MMD研究所は5月17日、「ヘルスケアとウェアラブル端末に関する調査」の結果を公開しました。
この調査は2022年4月4日~4月7日の期間で行われ、事前に18歳~79歳の男女15,000人を対象に予備調査を実施し、本調査では、Apple Watch、スマートウォッチ、スマートバンド利用者の400人を対象に実施したものです。
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健康に関する記録を撮っっている人は39.6%、そのうちデジタル媒体で記録は47.1%
18歳~79歳の男女15,000人を対象に、健康に関する記録をしているか聞いたところ、「記録している」が39.6%、「記録していない」が60.4%でした。年代が上がるごとに割合が増え、60代70代で急に多くなっています。
健康に関する記録のつけ方を聞いたところ、「デジタル媒体で記録」が47.1%、「アナログ媒体、デジタル媒体併用」が15.1%、「アナログ媒体で記録」が37.8%でした。
ウェアラブル端末を持っているのは10.1%、そのうち36.%がApple Watch
ウェアラブル端末の保有状況を聞いたところ、「ウェアラブル端末を持っている」が10.1%、「ウェアラブル端末は持っていない」が89.9%でした。
持っているウェアラブルデバイスを聞くと、「Apple Watch(アップルウォッチ)」が圧倒的に多く36.9%、次いで「腕時計型のFitbit(フィットビット)」と「腕時計型のGarmin(ガーミン)」が8.2%となります。
歩数計やスマホ連携の機能が人気
Apple Watch、スマートウォッチ、スマートバンドそれぞれで利用している機能を聞いたところ、Apple Watch利用者は「スマートフォンと連携して通知などを見られる機能」が71.3%と最も多く、スマートウォッチ利用者は「歩数を測定できる機能」が74.0%と最多、スマートバンド利用者は「歩数を測定できる機能」が78.0%と最も多くなりました。
全体的には似たようなものですが、若干の差が面白いですね。
ウェアラブル端末を所有していない14,123人を対象に、ウェアラブル端末の機能に興味はあるか聞いたところ、「興味がある」が46.4%、「興味はない」が53.6%でした。年代による大きな差も、それほど見られません。
ウェアラブル端末で興味がある機能を聞いたところ(複数回答可)、「歩数を測定できる機能」が40.3%と最も多く、次いで「ウォーキングやランニングの記録してくれる機能」が35.7%、「睡眠の質を測定してくれる機能」が34.3%でした。年代別に見ると10代20代のみ「音楽を再生できる機能」が入ってます。
MMD研究所の調査ではここに掲載した以外の結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。