Googleは2月28日、Pixel Watchにおいて転倒検知および自動通報の機能が追加されたと発表しました。激しく転倒したときにPixel Watchがそれを検知し、一定時間内に動かなかったり反応がなかったりした場合に緊急サービスに通報します。
この機能は、Watch Companionアプリの [更新] ページでオンにするか、Personal SafetyアプリのPixel Watchで直接オンにすることができます。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
激しく倒れて動かないと自動で通報
機能がオンの状態で激しく転倒し、そのまま約30秒間動いていないことを検出すると、時計が振動し、アラームを鳴らし、画面に通知を表示して、あなたの状態を確認します。
時計の操作が可能な場合、無事ならば [I’m OK] をタップして通知を閉じ、助けが必要ならば[I fell & need help（転んだので助けが必要）] をタップして、すぐに緊急サービスに接続します。
何も操作しないと、アラームが約1分間鳴り続け、最後の数秒でさらに大きくなります。それでも応答しない場合、時計は自動的に緊急サービスに電話をかけ、どこにいても助けを求める自動メッセージを再生します。可能であれば、自分で緊急オペレーターに話しかけて、助けが必要かどうかを知らせることもできます。
激しい運動をしたり、人とぶつかってしまったときに偶発的にこの機能が働いてしまうという心配もあるでしょう。Googleの機械学習アルゴリズムと厳格なテストにより、Pixel Watchは、激しい転倒と激しい身体活動の違い、または小さなつまずきからの素早い回復の違いを認識するとのことです。
この機能はオフにもできますが、いざという時のためにもオンにして、どのように動作するのかも確認しておきたいですね。
