週間スマホ業界ピックアップ – Google PayがGoogleウォレットへ
日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。
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Google PayからGoogleウォレットへ
Androidの決済アプリでおなじみ『Google Pay』が『Googleウォレット』へ生まれ変わりました。端末の自動更新が有効の場合、Google PayからGoogleウォレットへ自動的にアップデートされます。
対応する電子マネーはGoogle Pay変わらず。UIが異なるだけで、今までと同じように利用できます。また、Google Payで利用していたカードはすべて自動的にGoogleウォレットへと引き継がれます。
Googleウォレットは開発者向けAPIも提供されており、近いうちにイベントチケットや証明書などが追加できるようになるかもしれません。
いわゆるチケットアプリを「イベントのためだけ」にインストールするのは煩瑣で仕方ありませんでしたが、Googleウォレット1つで完結するかもしれない未来を考えると、手間が省けていいですね。楽しみです。
というか、Google Payの前はAndroid Payという名前でしたね。Android Payなんてあったなーと思いつつ、すっかり存在を忘れていました。あの頃は今ほどキャッシュレス決済も普及していませんでしたよね。ユーザーも少なかったイメージがあります。
ついに非公式Twitterクライアントの息が途絶える…
ついにTwitterの新しいAPIが提供開始されました。新APIは以前から発表されており、紆余曲折あり実装が延期されてきました。これは非公式クライアントの死を意味します。
従来までAPIは無料で利用可能でしたが、一部機能のみ無料に変更。これにより、非公式クライアントの制作者はAPIの使用料を払う必要があります。これが数千円ならまだ「死」というほど大げさな話にはなりません。月額100ドルで、アプリあたり月に5万ツイートというのが問題というか、使い物になりませんよね…。一応、ワンランク上のプランもあるのですが、価格は非公開。個人開発者にとって現実的なものではなさそうです。
ニアバイシェアでWindows PCとファイルやり取りができるように
Android標準のファイル共有機能、ニアバイシェアがWindows PCとのファイル送受信に対応しました。現時点ではベータ版ではあるものの、日本でも利用可能です。
なお、ニアバイシェアでWindows PCとやりとりするには、PC側にNearby Share Beta アプリをインストールします。必要要件は64ビット版Windows 10以降です。詳しい手順は以下の記事を参考にしてください。
今週のまとめ
今週のニュースをまとめると…
- Google PayからGoogleウォレットへ
- 非公式クライント、終わる
- ニアバイシェアがWindows PCとのファイル転送に対応
でした!個人的には非公式クライアントの終焉がついにきたか…といったところで、数ヶ月の余命なのはわかっていたけど、どこか寂しいですね。筆者のTwitter歴の中でYukari for Androidと共にした時間は長く、それが途絶えてしまうのは悲しい。せめて、投稿専用アプリとして存続させてくれないかなあ…。遺品というか、遺影的な感じで。
ではでは、よい1週間を!
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。