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ROG Phone 6:冷却ユニットAeroActive Cooler 6と専用コントローラーKunai 3 Gamepadを試す

ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6」について、先日レビューを掲載しましたが、それに続いて専用アクセサリのAeroActive Cooler 6とKunai 3 Gamepadについてもお借りしたので紹介します。

AeroActive Cooler 6は冷却ファン内蔵外付けクーラーユニット、Kunai 3 Gamepadは本体に装着して携帯ゲーム機のようにプレイできる専用コントローラーです。

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冷却ユニットAeroActive Cooler 6

AeroActive Cooler 6はROG Phone 6に装着できる冷却ファン内蔵外付けクーラーユニットです。ROG Phone 6はCPUが端末中央に配置されており、その場所に合わせて冷却できます。

また、冷却できるだけでなく左右の白い部分はそれぞれトリガーボタンとなっています。

もちろん光ります。

端末に触れる部分は装着してない状態でもひんやりしてます。

冷却ファンだけでなくペルチェ素子など吸熱・冷却の仕組みが詰め込まれています。

ユニットの一部は展開してスタンドになります。これを出さないでも立てられますが、安定性が出ますね。

設定から冷却モードを選択できます。最も強力な「フローズン」モードはケーブルを接続してユニットに直接給電する必要があります。

このほかに、背面ライトの光る条件などを細かく指定できます。

冷却モードを「スマート」の状態でAnTuTuベンチマークを試してみました。なしの場合に比べスコアはそこまで変わりませんが、温度上昇は28.7℃→36.3℃、最高38.9℃と、かなり抑えられています。(AeroActive Cooler 6なしのときは29.8℃→43.7℃、最高45℃)

実際に使ってみるとファンの音はそれほど気になりません。重さは約117gあり、本体と合わせて356gなので長時間の使用は少し辛くなってきます。

背面の4つのボタンについては手の大きさ次第で評価は分かれそうです。あまり手の大きくない私にはちょっと遠くて難しかったです。とは言え物理ボタンが増えることで操作しやすくなるゲームもあるでしょうから、そういった環境の方には良さそうです。

入力 ボタン:クーラーボタン×4、アンロックボタン
インターフェース USB Type-C オス(接続用)、USB Type-C メス(充電用)
サイズ 高さ89.83mm×幅94.57mm×奥行き41.25mm
質量 約117g
主な付属品 ユーザーマニュアル、製品保証書、バンパー

専用コントローラー Kunai 3 Gamepad

Kunai 3 GamepadはROG Phone 6本体に装着して、携帯ゲーム機のようにプレイできる専用コントローラーです。装着用のバンパーに本体をセットし、その左右にコントローラーが来ます。

AeroActive Cooler 6と同時装着も可能です。また、コントローラーの裏側にもボタンがあり、これはなかなか押しやすいです。

この状態だと492gになるので長時間のプレイは辛くなってきます…。

バンパーとコントローラー部分は分離できます。

コントローラー部分をまた別のパーツ(チャージャー)と合体させてゲーム機のコントローラーのようにもできます。この状態のときはBluetoothでROG Phone 6と接続します。

さらにグリップパーツと組み合わせて、より持ちやすいコントローラーにできます。

背面から。

AeroActive Cooler 6を装着してスタンドのようにROG Phone 6を立てて、Kunai 3 Gamepadはグリップを装着した状態で使うと長時間のゲームプレイでも疲れにくくなります。

ROG Phone 6に直接接続するハンドヘルドモード、Bluetooth接続にしたゲームパッドモード(モビリティ)、グリップまで付けたゲームパッドモード(オールインワン)と、3つの形態で使えるのが便利です。シビアな反応が必要なときはハンドヘルド、長時間まったりならゲームパッドモードと切り替えての使用が良さそう。

ゲームパッドでゲームをプレイする

ゲームパッドを使ってスマホゲームと言っても、対応するものとしないものがあります。Armoury Crateeアプリではゲームパッドに対応したおすすめゲームがリストアップされているので、ここから探すのも手です。

ゲームパッドに正式対応してないものでも、AirTriggerと同じく自分で割り振れば利用できます。また原神など一部のゲームでは予め割り振られたパターンが用意されているので、それを適用すればすぐにプレイできます。

割り振ったキーを画面上に薄く表示できるので、どのボタンがどれなのか、わかりやすくなっています。慣れないうちはありがたい機能です。

実際にいくつかのゲームをKunai 3 Gamepadを使って試してみました。やはり専用のパッドがあったほうが遥かに操作しやすいですね。正直、原神は序盤も序盤でリタイアしていたのですが、これのおかげで少しだけ進められました。

また、ずいぶん前に放置してたFinal Fantasy V(ピクセルリマスターではない以前のもの)も、操作性がかなりアップしました。

スマホでゲームやるならゲームパッドあったほうがいいですね。プレイするにあたってのストレスがかなりなくなります。

入力 ボタン/スティック:
十字キー
サムスティック(L、R)
フェイスボタン(A、B、X、Y)
バンパー(L、R)
トリガーボタン(L、R)
ファンクションボタン(M1、M2)
ショートカットカットキー×4(電源/ホーム、選択、スタート、ROG)
インターフェース USB Type-C×2
バッテリー駆動時間 約6時間
サイズ ハンドヘルドモード:高さ106.3mm×幅260.7mm×奥行き40.9mm
ゲームパッドモード(オールインワン):高さ110.2mm×幅154.7mm×奥行き66.8mm
ゲームパッドモード(モビリティ):高さ106.3mm×幅117.2mm×奥行き40.9mm
質量 ハンドヘルドモード:約136g
ゲームパッドモード(オールインワン):約198.8g
ゲームパッドモード(モビリティ):約135g
主な付属品 ROG Kunai 3 コントローラー×2、ROG Kunai 3 チャージャー、バンパー ※4、ROG Kunai 3 グリップ、ユーザーマニュアル、製品保証書、Type-A to C ケーブル、プロテクションバッグ

まとめ

AeroActive Cooler 6とKunai 3 Gamepadはどちらも1.2万円ほどするので手が出しやすいとはいえない価格です。それでもROG Phone 6を買うくらいにゲームに向き合ってるのなら、一緒に揃えたいところです。

発熱を抑えるAeroActive Cooler 6とプレイ環境を向上するKunai 3 Gamepad、自分に必要なものを揃えたいですね。どちらも満足度は確実に上がります。

参考情報

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