Black Sharkの日本法人であるブラックシャーク科技ジャパン株式会社は、eSportsに最適化された5G対応のゲーミングスマートフォン「Black Shark 5シリーズ」の⽇本向けモデル「Black Shark 5」「Black Shark 5 Pro」とアクセサリーを、正規販売店である株式会社ビーラボから順次販売すると発表しました。
販売に先駆け、7⽉16⽇(⼟)20時より先⾏予約の受付けが開始されています。先⾏予約では、お得なキャンペーンも実施されます。正式販売開始は2022年8⽉初旬を予定しています。
目次(見たいところからチェック!)
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Black Shark 5/5 Pro
Black Shark 5
Black Shark 5は、Black Shark 5シリーズの下位モデル。
SoCにSnapdragon 870を採用することで、コストカットが図られています。Black Shark 4(無印)もSnapdragon 870だったので、SoCは据え置きとなります。
ディスプレイは6.67インチのSamsung製 E4 AMOLEDを採用。リフレッシュレートはもちろん144Hz、タッチサンプリングレートは720Hz、ピーク輝度は1,300nitと、誰が見ても美しいと感じるであろうスペックです。
カメラは、64MPメイン(広角)+13MP超広角+2MPマクロの構成となっています。私が以前レビューしたBlack Shark 4 Proと比較すると、マクロカメラの解像度は下がりましたが、その分超広角カメラの解像度が実用的な13MPまで上がりました。マクロカメラは正直(Black Shark 4 Proの)5MP程度では実用的とは言いづらいですし、使う頻度の高い超広角カメラのスペックが上がっているのは好印象です。
スピーカーは引き続きデュアル対称ステレオスピーカーを採用。迫力あるサウンドが楽しめます。
Black Shark 5のスペックまとめです。SoCこそSnapdragon 870ではあるものの、それ以外の装備はハイエンドクラスと呼べるものになっています。
Black Shark 5 Pro
Black Shark 5 Proは、現在最高クラスの処理性能を有したゲーミングスマートフォンです。
SoCにはSnapdragon 8 Gen 1を採用。名実共にトップクラスの処理性能を誇ります。
ディスプレイには6.67インチの10bit OLEDが採用されています。リフレッシュレートは144Hz、タッチサンプリングレートは720Hzで、ピーク輝度も1,300nitなので、無印5とどこが違うのか分からないレベルで仕様が同一です。Samsung製、と書かれていないため、もしかするとメーカーが異なるのかもしれません。
カメラは、108MPメイン(広角)+13MP超広角+5MPマクロという構成です。フラッグシップらしく、メインカメラのスペックが強化されています。
スピーカーは、DxOMarkで世界一に君臨するデュアル対称ステレオスピーカーが採用されています。以前レビューしたBlack Shark 4 Pro(Black Shark 5 Pro登場前まで世界一)の時点で圧倒的な音質を誇っていましたから、更にそれを上回る得点を記録しているスピーカーの音質が悪いわけがありません。
無印Black Shark 5に搭載のデュアル対称ステレオスピーカーはダブル 11V Smart PAなのに対し、5 Proはダブル 14V Smart PAなので、そもそもが異なります。
Black Shark 5 Proのスペックまとめです。SoCがSnapdragon 8 Gen 1になっているのが最大の変化点ですが、メインカメラやスピーカーも明確にアップグレードされています。最高のスペックを求める方におすすめです。
Black Shark 5/5 Pro共通の仕様
バッテリーは引き続き120W急速充電に対応したデュアルセルバッテリーを採用。発熱を気にせずに充電すれば15分で満充電可能ですし、バランスを取った充電でも24分で満充電できます。
Black Shark 5シリーズから新たにバイパス(パススルー)充電に対応。スマホを使いながら充電すると、電池寿命に影響することは避けられませんが、バイパス充電を使えば電池を経由せず直接でき、その点も安心です。
バッテリー容量は4,650mAhと大きめで、1,200回以上の充放電サイクルを実現しているとアピールしています。
ゲーミングスマホでは、どうしても発熱が気になるところですが、総面積5,320mm2を誇るデュアルVC(ベイパーチャンバー)液体冷却システムにより、熱放散量が50%アップしているとうたいます。
ゲーミング関連機能
ここで紹介する機能は、以前私がレビューしたBlack Shark 4 Proにも搭載されていたものが多いです。詳しく知りたい方は、レビューの方も参考になるかと思いますので、合わせてご覧ください。なお、新機種ですので各種改善が加えられている可能性もあります。
物理的なポップアップトリガーボタンの、マグネット式ポップアップトリガーももちろん搭載。物理的なボタンでクリック感もあり、ゲームを強力にサポートしてくれます。
また、感圧タッチ機能のマジックプレスも搭載。グッと押し込むことで、事前にマッピングしておいたボタンの機能を動作させることができます。
SHARK SPACE 4.0の設定から、各種ゲーミング機能の設定が行えます。
Black SharkのオリジナルキャラクターであるShark Chanも、スマートアシスタントとして引き続きいます。
Black Shark 5/5 Proのスペック
Black Shark 5 | Black Shark 5 Pro | |
---|---|---|
OS | JOYUI 13(Android 12) | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 870+SDX55 | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1+SDX65 |
RAM | 8GB (LPDDR5, 5500MHz) | 12GB (LPDDR5, 6400MHz) |
ストレージ | 128GB(UFS3.1) | 256GB(Enhanced UFS3.1) |
