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TRN TA1 Max レビュー:ピュアベリリウムとKnowlesドライバ採用で完成度高し!万能型イヤホン!

HiFiGo様から「TRN TA1 Max」をレビュー用に提供していただきました。TRN TA1 Maxは「Knowles 33518」「10mmのピュアベリリウム振動板」を搭載しているのが特徴で、幅広いジャンルの曲に合います。

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TRN TA1 Max

「TRN TA1 Max」はシルバーを基調にしたアルミニウム筐体でミニマル。耳かけ型のイヤホンは本体サイズが大きめの物が多く目立ちがちなのですが、TRN TA1 Maxは小型で目立たず、装着感も良好です。

特筆するべき点はBA(バランスドアーマチュアドライバー)に「Knowles 33518」を採用してること。さらにDD(ダイナミックドライバ)には10mmのピュアベリリウム振動板を搭載しています。

詳しくない人には「なんのこっちゃ」という話だと思うのですが、端的にいうとこの2つは「高価格帯のイヤホン」に搭載されている部品で、それを7000円ほどの製品に採用するというのは通常ありえません。コスパモンスターといっても過言ではないでしょう。

付属ケーブルは4芯の銀メッキケーブルです。銀メッキケーブルの特徴として、歯切れのいい、メリハリの音を鳴らします。

音質をチェック

音質のチェックでは、3曲聴いた感想を書いていきます。ザックリとした傾向が知りたい方はスクロールしちゃってください!
視聴環境:iPhone 6/Amazon Music

ALTIMA – I’ll believe

疾走感のあるアニソン系ミュージック。音のまとまりもよく、ボーカルの質感もよく非常にバランスがいいです。アニソンが得意なイヤホンは「伸びる・刺さる」ような音だったりもするのですが、「TRN TA1 Max」はどちらかといえば「生々しい音」に近く、聴きやすい音に仕上がっています。

Mili – Gone Angels

ピアノと女性ボーカルが主体で暗い感じの曲。ピアノの音は丸みを帯びており、好きな人は好きなのではないでしょうか。ただ、伴奏で流れる女性の声の伸びには少々物足りなさを感じました。というのも、中高音が強調されたイヤホンを使っていると「刺し刺しさ」が物足りなく感じるんですよね。

上村 叶恵 – そんなに私を期待させないで

アニソン系ではない一般的な女性ボーカル。これはすごい合います。「これすごい合うなあ」と思わず口に出してしまったほどで、全体的なバランスのよさと相性がとにかくいい。バスにボーカル、ピアノのどれかが強調されていることもなくて、聴いていて楽しくなります。もちろん、どんな楽曲にも合わせやすいのですが、この曲はよく合いました。

バランスよく、聴きやすい!どんなジャンルにも合いそう!

「TRN TA1 Max」はバランスよく、聴きやすい「どんなジャンルにも合いそう」といった万能型のイヤホンです。ただ、逆をいえば重低音が好きな方、透明感のある高音域が好きな方にはイマイチかもしれません。

音にクセがなくバランスがいいので、万人に勧められるイヤホンといったところでしょうか。クセがすくなく、オールマイティーに聴けるイヤホンが欲しかったり、こだわりが無いような方にはオススメです。

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