スマホのレビュー記事で使うために、輝度計を購入しました。Vici LX1336Bというもので、AliExpressにて99ドルで購入。ちなみに10月4日時点で日本円だと14,863円です。
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輝度計を購入した理由
これはスクリーンなどの明るさ(輝度)を測定するためのツールです。単位はcd/m2で、この単位にはニト(nit)とも言われます。最近のスマホのディスプレイに関する説明で「最大輝度が○○ニト」なんていうのを目にしたことがある方もいるでしょう。
なぜこれを購入したかというと、スマホのレビュー記事用にバッテリーのテストをする際、画面の明るさ(輝度)をある程度同じに揃えたかったからです。
当サイトではバッテリーのもちをテストするのに『PCMark』の「Work 3.0 battery life」を使っています。これは自動で一般的な動作をさせながら、バッテリーが100%から20%になるまで何時間かかるか、というテストです。
ただスマホのバッテリー消費の大きなところは画面表示であり、画面の明るさはけっこう影響します。
そして、スマホの画面の明るさというのは端末ごとにけっこう変わります。同じ輝度50%でも、機種ごとに最大の明るさが異なるので同じ明るさにはなりません。
なので、できるだけ同じ条件でバッテリーテストするには、今回購入したような輝度計もしくは自分の感覚で画面の明るさを揃える必要があります。そういうわけで、自分の感覚は当てになりませんし、時間が経ってからも同じ条件でテストするために数値で出る輝度計を購入したというわけです。
輝度計を使ってスマホの明るさを揃えてみる
コードの先にセンサーがあります。
センサー部分をディスプレイのスクリーンに当てると、そこの輝度が表示されます。ちなみに200とか2,000とか書かれているボタンは、最大レンジを選択するボタンです。デフォルトでは2,000cd/m2で、スマホで使うならまぁ変更の必要はないでしょう。
2つのスマホの画面の明るさを、だいたい75cd/m2くらいに揃えてみました。パッと見ではだいたい同じくらいの明るさになったと思います。(撮影した場所の右側が暗かったので、上の写真も右のほうが若干暗く見えるかもしれません。)
ちなみに、このLX1336Bは角型電池(9V形)を使います。普段使わない電池なので少し焦りましたが、ダイソーに売っていたので良かったです。それにしても、久しぶりに見た気がします。この形の電池…。
まとめ
これで、バッテリーテストをする際に、画面の明るさを統一してテストできそうです。そういう意味では、今まで当サイトで使ってきたPCMarkのWork 3.0 battery lifeは、あまり信頼性のないデータだったということですね。でも今後のテストは大丈夫です。きっと。