Icon Packer：好きな画像でアイコンパックアプリ（apkファイル）を作成できるアプリ

Icon Packerは、自分で好きな画像を用意してアイコンパックアプリ（apkファイル）を作成できるアプリです。パソコンなどを用意しなくても、すべてスマホ上で作成できます。

作成したアイコンパックアプリをインストールすれば、Nova Launcherなどで適用できます。

Icon Packerの使い方

Icon Packerを使ってアイコンパックを作成する流れは以下のようになります。

1. 作成するアイコンパックアプリの概要設定
2. アイコンを適用させるアプリ（パッケージ名）の登録
3. 対応するアイコン画像を登録
4. アイコンパックアプリとしてapkファイルを作成

アイコンパックの概要設定

Icon Packerのアプリを起動したら、まず上部にあるNEWから新しいパックを作成します。必要なのはアプリアイコンとなる画像と、パッケージ名です。

作成したパックがトップページに表示されるのでタップします。選択したパックの概要が表示されます。上部にあるメーターのようなものは登録したアイコンの数です。

Nameを変更（Renameをタップ）すると、作成するアイコンパックアプリのアプリ名を変更できます。

アイコン画像の設定

アイコンパックを作成するには、どのアプリにどの画像を対応させるか、という登録が必要になります。「どのアプリ」というところでパッケージ名を使うのですが、Icon Packerでは「今スマホにインストールしてるアプリ」をまとめてパッケージ名登録までできます。

下部にあるボタンの右側はカテゴリなので、どれか一つを選択します。そして右上のメニューボタンをタップしてImport installedを選択します。

これで「今スマホにインストールされてるアプリ」がアイコンが空のままリストアップされました。（インストールされてないアプリについては、個別にパッケージ名入力で設定できます。）

この中から、アイコンパックとして画像を設定したいアプリを選びます。今回は例としてChromeを選んでみました。

ACTIONSのタブに移動して、Change imageをタップします。アイコンパック画像として登録したい画像をスマホの中にある画像から選びます。

選ぶと左上に表示された画像が変わります。同様にして、アイコンパックに登録したい画像を選んでいきます。

画像を適用させないアプリについては、長押しから削除できるので削除しておきましょう。

アイコンパックアプリとしてapkファイルを作成

Icona Packerのトップページに戻り、パックの右にある下矢印の付いたアイコンをタップします。Choose directory to saveをタップして、作成するapkファイルを保存する場所を指定します。そしてOKをタップすれば、apkファイルが出力できます。

Icon Packerの無料版では1つのアイコンパックに最大30個のアイコンまでしか設定できません。この制限を解除するには月額280円のメンバーシップ登録が必要です。

出力したアイコンパックを適用する

ファイラーアプリなどで保存したapkファイルをインストールします。（「不明なアプリのインストール」の許可設定が必要になる場合があります。）

アプリとしてインストールできたら、あとは通常のアイコンパックと同じようにNova Launcherなどで設定すればOKです。

デフォルトのアイコン（左）が、アイコンパック適用で右の画像のようになりました。

その他の設定

個別にアイコン画像を設定するほか、画像が設定されていないアプリに対してアイコン背景を設定したり、カレンダーアプリの場合は日付ごとに違う画像を設定できます。

アイコンパック作ろう

わざわざアイコンパックとして作らなくても、ホーム画面上のアイコンを1つ1つ変更するだけならほかにも簡単な方法があります。ですが、一度アイコンパックとして作っておけば、いつでもまとめて変更できるようになるという利点があります。また、他の人に配布する時用にも役立つでしょう。

普通の人はあまり使う必要のないアプリではありますが、自分でアイコンパックを作ってみたかったという人にはピッタリです。画像ファイル(.png)さえあればスマホだけで作れるので、ぜひオリジナルのアイコンパックを作ってみてください。

参考情報

• Icon Packer Docs