5ドライバーで約2.4万円の高音質・有線イヤホン「1MORE ペンタドライバー P50」レビュー:マイク搭載でWeb会議にも
1MOREより、ペンタドライバー(5ドライバー)を搭載した有線イヤホン「1MORE ペンタドライバー P50」を、レビュー用に提供していただきました。
ダイナミックドライバーに加えて、自社開発の平面振動板ユニットを4基も採用している豪華な構成でありながら、23,999円という価格になっています。さらに、リスニング用途だけでなく、リモコンやマイク、変換ケーブルもあるため、Web会議にも利用できる汎用性の高さが魅力のイヤホンです。
- ペンタドライバー搭載で高音質かつクリアなサウンド
- 変換ケーブル・マイク搭載でスマホでの通話やPCでのWeb会議にも
- ケーブルが柔らかく耐久性が気になる
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1MORE ペンタドライバー P50のスペック
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | ダイヤモンドライクダイナミックコイル平面振動板ユニット×4 |
周波数帯域 | 20-40,000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
イヤホン感度 | 105dB |
周波数帯域 | 20-40,000Hz |
重量 | 21g |
ケーブル長 | 1.25m |
マイク | あり |
コントロール | あり(再生・停止等) |
プラグタイプ | 3.5mm金メッキ |
パッケージと付属品
黒を基調とした箱には、1MORE ペンタドライバー P50の製品デザインが描かれています。側面の蓋部分には、1MOREのロゴが入った金属調のマグネットがあり、高級感があります。
箱を開けると1MORE ペンタドライバー P50本体と対面します。パッケージの裏側には、この製品の機能についての説明がスケッチ調で描かれています。
1MORE ペンタドライバー P50の付属品は、交換用イヤーピース、3.5mm – Type-C アダプター、収納ポーチ、説明書です。
特徴的なのがイヤーピースの種類です。通常のシリコン製のものに加えて、スポンジ調でしっかりとフィットするフォームイヤホンカバーも付属しています。また、サイズについても細かく、シリコン製はXL/L/M(装着済み)/S/XSの5種類に加え、フォームタイプはL/M/Sの3種類で、なおかつ詳細な大きなまで記載されています。
1MORE ペンタドライバー P50の本体デザイン
コンパクトかつ落ち着いたデザイン
1MORE ペンタドライバー P50は、黒をベースとしたコンパクトなハウジングで、外側の部分は1MOREのロゴがクリアなシェルの中に収められており、良いアクセントです。派手すぎず地味すぎず、色々なシーンで使いやすいデザインです。
また、イヤホン本体も大きくないので、色々な耳の形の人にもフィットしやすくなっています。
ケーブル:柔らかく取り回しやすい
ケーブルには、銀メッキ無酸素銅ケーブルが採用されています。また、ケーブルの外側は柔らかく、体や衣服と擦れて発生する「マイクロフォニック雑音」を抑えられるようになっています。
MMCXコネクタでリケーブル可能
イヤホン本体とケーブルのコネクタには、MMCXタイプを採用しています。簡単に取り外し可能で、また2pinタイプと違って向きを気にする必要も無いので、交換は非常に簡単です。
1MORE ペンタドライバー P50の音質:クリアなヴォーカルが魅力的
音の傾向としては、全体的にバランスが取れており、ボーカルの声がクリアで聴きやすいことが魅力的なサウンドに感じました。ドラムなどの低い音やキンキンとした高い声に寄るのではなく、ちょうどその間位に力点が置かれているように感じます。音の情報量も多すぎず、少なすぎずちょうど良いくらいで、聴き疲れしにくい音でした。
手元にあったAirPod Pro(第2世代)とも比較してみましたが、積んでいるドライバーが多いこともあり、音の解像感やクリアさなど1MORE P50の方が上でした。全体的な音のまとまりを考えても、バランス良く聴きやすく、音質に関しては一般的な完全ワイヤレスイヤホンとは別格でした。
マイク搭載:スマホやPCでのWeb会議にも
このイヤホンの魅力としては、マイクを搭載しているので、スマホと接続して通話に使ったり、PCに接続してZoomなどのWeb会議にも利用することができます。Zoomのマイクテスト機能を使って試してみましたが、マイクを通して録音される音声はクリアでノイズも少なかったです。
総評:音質良しで、機能性もある実用的なイヤホン
1MORE ペンタドライバー P50は、音質も良く、機能性も兼ね備えた実用的なイヤホンに感じました。ダイナミックドライバーと平面振動板ユニット4基から繰り出されるサウンドは、非常に高音質で、より良い音で音楽を楽しみたい人に向いています。イヤホン本体はコンパクトかつ耳掛け式のため、色々な人にフィットしやすく遮音性も良好です。
価格も23,999円と高音質重視のイヤホンとしては、比較的入手しやすい価格です。最近は完全ワイヤレスイヤホンが主流になりつつありますが、バッテリーの不安や故障のリスクは付きものです。長時間のWeb会議や緊急のバックアップ用途にも使えるため、音の良さと汎用性を求める音質重視派の人の人に向いているでしょう。
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