EMEETさんからワイヤレスヘッドセットの「HS80」をレビュー用に提供していただきました。
「EMEET HS80」はノイズキャンセリング機能があるマイクを搭載し、置くだけで充電できる専用スタンドが付属したヘッドセットです。どちらかといえばテレワークや音声通話に特化しています。
- マイクにノイズキャンセリング搭載
- 2台同時接続に対応
- 少し圧迫感がある
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目次(見たいところからチェック!)
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本体と付属品
テレワーク向けを謳っていることもあって小型な本体デザインです。
本体の右側にあるマイクを回転して、角度を調節できます。筆者はマイク位置を調整するのも面倒なので、口元に近づけたまま使っています。
マイクの先端にあるボタンを押すとミュートの有効/無効を切り替えられます。
付属品はマニュアル、USBケーブル、USBレシーバー、充電用のスタンドです。
このレシーバーをPCのUSBに挿すと、Bluetooth非搭載のPCでも無線接続して使えます。
スマホとPC、2台同時に接続できる
HS80は最大2台までのデバイスを同時に接続できます。スマホとPCを2台同時に接続して、スマホで通話をしながら、PCでは作業に必要な音を聞き取る…など、使い方は色々ありそうです。ただ、筆者の場合はこれといって思い浮かばず、Twitterスペースで喋りながらPCで作業するくらいの使い方しかしていません。
USB Type-Cの有線接続にも対応
HS80の接続はBluetoothとUSBドングルのほか、USB Type-Cを使った有線接続にも対応しています。また充電もUSB Type-Cと専用スタンドのいずれかから行えるため、本体の充電が切れても有線接続すれば使えます。
個人的にはUSB接続の方が汎用性が高く、ノイズも少なくて嬉しいです。
専用ソフトウェアからファームウェアのアップデート、その他設定の変更ができる
専用ソフトウェア「EMEETLINK」では、本体のファームウェアアップデートなどができます。(WindowsまたはmacOS向け)
独特な機能として、ヘッドセットのBluetooth表示名を変更できます。企業が大量に仕入れた時にでも使うのでしょうか…?とりあえず”saizeriya”にしておきました。
少し圧迫感がある
本体の装着感は少し圧迫感があり、長時間着用すると少し疲れてしまいそうです。メガネを掛けている方だと痛みを感じるかもしれません。イヤーパッドの素材自体はフカフカしているのですけどね。
また、耳全体を包み込むタイプ(オーバーイヤー型)ではなく、耳の上から被せるタイプ(オンイヤータイプ)なので、装着感が優れているとは言い難いです。作業時にずっと装着するのではなく、あくまでも会議などの「必要な時」だけに使うものなのかな?とは思います。
専用の充電スタンドも付属していますし、意外とスタンドに置く時間の方が長いことを想定しているような気もしたり。(実際のところはわかりませんが)
マイク音質
HS80は独自の技術のノイズキャンセリング機能があり、通話時にバックグラウンドノイズを低減し、こちらの音声をクリアに伝えてくれます。
実際にマイクの音質を検証してみました。Windows標準のボイスレコーダーで録音しています。
録音データを聞く限りでは、喋り始めがノイズキャンセリングで若干カットされている気がします。音質としては普通で、可も不可もありません。HS80を使って通話してみたところ、通話相手の評価も「普通」でしたので、自然に余分な環境音などノイズをカットしてくれているようです。
通話する機会が多い人にはおすすめ
EMEET HS80は通話する機会が多い人、そのなかでもリモートワークなど、音質を超重要視するシーンが多い人に向いているでしょう。逆をいえば、音質を重視したり、ゲームをするような人にはあまり向かないと思います。
机の上にスタンド込みで置いておいてもスペースを取らないので、あって困るものでもないですし、おすすめですよ。