日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。
今週は2023年第35週(8月27日〜9月2日)のニュースをピックアップします
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Pixel 8が10月3日に発表か?
Big fall launches are stressful, but Pixel helps its friend stay cool as a cucumber. #BestPhonesForever
The w8 is almost over. Rest up for #MadeByGoogle on October 4th and sign up for updates: https://t.co/hcAzJ83ajV pic.twitter.com/NWBP2RTdSn
— Made by Google (@madebygoogle) August 30, 2023
Googleの新製品発表、Made by Googleの公式X(Twitter)上で10月3日に新製品を発表すると予告しました。去年も10月にPixel 7が発表されており、例年通りならPixel 8が発表される見込みです。
Pixel以外にも、新しいデバイス(Pixel BudsやWatchなど)が発売されるかもしれませんね。
Huawei、予告なくMate 60シリーズを突然販売開始
中国Huaweiは8月29日(現地時間)に同社の看板とも言えるフラグシップスマートフォンの「Mate 60」と「Mate 60 Pro」を発売しました。搭載SoCは明かされていません。
本体デザインは円形が中心にあり、十字状にフラッシュとカメラレンズが配置されています。このデザインはMate 40シリーズでも採用されていました。
また、Huawei独自のカメライメージングブランドXMAGEのロゴが確認できます。Mate 60 Proはトリプルカメラ構成で5000万画素のメインカメラ+1200万画素の超広角カメラ、4800万画素の望遠カメラが搭載されています。Mate 60は望遠カメラの4800万画素(3.5倍光学ズーム 90mm)→1200万画素(5倍光学ズーム 120mm)のみ変更。
インカメラは3つのカメラから構成されています。インカメラが3眼ってどうなってるんだ…?
本体サイズと重量ははMate 60 Proが163.65mm×79mm×8.1mmで約225g。Mate 60は161.4mm×76mm×7.95mmで約209gです。防水防塵は両機ともIP68に対応します。
それはそうと、Mate 40シリーズも含めて、このデザインってiPodを思い出しませんか?iPodの操作ボタンと類似しているため、なんだか懐かしくなってしまいます。
衛生通信にも対応します。通話や軌跡などの確認が可能です。
価格はMate 60 Proが6999元(約14万円)、Mate 60が5999元(12万円)から。上述の通り、予告・発表会もなく電撃発売のためグローバル市場の発売については言及されていません。
なお、ベンチマークで有名な「AnTuTu」の公式ブログによると、Mate 60 ProのSoCは自社開発の「Kirin 9900S」とのことです。非公式な情報源のため、信憑性は確保できないものの、ベンチマークで有名なAnTuTuが分析結果として記事化している点、またHuaweiの諸事情を考慮すると搭載SoCを非公開にするのは十分にありえる話だと言えるでしょう。
ちなみに、諸事情についてはHuaweiとアメリカを巡る問題、あるいは後日Kirinに関する発表がある…など、複数の要因が考えられます。週間スマホ業界ピックアップで扱うと大規模な内容になってしまうため、勝手ながら割愛させていただきます。
Nothing Phone (2)
Nothing Phone (2)を購入し、満足できなかった場合に全額返金するキャンペーンが開催中です。対象購入期間は9月1日から9月30日の23時59分まで。返却の受付期間は9月1日から10月23日の23時59分までです。
返却可能な条件として、購入から30日以内、故意的な破損(画面割れも含まれます)がなく、下記の対象販路で購入したものに限られています。
【対象店舗】
Nothing日本公式サイト
ヨドバシカメラ
ビックカメラグループ
エディオングループ
ヤマダ電機
Amazon合同会社※
※Amazon合同会社以外の販売者は対象外となりますのでご注意ください。
今週のまとめ
今週のニュースをまとめると…
- Pixel 8と思われるデバイスが8月3日に発表か?
- HUAWEI Mate 60シリーズが電撃発売、Kirinを再び搭載…?
- Nothing Phone (2)に満足できなかった場合「全額返金」するキャンペーンが開催中
でした!
Pixel 8の発表が示唆されましたね。ただ、それよりもMate 60シリーズの電撃発表に驚きです。スマホが事前予告や発表なしに発売されるなんて滅多にありません。公式ストアにポツンと新製品が現れたら、自分の目を疑ってしまいます。
AnTuTuによれば、新型のKirinが搭載されているようですが、Huaweiは米国から半導体などの部品調達を制限されており、中国国内の半導体事業者しか頼み網がありません。米国の制裁を受けてから約3年ほど経過してしますが、半導体開発は暗礁に乗り上げた状態だったものの、今回の検証が事実であれば快挙でしょう。というか、大快挙もいいところですね。Huaweiの躍進に期待しています。
とはいえ、KirinがSnapdragonやExynos、Dimensityの性能に即追随するのは不明。失った時間は長く、そこからどう巻き返してくるのか?が見物だと思います。
長くなりましたがよい1週間を!あ、Nothing Phone (2)を買うか悩んでいる方、今がチャンスですよ!ではでは、また来週!