MMD研究所は3月7日、「2023年2月MNOのシェア・満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は18歳~69歳の男女40,000人を対象に予備調査を行い、その中でMNOを利用している18歳~69歳の男女2,700人を対象に2023年2月3日~2月6日の期間で実施されたものです。
調査対象サービス:
docomo、au、SoftBank、ahamo、povo、LINEMO、Rakuten UN-LIMIT、Y!mobile、UQ mobile(それぞれn=300)
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メイン回線とサブ回線それぞれのシェア
メインで利用しているスマートフォンの通信サービス、サブ利用がある方にはサブで利用している通信サービスを聞いたところ、メイン利用のトップはdocomo(29.1%)、サブ利用のトップもdocomo(22.3%)となりました。
メイン利用におけるオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)は合計9.0%、サブブランド(Y!mobile、UQ mobile)は合計16.6%、MVNOは合計9.7%でした。
サブ利用におけるオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)は合計15.2%、サブブランド(Y!mobile、UQ mobile)は合計10.8%、MVNOは合計17.7%でした。
メイン利用のMNOを過去の記録と比べると上記の通り。最もポイントが上がったのは前回(2022年9月)と同じくUQ mobileです。
同一キャリアからの移行はソフトバンク系が低い
メインで利用している通信サービスを契約する前に利用していた通信サービスを聞いたところ、オンライン専用プランではahamoは「docomo」が70.6%、povoは「au」が63.0%、LINEMOは「SoftBank」が35.3%とそれぞれ最多でした。サブブランドではY!mobileは「SoftBank」が44.7%、UQ mobilは「au」が52.7%で最多でした。
MNOの総合満足度はUQ mobileがトップ、次いでahamoとLINEMO
各サービスの総合満足度を聞くと、「UQ mobile」が最も高く740pt、次いで「ahamo」「LINEMO」が734ptでした。
家族や友人にお薦めしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出すと、推奨者から批判者を引いたNPSはahamoが-7.7でトップ、次いでpovoが-11.7となりました。
MMD研究所の調査ではここに掲載した以外の結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。