楽天モバイルは10月3日、全国47都道府県における一部地域でパートナー回線によるローミングサービスを楽天回線によるサービスに切り替えると発表しました。
これまでも都道府県単位で楽天回線への切り替えがお知らせされることがありましたが、今回は「全国47都道府県における」とのことで、全国的に切り替えが進むようです。
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パートナー回線から自社回線へ順次切り替え
KDDIの楽天モバイルへのローミング提供は楽天モバイルの立ち上げに際して、暫定的な措置として2026年3月末まで行われているものです。
ただし、「都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定」するとされており、要するに楽天モバイルの自社回線の用意ができたところから準備ローミングは終了するということです。
過去のものも含め、パートナー回線から自社回線へ切り替えが進められている都道府県は以下のとおりです。
ローミング切り替え開始時期 | 対象都道府県 |
---|---|
2020年4月1日より順次切り替え | 東京都 ※東京都(一部地域を除く)については、2021年3月末に原則切り替え済み |
2020年10月1日より順次切り替え中 | 大阪府、奈良県 |
2021年4月1日より順次切り替え中 | 宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県 |
2021年10月1日より順次切り替え中 | 北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県 |
2022年4月1日より順次切り替え中 | 岩手県、山形県、山梨県、和歌山県、島根県、高知県、長崎県、鹿児島県 |
市町村単位のより詳しい地域については、KDDIの「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」のページをご覧ください。
2022年10月以降、楽天モバイル利用の際に、電波がつながりづらいなどの不便が生じた場合、問い合わせ先に連絡するように案内が出ています。個別に状況を調査したうえで、スマートフォンの一時貸し出しなどの対応がされます。
また、影響の出る可能性があるエリアに居住する方に対しては、2022年9月下旬より案内を開始しているとのことです。
このほか、楽天モバイルのサービスエリアについては、これまでほぼ毎月更新されていましたが、次回は2022年11月中旬頃更新予定とのことです。