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Blackview Tab 12 レビュー:安価でSIMも入る画面がキレイな10.1インチタブレット

タフネス系のスマホを多く出しているBlackviewから、タブレット「Blackview Tab 12」をレビュー用に提供していただきました。

Blackview Tab 12は2万円を切る低価格で購入できる10.1インチのAndroidタブレットです。特段性能が高くないローエンド帯のモデルですが、どこまでの用途に使えるのかをレビューしていきます。

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クーポンコード:BVTab122000
終了日:7月3日23時59分

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スペック

SoCはUnisoc SC9863Aで弱めなものの、1920×1200の液晶ディスプレイを搭載しており動画鑑賞は楽しめるスペックになっています。また、あまり精度は高くありませんが、顔認証にも対応しています。

OS Android11
SoC Unisoc SC9863A
RAM LPDDR4X 4GB
ストレージ eMMc5.1 64GB
外部メモリ MicroSD 対応
ディスプレイ 10.1インチ 1920x 1200 60Hz IPS
リアカメラ 広角:13MP Sony IMX258
フロントカメラ 5MP GalaxyCore GC5035
バッテリー 6,580 mAh
USB USB 2.0 Type-C
サイズ 239.2 x 157.93 x 7.4mm
重量 430g
WiFi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0 SBC
GPS A-GPS, GLONASS, BDS
SIM nano-SIM x2
モバイルネットワーク 2G 2/3/5/8
3G 1/8
4G 1/3/7/8/20/40

開封の儀


付属品は以下の4つ

画面はなかなかキレイです。視野角も問題なし。

アタマの部分には電源ボタンと音量ボタン、スピーカー。

下部にはイヤホンジャック(写真左隅の角)とスピーカーとUSB Type-C、SIMを入れる場所があります。

SIMトレイ。スロット2はMicroSDカードもしくはnanoSIMを入れられます。

背面はマット仕様で指紋が付きにくく、デザインも良いと思います。

ただカメラは出っ張っています。また、わかるとは思いますが、シングルカメラです。

カバー

専用のカバーも付属していました。

カバーを付けて閉じるとスリープ状態になり、カバーを外すとスリープが自動で解除されます。

重量

重量は実測418gでした。タブレットにしては比較的軽めで使いやすいです。持ち運びにも向いていると思いました。

カバーの重量は177gでした。

ベンチマーク

PCMark for Android, Geekbench, 3DMark, Antutu benchmarkの結果はこちら。スコアはどれもだいぶ低いです。実際の動作も遅めです。

ストレージの速度もeMMCであるため遅めです。

PCMark for Androidでバッテリー持ちを測定したところ、結果は7h4minとかなり低い数値が出ました。実際に放置しておくだけでもバッテリーが結構減っていくのでバッテリー持ちは悪いと言えるでしょう。

Widevine CDM

Widevine CDM の Scurity Level はL3となっています。なのでNetflixやAmazon PrimeビデオをHD画質で再生はできません。

カメラ

タブレットということもありかなり控えめなカメラ性能です。記録用には使えるでしょう。ビデオも撮影可能ですが、720Pの30FPSまでです。

曇りの日の撮影でしたがそれにしても写りが暗いですね

プリインストールアプリ

このタブレットにはゲームアプリなどがいくつかインストールされています。ゲームアプリはアンイストール可能ですが、FMラジオなど一部プリインストールアプリは消せません。

機能

ベンチマークやカメラ性能は控えめですが大事なのは中身。快適にコンテンツ消費が出来れば良いのです。

そこでコンテンツ消費を快適なものにしてくれる便利機能を紹介します。

性能強化系

メモリ拡張。本体ストレージをRAMとして活用できる機能です。最大3GB追加可能です。多くのアプリを動かしたいときに便利です。最大の3GBを追加するとわずかにアプリの再読み込みが減った気がします。

ゲームモード。メモリをクリアしたり、指定したゲーム中の通知をブロック可能です。

凍結室というアプリでは、アプリの動作を停止させることが可能です。

指定したアプリは動作がストップし、ホームアイコンで結晶マークが表示されます。無効になっているわけではなくその状態でも起動可能ですが、バックグラウンドにアプリを回すとアプリが即座に停止するようになります。

停止したアプリはバックグラウンドで動作できず、通知も出せません。めったに使わないアプリを登録しておけば、バッテリーの節約になるでしょう。ただし、FMラジオなどの一部プリインストールアプリには使用できません。

画面系

設定>Color&constrastから画面の色合いを変更する機能があります。画面の色合いをStandard,Increased constrastから選択可能です。標準的な色合いか派手めの色合いから選べます。

Standardはやや暖色よりで、Increased constrastはやや寒色よりです。動画を視聴する際はIncreased constrastの方が良いかもしれませんが、目に優しいのはStandardの方だと感じました。

下のカラーの部分は何故か非活性になっており操作できませんでした。

リーダー表示モード。通知ドロワーから設定可能で、画面を白黒かつコントラストを控えめに表示する機能です。小説や漫画を読む際に使用すると良いです。

他にもダークモードやブルーライトカットモードも備わっています。

実際に使用した感想

私はよくYouTubeとKindleを利用するので、本機でそれらを使った際の使用感を書いていきます。

まず、YouTubeアプリの起動速度は普通。2,3秒でTOP画面が表示されます。ホーム画面のスクロールもなめらかさはないものの普通に可能です。

しかし、登録チャンネルの表示がとても遅い。10秒以上表示に時間がかかります。

ただ、動画を再生してしまえば快適に視聴が可能です。16:10のアスペクト比なので4:3のタブレットより広く動画を表示可能です。

画質も良好。屋外では若干輝度不足を感じますが、屋内なら特に問題はありません。

スピーカーはステレオスピーカーで、そこまで音質が良いわけではありませんが普通に聴けるレベルです。

一部の機能で読み込みに時間がかかる場合がありますが、全体的な体験としては悪くはないです。

続いてKindleアプリで漫画を読んでみます。画面はキレイで大きいので楽しめます。

ただ高解像度の漫画をぱっぱとページをめくると読み込みが間に合わず、完全に表示されるまで少し待つ必要があります。ゆっくりとページをめくる分には問題ありません。

画面操作も特に問題なく、全体的な体験としては良いと思いました。

まとめ

動作は遅めですが、動画を見たり漫画を見たりすることは可能です。画面もそれなりにキレイだし、ステレオスピーカーなのでまずまずの音楽も楽しめます。ただバッテリー持ちが良くないのが不便です。

用途不明なプリインストールアプリもあるので、細かいことは気にしない人やとにかく安いタブレットが欲しい人におすすめです。

追記:ゲーム以外のプリインストールのうち、Dreameというユニコーンっっぽいアイコンのアプリは英語のオンラインノベルアプリだそうです。

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