週間スマホ業界ピックアップ – Rakuten Hand 5G再起動問題、LEITZ PHONE 2発売など
日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。
目次(見たいところからチェック!)
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Rakuten Hand 5Gがリカバリーモードに入って再起動を繰り返す
まずは「Rakuten Hand 5G」の再起動問題です。楽天モバイルより発売されている「Rakuten Hand 5G」で「特定のGoogle Play開発者サービスをインストールしている場合に、リカバリーモードに入って再起動がループする」という不具合が発生しました。
解決方法としては、設定アプリから『Google Play開発者サービス』のアップデートをアンインストールすればOKとのこと。ただし、端末起動後30秒ほどで自動的に再起動するため、どうしてもアンインストールができない場合は本体の初期化をする必要があります。
なお、当該バージョンの『Google Play開発者サービス』は配信が停止されているようです。
楽天モバイルは度々の問題や、通信エリアの狭さ、0円プランの廃止であまり好評ではない印象。今回の問題はスマホを普通に使う一般人、そして「Rakuten Hand 5G」しか持っていない人からすれば、非常にマイナスな印象になってしまいそうです。
一般利用者からすれば「何もしていないのにスマホが突然こわれた!」ということになり、通信障害よりも信頼がガタ落ちな気がします。筆者は楽天モバイルを応援しているだけに、ちょっと心配になってしまいますね。
Snapdragon 8 Gen 2発表
もうそんな時期か…と思いつつ、スマホが好きな人にとって欠かせないのが新型SoCの発表でしょう。そう、ついにQualcommが新型SoC「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しました。公称によると、全体的なパフォーマンスは35%、ワットパフォーマンスが40%、グラフィック処理性能が25%向上とのことです。
私見ですがAntutu換算するとSnapdragon 8 Gen 1のAntutuベンチマークスコアがザックリ100万点だと考えると、約130万点の結果が出るものだと予測します。それだけでなく、カメラの処理性能も向上、最大2億万画素までサポートし、より暗所での撮影性能が強化されるようです。
また、レイトレーシングにも対応します。これは水面やガラスなど、光の反射を再現する機能です。レイトレーシングは、数年前までハイエンドPCのみの特権でしたが、今やスマートフォンでも実現するようになってしまいました。
筆者もレイトレーシングを自分のPCで体験した当時、反射の美しさに感動した記憶があります。これがハイエンドスマートフォンがあれば体験できるようになると考えると、時代の進化を感じますね。
UQモバイルの通話放題プランが新登場!
UQモバイルの「かけ放題24時間いつでも(1,700円)」「かけ放題 – 10分/回(700円)」が11月30日をもって終了します。
代わりに「通話放題(1,980円)」「通話放題ライト(880円)」が登場。これらに加入すると月額440円の「電話きほんパック(V)」も付随します。電話きほんパックVでは「お留守番サービスEX」「三者通話サービス」「迷惑電話撃退サービス」「割込通話サービス」が利用可能です。
電話きほんパック(V)の込みの価格だと高くはないような気もしますが、どれくらいの人がこの機能を求めているのかは不明確なところですね。
不必要なオプションをつけずに、格安で運用したいユーザーからすると改悪ですが、かけ放題に加えて、留守番電話や迷惑電話撃退サービスなどを使っているユーザーにとっては喜ばしいのかもしれません。
LEITZ PHONE 2発売!
18日にはLEITZ PHONE 2(LP-02)が発売されました。LEITZ PHONE 2のベースモデルはAQUOS R7で、本体デザインやOSのUI、カメラアプリが変更。実装メモリが12GB、ストレージが512GBと、ベースモデルのAQUOS R7より大容量のものが搭載されています。また、eSIMにも対応し、物理SIMとのデュアル運用が可能です。
本体カラーは「ライカホワイト」のみで「LEICA M8 WHITE」をモチーフにしています。ライカのホワイト機は伝統的に限定品として発売されており、プレミアムさも象徴しているのかもしれませんね。
先代機種から搭載されている「Leitz Looks」も進化し、伝説のレンズを再現するエフェクトが追加されました。再現可能な銘玉は以下の通りです。
- Summilux(ズミルックス)28mm
- Summilux(ズミルックス)35mm
- Noctilux(ノクティルックス)50mm
また、先代機種にあった「Monochrome(モノクローム)」以外にも、「Cinema Classic(シネマクラシック)」「Cinema Contemporary(シネマコンテンポラリー)」の2つが新たに追加。これらはシネマフィルムのような色調に仕上がるとのことです。
ライカの世界観をより体験できるようになりました。ちなみに、本体価格は驚愕の22万5,360円!!!
いや~、LEITZ PHONE 2いいですね!筆者にとっても、今週イチアツいニュースです。先代機種のLEITZ PHONE 1を使用していただけに、新機種も気になってしまいます。
ただのスペック更新だけではおもしろくありませんが、過去の名レンズを再現したモードが搭載されているのは、カメラが好きな筆者としてはワクワクしてしまいます。
とはいっても、価格が22万と安直に買える代物ではありません。でも、先に書いたNoctilus 50mmは高級車が1台買えるほどの金額で取引されているレンズで、それが22万円で入手できると考えれば安い…ような気もしますね。
今週のまとめ
今週ピックアップしたニュースをまとめると
- Rakuten Hand 5G 再起動問題
- Snapdragon 8 Gen 2発表
- UQモバイルの通話放題プランが新登場!
- LEITZ PHONE 2発売!
でした。筆者的にはSnapdragon 8 Gen 2もアツいのですが、LEITZ PHONE 2に興味が向いてしまっています(笑)
ではでは、よい1週間を~!
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。