ディスプレイ | 6.67インチ (Samsung E4 AMOLED, 144Hz, 2400×1080(FHD+)) | 6.67インチ (10bit OLED, 144Hz, 2400×1080(FHD+)) |
メインカメラ | 6,400万画素広角+1,300万画素超広角+200万画素マクロ | 1億800万画素広角+1,300万画素超広角+500万画素マクロ |
フロントカメラ | 1,600万画素 | |
バッテリー | 4,650mAh | |
充電 | 120W有線急速充電、120W充電器・ケーブル付属、バイパス充電対応 | |
サイズ | 約163.8 × 76.3 × 10 mm | 約163.9 × 76.5 × 9.5 mm |
重量 | 約218g | 約220g |
対応モバイルネットワーク周波数(バンド) |
5G:n77/n78 4G:FDD-LTE:B1/B3/B5/B8/B18/B19/B26/B28 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 3G:WCDMA:B1/B6/B8/B9/B19 |
5G:n77/n78/n79 4G:FDD-LTE:B1/B3/B5/B8/B18/B19/B26/B28 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 3G:WCDMA:B1/B6/B8/B9/B19 |
SIMスロット | SIM1:nano SIMカード、5G NR SA&NSA/TDD-LTE/FDD-LTE/WCDMA/CDMA/GSM SIM2:nano SIMカード、5G NR SA&NSA/TDD-LTE/FDD-LTE/WCDMA/CDMA/GSM ※3G回線による同時待ち受けはできません。また、現時点では5G回線を利⽤する場合は、シングルSIM(SIMカードを1枚のみ挿⼊)時のみ利⽤できます。 |
|
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | |
GNSS(GPS) | GPS/AGPS/GLONASS/BEIDOU/Galileo/QZSS | |
その他 | IPX2防水防塵、DisplayPort Alternate Mode対応、USB 3.1 |
Black Shark 5/5 Proの価格
Black Shark 5は8+128GBモデルのBlackのみの取り扱いで、価格は69,800円です。
Black Shark 5 Proは12+256GBモデルのBlackのみの取り扱いで、価格は118,800円です。
アクセサリー
Black Shark JoyBuds Pro
Black Shark JoyBuds ProというTWSイヤホンも投入されます。
QualcommのプラットフォームであるSnapdragon Soundに対応していて、SBC、AACに加えaptX Adaptiveに対応します。
なお、Snapdragon Soundをフル活用するには、スマートフォン側の対応も必要ですが、現在Black Shark製品でSnapdragon Soundに公式対応しているスマートフォンは、Black Shark 5 Proのみです。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、最大-40dBという強力なノイズキャンセリングが可能とうたいます。また、ANCの強さを自動で調整してくれる機能もあります。
話すときのノイズを軽減してくれる機能ももちろん搭載しています。
ゲームに使うとなると遅延が気になりますが、遅延は最短で85ms(イヤホン単体なら40ms)と短めです。
バッテリー持続時間は、ANCオフで約10時間、ANCオンで約5時間となっています。急速充電にも対応していて、15分の充電で3時間の使えます。
JOYUI 12.5以上を搭載したスマートフォンであれば、初回のペアリングが簡単になるポップアップフローティングウインドウ機能に対応しているようです。
また、着脱検知機能にも対応しています。
Black Shark JoyBuds Proのまとめです。Snapdragon Soundに対応し、ゲーミングに相応しい低遅延、急速充電機能などを装備しています。IPX4防水もあるので、軽い雨程度であれば大丈夫でしょう。
ブラックとホワイトの2色から選べ、価格は9,680円です。
Black Shark Type-C Earphones 2
Black Shark Type-C Earphones 2は、USB Type-Cポートに接続して使う有線イヤホンです。
ゲーミングデバイスらしく、角ばったカッコイイデザインをしています。
操作の邪魔になりづらいよう、USB Type-Cコネクタ部は直角に曲がっています。
11.2mmのダイナミックドライバが使用されています。価格は4,180円です。
早期予約でお得!早割・超早割
早期に予約することで、お得に購入できる発売記念キャンペーンが実施されます。
超早割は、7/16(⼟)20時〜7/19(⽕)の期間に予約をすることで、Black Shark 5は5,000円引き、Black Shark 5 Proは11,000円引き、旧モデルのBlack Shark 4 Proは16,280円引きになります。
早割は、7/20(⽔)〜7/27(⽔)の期間に予約することで、正規販売価格はそのままに、Black Shark 5、Black Shark 5 ProにBlack Shark Type-C Earphones 2が付属するほか、Black Shark 4 ProにはMagnetic Coolerが付属します。
アクセサリー類の早割は、超早割〜早割として期間がスマートフォンよりも長くなっていて、7/16(⼟)20時〜7/27(⽔)の期間に予約することで、Black Shark JoyBuds Proが968円引き、Black Shark Type-C Earphones 2が418円引き、Magnetic Coolerが1,000円引きになります。
また、イベントの事前登録者向けに配布されたクーポンコードをGlimpseのサイトで入力すれば、2,000円引きになります。これは、超早割や早割と重複して適用できます。クーポンコードの使用回数は一回なので、超早割か早割どちらかに適用となります。有効期限があるのでお早めに。
いずれも、配送予定は2022年8⽉初旬となっています。