Anker Magnetic Cable Holder:ケーブルの置き場所はこれで決まり!マグネット式ケーブルホルダー

Ankerのマグネット式ケーブルホルダー「Anker Magnetic Cable Holder」を購入しました。

随分前からある製品ですが、昨年のモバイルバッテリー下取りキャンペーンでもらったポイントの有効期限が迫っていたので、程よい価格のものを選んだらこれでした。まぁ、前から興味はありましたからね。

というわけで、実際に購入して使ってみたので、良かったところやイマイチだったところなど、軽くレビューします。

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Anker Magnetic Cable Holder

あいかわらずシンプルな箱ですね。リアル店舗で販売されてるものはパッケージに写真なりあるっぽいのですが、ネット購入だと白いです。

中身も製品本体とちょろっとした紙が入ってるだけで説明書きもありません。まぁとくに説明のいる製品でもありませんしね。

土台部分の大きさは約88mm×40.5mmです。指でつまめるコンパクトサイズです。

シリコンゴムのような素材で、触り心地はサラサラしてます。ただ埃が付きやすいですね。この後の写真では画像処理でなるべく消してますが、割とよく付きます。(まぁ、実物は写真で見るほどには気にならないです。)

裏面はシートを剥がすと粘着面が出てきます。土台部分はそれ自体に磁石が仕込まれているので、シートを剥がさなくても金属面に貼り付けられます。机の足部分に設置したい人はこのままでもOKです。

また、一度設置したあとも、何度かは貼り替えができます。剥がした跡に粘着面を水道水で洗い、乾燥させれば粘着力が復活します。机周りの配置換えを頻繁にする人でも安心です。

ケーブルに取り付けるパーツは、1つの面が切り抜きになっており、また別の面が土台に付くようになってます。この穴の大きさも限られるので、公式の案内では「3.5mm以内のケーブルに対応」ということになっています。ただ後述しますが、3.5mm以上のケーブルでも使えないわけではありません。

実際に設置してみる

実際に設置してみました。1つの土台で5つのケーブルを設置できます。それぞれ間が少しだけ空いてるので、それほど窮屈な印象はありません。

対応するケーブルの太さ

公式では3.5mmまでの太さのケーブルに対応となっています。iPhoneに付属するLightningケーブルの太さが3mmで、これがちょうどいいくらいです。とは言っても、ケーブルの細い部分だとスルスルーっと抜けてしまうので、太い部分で固定したほうが良さそうです。)

最近の高出力高耐久なケーブルだと太いものも多いです。上の写真はNIMASOの100W対応ケーブルで、太さは4.8mmです。

さすがにこの太さになると無理矢理感が出てきますね。使えない訳ではないのですが、さすがに不格好です。いくつか試してみた感じでは、4mmくらいまでなら使えそうです。

ケーブルを取り出したり元に戻したり

このケーブルホルダー、普段はここにケーブルを固定しておいて、使うときには簡単に取り外せて、使い終わったら元の位置に固定、という使い方になります。実際にどんな動きになるのか、やってみました。

おそらく上の動画のように机の奥側に設置することを想定してるとは思います。ただ使ってみた感じでは、できるだけ後ろ側にもスペースが欲しいのと、ケーブルは柔らかめのものが良さそうでした。でないと動画のように変に固まってしまってケーブルとケーブルが絡みやすくなります。

この辺りに気をつければ、マグネットの力は強めなので変に落ちることもなく、「使える」と感じます。

良かったところ・イマイチなところ

実際に使ってみて気になったポイントをまとめます。

良いところ
  • ケーブルの置き場所が決まる
  • 何回も貼り直せる
  • 磁力が結構強い
  • クリップは小さめ
イマイチなところ
  • ゴミが付きやすい
  • 対応ケーブルが細め
  • 台座が大きい

ケーブルの置き場所が決まる

ケーブルホルダーの良いところは「置き場所が決まる」ということです。ケーブルを戻す場所が決まってるからこそ、整理できるわけです。マグネットなので取り出すときも戻すときも楽なのが良いです。

そして、何度も貼り直せるので、机周りのレイアウトを変えるときにも心配ありませんし、机のダメージも少ないです。下手な粘着テープで貼り付けるタイプだと剥がし跡がどうなるか心配ですしね…。

台座が大きい・垂直設置は非推奨

ケーブルクリップに対して台座が少し大きめです。安定感など考えるとこれでいいのですが、私の場合は先の動画のようになってしまうため、机の上ではなく横に垂直に貼り付けたいと思ってます。そういった用途だと台座が大きすぎてしまいます。

これまで使っていたものは台座の縦幅が20mm程度だったので机の天板の厚さとだいたい同じでした。これだと見た目的にも悪くありません。

ただ、Ankerのものは公式の案内で壁などの床面に対し垂直な面へのご利用はお控えくださいと書かれています。なので、もともと使い方として間違ってるという話ではあります。

まとめ

ケーブルがたくさん散らばってると見た目も良くないですし使いにくくなってしまいます。本製品のようなケーブルホルダーがあれば、置く場所が決まるので自然とケーブルを片付けるようになり、机の上がスッキリします。

設置場所やケーブルの硬さなど、実際に使ってみないとわからないこともありますが、総合的に見れば便利なアイテムです。個人的には、机の側面に設置するなら、やはりMelius Designのケーブルホルダーが良いとは思いますが、Ankerのほうがマグネットが強いんですよね。Lightningケーブルはクリップ無しで留められたりします。

AnkerのケーブルホルダーはAmazon等でのセールの定番でもあります。興味ある方はそういったときに買うといいでしょう。また、Anker公式ストアでポイントが余ってるときに使うのもアリだと思います。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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