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FlexiSpot E7H

耐荷重160kgで安定感抜群な電動昇降式デスク「FlexiSpot E7H」:旧モデルから確実に進歩を感じる

リモートワークの増加に伴い、様々な姿勢で利用することのできる昇降式デスクは、だいぶ一般的になってきました。筆者自身、2年半前から旧世代のFlexiSpot E7ユーザーですが、作業時に色々な姿勢に変えられることで、腰痛は比較的軽減しました。

今回は、そんな旧世代モデルユーザーの視点から、現行世代の「FlexiSpot E7H」を使ってみてのレビューを紹介します。Flexispot E7Hは、Flexispotの昇降式デスクの中でも上位な方に位置するモデル。耐荷重は160kgで、横幅2m×奥行80cmの広々とした天板や、デスク上に重量物を置いても安心な設計になっています。

FlexiSpotから電動スタンディングデスクの「E7H」を提供していただきました。

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開封・内容物

天板と土台部分は分かれて届きます。それぞれ20kgくらいの重量で、合わせて約40kgの重さになっています。iPhone 13 Pro Maxを比較に置いていますが、かなり大きいことがわかると思います。

説明書やドライバーも付属


ネジは区分けされている

説明書は図付きでわかりやすく説明されており、その組立のタイミングで必要なネジや工具が指定されているので、組み立ての際に迷うことはありませんでした。ドライバーや六角レンチも付属しています(後述のように、ドライバーに関しては電動のものが別途用意することを推奨されています)。

天板を除いた土台部分の内容物は、上記の通り。

FlexiSpot E7Hを組み立てる際の注意点

重いので2人での組み立て推奨


基本的に、天板だけで19.5kg・土台部分も20kg程度の重量物なので、2人での持ち運びや組み立てを推奨されています。平屋やマンション等で階段の移動がなければ、一人で持ち上げたり、引きずったりして移動させることもできますが、それなりに力は必要です。一人で2階に持ち上げるのは、余程筋肉がないと無理だと思います。

今回、筆者は一人でなんとか組み立てましたが、組み立て後の移動はかなり難しくなるので、組み立て前に設置位置を決めて、そこで作る必要があります。

電動ドライバーは合ったほうが良い

土台で使われるネジのほとんどは、六角レンチで締めるネジなので、人力でもしっかりと締めることができます。むしろここでは、電動ドライバーは不要です。

電動ドライバーが必要なのは、土台と天板の接続の際です。天板に開いている穴は必要最低限なので、締める際にはかなり力が必要です。電動ドライバーがなくても”できなくもない”ではなく、”できなくもなくなくはない”といった感じ。電動ドライバーがないとかなりの時間と労力がかかります。

Amazonで購入できる3,000円程度のものでもあれば、他の家具の組み立てにも使えるので、結構便利です。

FlexiSpot E7Hのデザイン

今回は、メープルの140cm×70cmの天板にブラックの脚フレームを組み合わせてみました。天板に適度な明るさがあって、白基調の壁紙の部屋と合うと思います。

公式サイトより

脚はブラックとホワイトがあり、天板はサイズや色の選択肢が豊富にあります。

最低:63.5cm


最大:129cm

高さは63.5cm〜129cmの範囲で調節することが可能です。一般的な机が大体68cmくらいなので、それよりも低い範囲から、かなり高い所まで設定することができます。身長178cmの筆者は、スタンディング状態で100~110cmくらいで使うので、身長の高い人でも安心して利用できます。

高さは0.1cm単位で調節可能で、普段良く使う高さをプリセットすることもできます。ボタン押しの長さによって調節される動く距離が変わるので、狙った値に0.1cm単位で一発で調整するのは難しくなっています。

側面にはUSB-A端子があるため、スマートフォンの充電やUSB扇風機などの小物に使用することができます。

旧モデル「E7」からの改善点

筆者は、旧モデルの「E7」ユーザーなのですが、それと比較してE7Hで良かった点をまとめます。ちなみに現行モデルのE7ではなく、2年半以上前に販売されていたE7です。

昇降機能が足に内蔵され、安全に

まず、良かった改善点は、両方の脚に昇降機能が内蔵されたことで、メカ的な部分が露出せず、安全に昇降できるようになりました。旧モデルでは、片側のみにモーターが内蔵されており、それを真ん中のシャフトで連動させて反対側の足を持ち上げていました。指を巻き込むリスクが減ったのはとても良い部分です。

ケーブルカバーなし


ケーブルカバーあり

機構的にケーブルが増えましたが、マグネット式のケーブルカバーが付属するので、キレイに隠すこともできます。

安定感増す / 動作音が静か・滑らか

上の機構の変更もあってか、デスク本体の安定感もかなり増しました。デスクの端に力をかけてもがたつきやぐらつきは一切なく、しっかりとしています、また、モーター音も静かに滑らかになりました。

63.5cmまで低くできる

63.5cmまで低くなるので、幅が広い天板を利用すればダイニングテーブルっぽく利用できます。高くできるだけでなく、低くくもできると、使い方や姿勢の幅も広がるので、とても便利です。

土台がエの字型からコの字型に

E7Hでは、土台の足の形がエの字型からコの字型に変更されました。一見するとバランスが悪くなるようにも見えますが、安定感は損なわれていません。また、壁に沿わせて置いたときに、支柱部分が壁にフィットしたように見えるので、目立ちにくくシンプルにまとまる外観になっています。

着実に進歩を感じる「FlexiSpot E7H」

今回は2023年9月に発売されたばかりのFlexispot E7Hを使用しました。やはり新しい上位モデルだけあって耐荷重160kgの安定感は抜群で、使っていて不安定さを感じることは一切ありませんでした。また、ケーブルを隠すための工夫も施されており、ケーブルマネジメントも格段に楽になっていました。

Flexispot E7Hは、土台部分は価格63,800円、140cm×70cmの天板を組み合わせると80,300円になります。5万円以下で入手できるモデルもありますが、複数枚の大きなモニターやデスクトップPCを載せるなど、今後の拡張を考えるならE7Hにする価値は大いにあると思います。

参考情報

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