ASUS、グローバルでZenfone 10を発表!コンパクトハイエンドはそのままにワイヤレス充電にも対応
ASUSは6月29日、グローバル市場においてZenfoneシリーズの最新作「Zenfone 10」を発表しました。Zenfone 8からのコンパクト路線はそのままに、チップセットやバッテリー持続性の強化、ワイヤレス充電の対応など順当に進化したスマートフォンです。
価格は8/128GBが799ユーロ(約12.5万円)からで、これはヨーロッパ向け価格なので日本で発売されるモデルはもう少し安くなりそうです。
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コンパクトハイエンド「Zenfone 10」
パッと見の外観はZenfone 9とほぼ同じです。サイズも縦横は同じで厚みが0.3mm増え、重量が3g増えただけです。カラーは新たに緑(Aurora Green)が加わりました。白や赤については、Zenfone 9よりも少し明るめになっているそうです。
主な特徴としては以下の通り。
- 5.9インチディスプレイのコンパクトサイズ
- SoCにSnapdragon 8 Gen 2搭載、最大16GBのRAMと最大512GBのストレージ
- リフレッシュレート144Hzに対応
- ワイヤレス充電対応
- ZenTouchが進化
- メインカメラに6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー2.0
- 動画ではアダプティブEISで更なる手ぶれ補正
日本での発売については言及されていませんが、例年通りであれば秋に発売になると思われます。
OS | Android 13 |
---|---|
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
RAMとストレージ | 8GB/128GB, 8GB/256GB, 16GB/512GB |
外部メモリ | – |
ディスプレイ | 5.9インチ (20:9) 2400 x 1080 (AMOLED) リフレッシュレート最大144Hz(144HzはGame Genieでのモバイルゲーム内のみ) |
メインカメラ | Main Camera: 50MP IMX766 F1.9 6-Axis Hybrid Gimbal Stabilizer 2.0 Ultrawide Camera: |
フロントカメラ | 32MP RGBW Technology |
バッテリー | 4300mAh 最大30W急速充電、15Wワイヤレス充電対応 |
サイズ | 146.5 x 68.1 x 9.4 mm |
重量 | 172g |
生体認証 | 指紋 |
防水防塵 | IP68 |
SIM | NANO SIM/NANO SIM, support DSDS 5G+5G. |
対応バンド | 5G Non-Standalone (NSA): n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n41, n77, n78 5G Standalone (SA): n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n41 , n77, n78 FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28) TD-LTE (Bands 34, 38, 39, 40, 41, 42) WCDMA (Bands 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19) EDGE/GPRS/GSM (2, 3, 5, 8) |
カラー | Midnight Black, Comet White, Eclipse Red, Aurora Green, Starry Blue |
その他 | 3.5mmイヤホンジャック |
5.9インチのコンパクトサイズ
ディスプレイは5.9インチでコンパクトサイズです。サイズも重量も、Zenfone 9とほぼ同じです。
Zenfone 10 | Zenfone 9 | |
---|---|---|
サイズ | 146.5 x 68.1 x 9.4 mm | 146.5 × 68.1 × 9.1 mm |
重量 | 172g | 169g |
背面デザインは印刷されている文字やロゴが変わっています。右下にあるAのロゴがなかなか主張激しく感じます。
ZenTouch 2.0とQuick Shot
サイドの電源ボタン(指紋センサー)をスワイプして操作できるZenTouchが進化し、ロック解除やビデオ再生のコントロール、ウェブ閲覧、通知の閲覧などの操作が可能です。
また、ボリュームキーをダブルタップでカメラが起動するQuick Shot機能も追加されます。
6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー2.0搭載のカメラ
メインカメラには6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー2.0を搭載。ハードウェアの手ぶれ補正OIS、アップグレードされた電子手ぶれ補正(EIS)、高速オートフォーカスにより、移動中にさらに滑らかな動画や手ぶれのない写真を撮影できるようになりました。
さらに、ジャイロを使用して動きを検出する新しいアダプティブEISにより、動画撮影における視野の大きさをダイナミックに調整し、安定した動画を撮影できます。
背面カメラは50MPのメインと13MPの超広角の構成。超広角は画角が120°まで広がりました。(Zenfone 9は113°)より広い空間を撮影できます。
フロントカメラは、従来のRGBにホワイトが加わったRGBWテクノロジーを導入。これにより薄暗い環境でもより高画質なセルフィーが撮影できます。
Snapdragon 8 Gen 2搭載
チップセットにはハイエンドのSnapdragon 8 Gen 2を搭載。8+ Gen 1に比べCPU性能は+15%、GPU性能は+20%、そして同じ動作で+15%の省電力となります。
ワイヤレス充電に対応
バッテリーは4,300mAhとZenfone 9と容量こそ同じですが、各種の省電力のおかげでバッテリーの持ちは驚異的なものに。ASUSラボのテストでは典型的な使用状況の場合にZenfone 9と比較して+12.9%の電池寿命を記録しました。また、充電に関しては30W急速の急速充電に加え、15Wのワイヤレス充電にも対応しました。
防水やイヤホンジャックも継承
Zenfone 9と同じくIP68の防塵防水を持ち、日常生活での不意の水しぶきにも強いです。このほか、デュアルステレオスピーカーや3.5mmイヤホンジャックなども引き続き搭載しています。
日本での発売に期待
全体的に、大きな冒険はせずに順当に進化した印象を受けます。Zenfone 9は日本でも好評価でしたが、ワイヤレス充電にも対応してさらに完全に近づいた感があります。
日本における発売日や価格は発表されていませんが、例年通りであれば秋ごろに発売されるのではないかと思います。かなり期待ですね。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。