Googleは10月19日、エントリーレベルのデバイス向けに提供されているAndroid (Go edition)の最新版、Android 13 (Go edition)を発表しました。
今回のGo editionではGoogle Playシステムアップデートに対応し、またMaterial YouにもGo editionで初めて対応しています。
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Android 13 (Go edition)
Android (Go edition)はエントリーレベルのスマートフォン向けに提供されている軽量のOSです。5年前の2017年にAndroid Oreo (Go edition)がリリースされて以来ユーザーが増え続け、現在ではAndroid Goを搭載した月間アクティブデバイス数は2億5,000万を超えています。
また、Android 13 (Go edition)からは最小要件のメモリが1GBから2GBに上がっています。
Year | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
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Release | Android 8 | Android 9 | Android 10 | Android 11 | Android 12 | Android 13 |
Min RAM | 512MB | 512MB | 512MB | 1GB | 1GB | 2GB |
Google Playシステムアップデートに対応
Android 13 (Go edition)ではGoogle Playシステムアップデートに対応します。 Androidのメジャーリリースとは別に、デバイスが重要なソフトウェアアップデートを定期的に受け取ることができるようになり、これによりストレージを一気に圧迫することがなくなり、また迅速なアップデートが提供できるようになります。
ディスカバー機能が導入
ホーム画面を右にスワイプすると出てくるGoogle DiscoverがGo editionにも搭載されます。
Material Youに対応
スマートフォン全体の配色をカスタマイズするMaterial YouがAndroid Goに初めて導入されます。設定した壁紙に対応した4つの配色が提案され、そこから選択できます。
このほかにも、通知のアクセス許可、アプリの言語設定といった機能がAndroid 13 (Go edition)では提供される予定です。Android 13 (Go edition)搭載のデバイスは2023年に登場予定となっています。