2022年8月31日に、Twitterの「Twitterサークル」という機能が全ユーザーで利用できるようになりました。この機能は自分が選択したユーザーだけに自分のツイートを表示させるという機能です。
自分が選んだ人だけに表示され、RTもできないので、そのツイートは外に漏れない…と言いたいところですが場合によっては誰でも見られる状態になってしまいます。
結論を言えば、自分を含めサークルに入れた人が外部アプリ連携でツイートを表示できるものと連携していると、簡単に漏れます。具体的にはTwilogやTogetterなどが該当します。
目次(見たいところからチェック!)
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Twilogの場合
TwilogはTwitterのツイートをブログ形式で保存、閲覧できるサービスです。登録してTwitter連携しておけば、自動でツイートを保存してくれて、あとからその記録(ログ)を閲覧できます。
この保存されたログはユーザー自身だけでなく誰でも(ログインせずに)閲覧できます。私のログも以下のページから読めます。
Twilogに登録してないユーザーの場合は最新100件のツイートのみ表示されます。
Twitterでサークル向けに投稿したツイートが、Twilogでも保存され、ログインしなくても誰でも読める状態になっています。
Twilogに登録してないアカウントであれば、サークル向けツイートは表示されません。
Togetterの場合
TogetterはTwitterのツイートを誰でも自由にまとめられるサービスです。まとめを作るのにはTwitterとアプリ連携が必要になります。
Togetterでまとめを作る際、自分が見られるツイートであれば全体公開でもサークル向けでも関係なく選択できます。自分のサークル向けツイートも、自分が入ってる他人のサークル向けツイートも、です。そして、まとめに入れたサークル向け投稿はそのままTogetter内のまとめで誰でも見られるようになります。
連携アプリを使ってる場合は注意
これらがなぜサークル向けなのに見えてしまうのかといえば、外部アプリ連携してるからです。
アプリ連携の際の権限で「このアカウントのタイムラインに表示されるツイート(非公開ツイートを含む)や、リストとコレクションを確認する。」というものがあります。
つまり、アプリ側からは自分が見られるのと同じタイムラインが見えるということです。なので、それを利用してサービス内に使えるということですね。普通のツイートとサークル向けツイートで、何かしら別になってるわけではないようです。
なお、Twitterの外部アプリ連携は設定とプライバシー→セキュリティとアカウントアクセス→アプリとセッション→連携しているアプリで確認できます。連携してるアプリを確認して、使ってないものがあれば解除してしまったほうがいいですよ。
ただまぁ、Togetterの場合はサークルに入ってる人がアプリ連携してまとめに入れれば表示されてしまうので、サークル主側からは防ぎようがありませんね。逆に、サークル向けの投稿と気づかずにまとめに入れてしまってツイート主に迷惑をかける事態も考えられるので、それは注意しましょう。
ご利用は計画的に
Twitterサークルは自分で限定した相手にツイートを表示する機能です。とはいえこうやって外部に出てしまう可能性はそれなりにあります。当たり前のことではありますが、誰か外部の人に見られて困るようなツイートはしないことが大事です。
どうしても秘密の会話がしたければDMもありますしね。気をつけましょう。