OneOdioさんから、OneOdio A10をレビュー用に提供していただきました。定価4,980円でありながら、アクティブノイズキャンセリングに対応したBluetoothヘッドホンです。
- 定価4,980円でアクティブノイズキャンセリング!
- ANCオンでも最大35時間!オフなら54時間再生!
- 音質は価格なり
目次(見たいところからチェック!)
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OneOdio A10のスペック
接続方式 | Bluetooth 5.0 |
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対応コーデック | SBC, AAC |
ドライバー | 40mm |
周波数帯域 | 20Hz~20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
最大入力 | 1600mW |
ノイズキャンセリング効果 | -25dB~-30dB |
公称最大再生時間 | 約35時間(ANCオン)、約54時間(ANCオフ) |
重量 | 約260g |
品番 | A10 |
パッケージ、内容品
パッケージは黒い紙製。以前レビューしたOneOdio MONITOR 60に似たデザインで、「Active Noise Cancelling」と書かれています。
箱を開けると、中にはケースが。
こんな感じで、ケースの中に全てのセット内容が入っています。
内容物一覧です。OneOdio A10本体、USB-C(USB Standard-A to USB Type-C)充電ケーブル、ハードケース、3.5mmオーディオケーブル、飛行機用アダプターが入っています。
ヘッドホン本体
ヘッドホンの内側には、LとRが大きく書かれています。方向を間違えることはなさそうです。
折って収納することができます。
本体ボタン
画像の左がヘッドホン本体の左で、右が右です。
左にUSB Type-Cポートとノイズキャンセリングと外音取り込みを操作するボタンがあり、右に電源ボタン、曲の送る/戻すを操作するボタンが1つづつ、3.5mmイヤホンジャックがついています。内容物一覧で気づいた方もいるかもしれませんが、実はOneOdio A10は、有線接続でも使用可能になっています。
Android端末と接続して使う
他の多くのBluetoothイヤホンと同じように、充電した後ケースのフタを開ければイヤホンがペアリングモードに入ります。接続する機器側でBluetooth設定の画面に行き、OneOdio A10をタップすればペアリングできます。Xiaomi MIX 4では、AACで接続できました。
使ってみた感想――音質、機能など
音質
音質は、価格なりといったところ。1日くらいエイジングしてみましたが、それでも全体的に音の解像度が低く、膜をまとったように聴こえます。特にボーカルがある曲では、ボーカルが一歩引いたような位置から聴こえます。サウンドトラックのような曲ならそれほど違和感は感じません。音の傾向はフラットで、低音が強いとか高音が強いといったことはありません。
アクティブノイズキャンセリングの効きもまぁまぁですね。効いてくれているなとは思いますが、劇的にノイズが減るほどではありません。
有線接続機能
3.5mmの、いわゆるイヤホンジャックで接続できます。便利ではあるのですが、有線接続時でもバッテリーを消費するので、バッテリーが無いと使えないのが痛いところ。ちなみに、有線接続時には、ANCや曲を送るボタンなどは使えません。
充電
OneOdio A10は、10分の充電で2時間使用することができます。ただ、充電をUSB PDに対応した充電器とUSB Type-C to Cケーブルを使ってしようとしても、充電できませんでした。USB Type-Cではあるものの、USB Standard-Aを経由しての充電しかサポートしていないようです。
マルチポイント機能
格安でありながら、マルチポイント機能に対応しています。2台同時に接続することができ、シームレスに再生元の機器を切り替えられます。当然ですが2台同時に再生することはできませんが、この価格でマルチポイントとANCを搭載したBluetoothヘッドホンはほとんど無いのではないでしょうか。
まとめ
もう少し音質に力を入れてくれれば、コスパでは無敵になれていたのでは、と思います。とはいえ、機能面だけ見れば十分コスパは良いです。音質にそれほどこだわらない方であれば、満足できるヘッドホンです。