厚生労働省は11月17日、新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』の最終アップデート版となるバージョン3.0.0を配信開始しました。
この最終アップデート版にアップデートする前にアンインストールしていた場合は設定からOS側の機能を停止する必要があると案内していましたが、この動作停止操作は必要ないとの訂正案内が出ました。
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アンインストールだけでもOK
今回の最終アップデート版では、接触確認のための通信機能が削除されます。また、アプリのアンインストールだけではOS側の機能が生き続けてしまうために、その機能を停止する機能が追加されます。この作業を行ってからアンインストールするように案内されていました。
また、これまで最終アップデート版の前にアンインストールしていた場合は、OS側の機能が生きていて「わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまう」ため、手動で機能を停止するように案内されていました。
ところが、どうやらその手順は必要なかったようです。
現在配布中の接触確認アプリCOCOAに関するよくある質問に誤りがありました。最終アップデート版配布以前にアンインストールされた方は、特段の対応は不要です。お詫びして訂正いたします。 #COCOA#接触確認アプリhttps://t.co/hi3V5nK21F
— 厚生労働省 (@MHLWitter) November 18, 2022
OS側の機能が動き続けているかどうかは、以下の手順で確認できます。
- Androidの場合:OSの設定アイコン → [Google] → [COVID-19 接触通知システム]
- iOSの場合:iPhone端末の[設定]→[接触通知]
ただ、COCOAをアンインストールしたあとに端末の種類によっては接触通知機能が停止するまで1日程度かかる場合があるとのことです。その場合はもう少し待つか、上記の手順で確認できるページで機能をオフにすれば問題ありません。
けっきょくは最終アップデート版を待たずにアンインストールだけでも良かったようです。ただアンケートなどもあるようなので、「次の機会」のためにも情報を提供してからアンインストールしたほうがいいのかな、と思います。私のところにはまだ最終アップデート版が配信されてないのですが…。