Googleは絵文字の更新をOSの更新から切り離すと発表しました。これにより、古いAndroidバージョンでもアプリが対応・更新していれば最新の絵文字が使えます。
従来は、システムアップデートから絵文字を更新していましたが、古いバージョンのユーザーは「絵文字が表示できない」「絵文字を使えない」といった格差が存在し、不満の1つでした。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
アプリさえサポートしていれば最新の絵文字が使えるように
これまでは絵文字の更新はOSの更新に含まれており、最新の絵文字は最新のAndroidバージョンが必要でした。なので新しいスマホを持っている人から古いスマホの人へ絵文字を送ると表示できずにのようになってしまいました。
絵文字の更新がOSの更新と切り離され、Appcompat(Androidアプリを複数のAndroidバージョンと互換性を持たせるツール)を使ったアプリは最新の絵文字を使えるようになります。すでにGmailなどはこれが採用されています。
Gmailで確認
例えば、🥲 🥸 この2つの絵文字はAndroid 11以降で使えるようになった絵文字です。
Android 11以上の端末でこの絵文字を含んだ内容をGmailでAndroid 10の端末に送信すると、今までは左の画像のようにエラーの表示になりました。これが、最新のGmailに更新すると右の画像のように、ちゃんと最新の絵文字も表示されるようになります。
LINEの場合
LINEでも検証してみました。(Android 7)こちらはまだ対応していないようです。
Galaxy Z Fold3(Android 12)側から確認するとしっかり表示されています。
発表直後ということもあり、更新が追いついていないアプリも少なくはないはずですが、徐々に浸透していくとおもいます。