■主な仕様
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.3
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HFP
最大動作範囲 10m
対応コーデック SBC
サイズ イヤホン:21 × 26 × 29 mm、充電ケース:24 × 43 × 62 mm
重量 イヤホン:片耳4.6g、充電ケース:約34.8g、充電ケース+イヤホン:約44g
バッテリー容量 イヤホン:43mAh×2、充電ケース:410mAh
最大再生時間
(ノイキャンON時)
約5時間(イヤホンのみ)約20時間(充電ケース併用)
最大再生時間
(ノイキャンOFF時)
約7.5時間(イヤホンのみ)約30時間(充電ケース併用)
充電時間 1時間(イヤホン) 2時間(充電ケース)
防水規格 IPX5

1MORE PistonBuds Pro Q30の外観と付属品

内容物は本体とケースのほか、USBケーブルとサイズ違いのイヤーピース、マニュアル類です。

ケースは楕円の円筒形で少し背が高め。天面は光沢があって少しオシャレ感あります。

底面に各種マークなど。充電用のUSポートやリセットボタンも底面にあります。

ケースは比較的コンパクト。めちゃくちゃ小さいわけではありませんが、手のひらサイズです。

ケースを開けるとイヤホン本体。以前レビューした1MORE PistonBuds Proと違い、円筒部分が突き刺さるようなデザインになっています。

イヤホンの内側にはL/Rの表記、外側には1MOREのロゴがあります。ロゴの上の突起部分がタッチセンサーになっています。円筒の最上部が金属っぽくなっているのがオシャレです。

ノズル部分は楕円形で、イヤーピースもメッシュになっているのが良いですね。また、ちょっと写真では見にくいですが円筒部分の底に充電端子があります。

アプリ

1MORE MUSIC
制作: 1MORE Shen Zhen Acoustic Technology Co., Ltd.
価格: 無料

ダウンロード

1MORE PistonBuds Proはそのままでも使えないことはないのですが、1MOREのアプリを使うともっと便利です。

アプリではイヤホンのバッテリー残量だけでなくケースのバッテリー残量も確認できます。そのほか、ノイズキャンセリングやスマート再生(イヤホン着脱での再生)、低遅延モード、イコライザーなどの設定があります。また、ファームウェアのアップグレードもアプリから可能なので、購入後はまず確認しておくと良いでしょう。

操作方法のカスタマイズ

1MORE PistonBuds Pro Q30の操作はタッチセンサー式で、それぞれの割り当ては以下の通り。

L R
1回タップ
2回タップ 再生/一時停止 再生/一時停止
3回タップ 音声アシスタント 音声アシスタント
長押し ノイキャン切替 ノイキャン切替

ただし、これはあくまでデフォルトのもので、アプリから自分でカスタマイズできます。

「1回タップ」に機能を割り振ることはできませんが、その分だけご動作が起きにくくなっています。「2回タップ」と「3回タップ」に割り当てられる機能は「再生/一時停止」「前/次のトラック」「Vol -/+」「音声コントロール」「オフ」の5つです。

ノイキャン切替は長押しで固定ですし、低遅延モードを設定することもできません。以前のモデル(PistonBuds Pro)では左右の機能はペア(Lのダブルタップを「前のトラック」にするとRのダブルタップが「次のトラック」になる)だったのが、それぞれ個別設定できるようになっています。

音質

1MORE PistonBuds Pro Q30はSBCに対応しています。商品説明ではダイヤモンドに似た分子構造を持つDLC(ダイヤモンドライクカーボン)製振動板を採用することにより、複雑なディテールを持つ驚くべきバランスの取れたサウンドを再現となっています。

聴き始めはちょっとシャカシャカしてるかな?と思ったのですが、しばらくするとそれも収まってきました。いわゆるエージングはちゃんとやったほうがいいかもしれません。

全体的に前作のPistonBuds Proに比べると音が良くなってるのがわかります。とはいえ、ハッと驚くような感覚だったり細かい音が聞こえてくるというようなものはなく、ごく普通に聴こえるという印象です。バランスがいいということでしょうか。

イコライザーもあるので、ある程度は調整して自分好みにしていくのがいいでしょう。

ノイズキャンセリング

1MORE PistonBuds Pro Q30のノイズキャンセリングはイヤホンの長押しまたはアプリから切り替えます。「ディープ」「マイルド」「風切り音低減」「スマート」の4種類があり、そのほかに外音取り込みの「パススルー」があります。

ディープ・マイルド・風切り音低減はノイズキャンセリングの強弱です。ディープにしたときは最大42dBの効果ということではっきりと効果は実感できます。「スマート」にしておけば自動で強弱を調整してくれるので普段はこれでいいでしょう。

また、ノイキャン状態はイヤホン側に保存されているようで、接続を切っても再接続すれば引き継がれます。前作のPistonBuds Proから機能として細かく使いやすくなっています。

低遅延のゲームモード

Bluetooth接続だとどうしても有線に比べ遅延が発生しますが、1MORE PistonBuds Pro Q30には低遅延モードがあります。(アプリからの切り替えしか対応しておらず、接続のたびにオフに戻ります。)

実際に『ワイヤレスヘッドフォンディレイテスト』アプリを使って遅延具合を調べてみました。(使用機種:Zenfone 10)

左:通常 右:低遅延モード

あくまで私が聞いた感覚ですが、低遅延モードオフの状態で聞くと100msは確実に超えて200msまではない程度です。低遅延モードをオンにすると100msは確実にないくらいになります。公称では80ms程度とのことなので、だいたい合ってるという印象です。

これだけ低遅延であれば、音ゲーはともかく動画を見るのには十分です。実写系の動画をワイヤレスイヤホンで視聴すると口の動きと声の差が気になることがありますが、低遅延モードであれば問題ありません。

1MORE PistonBuds Pro Q30の良かったところ・イマイチだったところ

1MORE PistonBuds Pro Q30を実際に使ってみて良かったところ・イマイチだったところをまとめます。

良いところ
  • 耳に優しい装着感
  • 段階を選べるノイキャン
  • 低遅延モードもバッチリ
イマイチなところ
  • ワイヤレス充電非対応
  • ケースからの出し入れがちょっと難しい
  • 音は価格なり

ノイズキャンセリングが段階選べたり、て遅延モードが使えるのはここまでに書いたとおりです。さらに付け加えるのなら装着感が良いところです。イヤピースが他よりも少し薄く柔らかい気がします。それのせいなのかとても優しい装着感です。(長時間つければやっぱり痛くなりますが…。)

逆にイマイチだったところとしては、ケースに収納するときにうまく入らない場合があることです。円筒部分をケースの穴に入れるのですが、微妙な磁力が働いておりほんの少し軌道がズレるのか、うまく穴に入れられないことがあります。まぁ慣れなのかもしれませんが、ちょっとテクニックいりますね。

全体的には致命的にダメな部分はなく、機能も揃っているので悪くない、価格なりのイヤホンという印象です。前作のPistonBuds Proからそういった特徴は受け継ぎつつ、細かいところで使いやすく改善されており、エントリー機としてちょうどいいと思えるイヤホンでした。

2023年12月27日時点でのAmazon価格は7,990円で20%オフクーポンが出ているので6,392円で購入できます。

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