SwitchBotさんから、新製品のSwitchBotプラグミニをレビュー用に提供していただきました。Bluetooth対応でペアリングが簡単になったスマートプラグです。
目次(見たいところからチェック!)
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SwitchBotプラグミニのスペック
製品型番 | W2001400 |
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サイズ | 約70 × 39 × 59 mm |
重量 | 約70g |
入力電源 | AC 100-125V 50/60Hz |
出力電源 | 最大15A,1500W |
動作温度 | -15°C~40°C |
通信方式 | IEEE 802.11 b/g/n, 2.4GHz Wi-Fi, Bluetooth Low Energy |
対応OS | Android 4.3以上、iOS 10.0以上、watchOS 1.0以上 |
パッケージ、内容品
パッケージは、これまでのSwitchBotシリーズのものと似ています。
内容物一覧です。プラグミニ本体と説明書のみとなっています。
説明書には日本語もちゃんとあります。
SwitchBotプラグミニ本体
SwitchBotプラグミニ本体です。ちゃんとPSEマークと技適があります。
プラグ部分は、穴あきで左右で大きさが違うタイプです。挿すコンセントによっては、向きを入れ替えないと挿さらなかったりします。
SwitchBotプラグとプラグミニを比較
旧製品であるSwitchBotプラグと比較してみます。3枚の画像全てで左がSwitchBotプラグ、右が今回のSwitchBotプラグミニです。確かに横幅はプラグミニのほうが6mmほど短くなっています。
一方で、奥行きはプラグミニのほうが13mmほど長くなっています。容積的には、実はプラグミニのほうが26.49cm3大きいです。そのため、「プラグミニ」という名称ではありますが、あまり小ささに期待しないほうがいいです。
SwitchBotプラグの使い方
初期設定
SwitchBotプラグミニは、これまでのプラグと違ってWi-Fiに加えBluetoothにも対応しました。そのため、ペアリングがより簡単になっています。また、Wi-Fiが無くても使えます。
プラグをコンセントに挿したら、SwitchBotアプリのアプリトップの右上にある+をタップ。すると1枚目(左)の画面のように周辺の機器一覧にプラグミニが出てくるので、プラグミニ(US)をタップします。
注意書きを読んだら、次へをタップして次へ進めます。プラグミニの側面にあるボタンを2秒程度長押しします。すると表示ランプが点滅するので、
自分の家のWi-Fiアクセスポイントを選び、アクセスポイントのパスワードを入力します。ちなみに、アプリには「青色に点滅する」と書かれているのですが、実際にはほとんど青く見えません。点滅しているのは分かるので問題にはならないと思いますが、かなり色が薄いです。
パスワードを入力すれば、あとはプラグミニに付ける名前を入力して、保存をタップ。成功と表示されれば完了です。
設定後はワンタップ
設定後はアプリからワンタップでON/OFFが可能です。またAmazon Alexa、Googleアシスタントなどの各種音声アシスタントからも操作できます。
スマホがなくても、プラグ本体のボタンを押せば、ON/OFFが切り替えできるようになっています。プラグミニの場合、ボタンは右側面に付いています。
これまでのプラグのような色はなく、ONのときは右下の表示灯が点灯し、OFFのときは消灯します。
- ストーブなどの暖房機器のON、生命維持管理装置、大消費電力の機器の長期使用などは禁止されています。暖房機器などは発火・火災の危険性がありますし、生命維持管理装置は人命に関わる重大事故に繋がる危険性があります。
- SwitchBotプラグの動作は、いわばコンセントの抜き挿しと同じです。物理的な接点が可動し、スイッチとして作用する機器では電源のON/OFFができますが、ボタンで内部的にON/OFFするような機器では、OFFはできてもONはできません。
- 水回りや水がかかる可能性がある場所(花瓶付近など)では感電の恐れがあるので使用できません。
スマートプラグの使い道
先にも書いたように、スマートプラグでは暖房機器などが使えないため、選択肢が狭まるのは否めません。
じゃあ何に使えるか?というと、例えば換気扇を遠隔で操作(出先からOFF)できるようにしたり、夏場であればSwitchBotデジタル湿温度計やハブミニと組み合わせて、エアコンと扇風機・サーキュレーターを同時に制御したりできます(工業用扇風機は使用禁止)。スタンドライトなどは、引くことでON/OFFを行うものがありますよね。そういったものの場合、先日紹介したようなSwitchBotボットでは操作ができないので、プラグが有効です。
また、少しニッチなところでは、スマホなどの過充電防止があります。iPhoneやXperia、Pixelなどでは既にいたわり充電の機能がありますが、まだ無いメーカーもあります。そういった場合に、決まった時間までは充電せず、起きる頃に満充電にできるくらいの時間から充電を開始するよう設定できます。
ただし、バッテリー残量が異なると満充電までの時間も変わってくるため、起きる頃にピッタリ100%を実現するのはどうしても難しいです。
プラグミニだけの新機能
プラグには無かった機能として、先述のBluetoothの対応に加え、誤動作防止と消費電力データのエクスポートの機能があります。
誤動作防止機能は、アプリで操作するたびにポップアップ通知が出てくるという機能です。アプリで操作するときだけなので、物理ボタンで操作しているときには特に何もありません。また、3枚目のように、デバイスの画面を開いて操作した場合のみ確認が出ます。トップ画面から操作した場合には(今のところ)出てきません。
また、従来通り消費電力を計測することができ、プラグミニではデータのエクスポートにも対応しました。CSV形式でエクスポートできるので、データを取っておくこともできます。
特に新機能として謳われていませんが、アプリでグラフを表示する際に、グラフをタップすることで3枚目のようにより詳細な情報を見ることもできます。
まとめ:これから買うならこちら
プラグミニは、プラグと同等以上の機能を備えつつも、価格は据え置き。データのエクスポートもそうですが、Bluetooth対応が1番大きいかもしれません。コンセントに挿せば周辺の機器に表示されるので、シームレスにペアリングできるようになりました。これからスマートプラグを買うなら、断然こちらがおすすめです。