Googleは3月17日、Androidの次のメジャーバージョンとなる「Android 13」の開発者向けプレビュー版の第2弾(Developer Preview 2)を公開しました。今回もテスト用のシステムイメージです。対象となるのはPixel 6 Pro, Pixel 6, Pixel 5a (5G), Pixel 5, Pixel 4a (5G), Pixel 4a, Pixel 4 XL, Pixel 4です。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Android 12Lの機能も13に含まれる
先日Android 12LのFeature Dropが正式にリリースされました。これは今後数週間ですべてのサポートされたPixelデバイスに配信されます。
Android 12Lには、アプリを即座に分割画面モードにドラッグアンドドロップできる新しいタスクバー、通知シェードとロック画面の新しい大画面レイアウトなどがあります。これらの大画面向けの機能はAndroid 13の基礎となるものとのこと。
Developer Preview 2の新機能
Developer Preview 2では多くの新機能が追加されています。いくつかピックアップします。
通知の許可をリクエスト
Android 13を対象とするアプリは、通知を投稿する前に、ユーザーに通知許可をリクエストする必要があります。
日本語のテキストラッピングの改善
文字ではなく、文節またはフレーズでテキストを折り返せるようになり、読みやすくなります。
テキスト変換API
新しいテキスト変換APIを使うと、例えばこれまでは「ひらがなで音声入力して漢字に変換して検索」だったのが「ひらがなで音声入力して漢字の検索結果」ということができるようになります。
カラーベクターフォント
COLRバージョン1フォントのレンダリングサポートを追加し、システム絵文字をCOLRv1形式に更新します。
今後のリリース予定
今後の予定としては、毎月1回程度Developer Previewが更新され、4月にベータ版、そして2022年7月頃にベータ4、そしてその後に正式リリースといったところです。
今回のイメージを適用できる対象はPixel 6 Pro, Pixel 6, Pixel 5a (5G), Pixel 5, Pixel 4a (5G), Pixel 4a, Pixel 4 XL, Pixel 4です。すでにDeveloper Preview 1を適用している場合は自動的にOTAで届きます。